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○らくだプリントQ&A−2
6)指導者の役目とは?
生徒に寄り添うこと、見守って必要に応じて助言すること。
「教えなくてもできるプリント」ですから、何もすることがないのでは?
ーと思われがちですが、人間一人で継続できるものではありません。
その時々の声を聞き、その子がどうしたいのかを確認することが、
内発的動機を引き出し続けることになります。
「問うこと(インタビュー)」が大切になりますから、
指導者には必然的に‘コーチング’的要素に似た力が求められます。
7)なぜ子ども本人と相談した上でプリントを渡すのか?
「子どもの声を聞くけれど、子どもの言いなりにならない」ことも大切です。
子どもはえてして、安易に流されがちですから、軌道修正も時には必要です。
そのまま受け入れる時もあれば、「こっちの方がいいんじゃない?」
とこちらの要望をしっかり伝えることもあります。
その上で、「自ら選択させる」ことになります。
8)なぜ「自ら選択する」ことを重視するのか?
「自分で決めたプリント」ですから、自分でするというモチベーションが高まります。
また、それ以上に、「自分で決める(選択する)」ということを自分に課すことが当たり前になると、
「自己実現できる」人生に近づくのではないかと思うからです。
今の社会では、「自分で決める」ということをせずに、
「言われたことをするだけ」の子どもが多いのが、
さまざまな問題を引き起こしているのではないでしょうか。
そういった意味で、「自分で決める」トレーニングはとても大切です。
「自分で選択したことに失敗はない(遠回りになるかもしれないが自己実現に近づく)」
ということ(私の体験からの考え)も伝えたいものです。
9)なぜ「拒否することも大事」なのか?
指導者は時折、「できそうもない提案」
「いつもよりちょっと頑張らないとできないような提案」をします。
例えば、「飛ばしてポイントのプリントをやってみよう」とか「夏休みだから1日3枚やろう」とか。
これはやらなければならないのではなく、あくまでも「提案」です。
そして、「拒否されることを前提とした」提案です。
何でも親や教師に言われるまま(強制、押しつけされたまま)に育ち、
「いやだと言ったことがない」子どもではなく、
しっかり自分を主張する時は主張する子どもに育つことは大切だと考えるからです。
また、最初の提案を拒否した後の提案を受け入れた場合、よりモチベーションが上がって、
持ち帰った宿題プリントを「やる」方向に向かいます。
10)なぜ「計算問題」中心なのか?
「自分自身で解き進めていく」ため、というのが第一義ですが、
「計算問題の習熟こそ学力に直結している」
「計算問題ができていく過程で勉強の仕方を身につける」ということでもあります。
自分の学年以上のプリントに進んだ場合、まったく始めての問題を自分でやることになり、
「自分の頭を使う」ことにおいては、文章題を解くよりも難しいことと言えます。
ちなみに、国語教材は「漢字の読み書き」、英語教材は「英作文」と、
「自分自身で解き進めていく」ことに特化されています。
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