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以下、映画のチラシよりー
《人はお金では買えない。しかし人間の傲慢さと欲望の代償として、幼児売買、臓器密売など、罪のない幼い子供たちが安易に金銭取引されている。
タイ在住の新聞記者、南部(江口洋介)は、NGO職員・音羽(宮崎あおい)とフリーカメラマン・与田(妻夫木聡)の協力を得て取材を開始する。
横行するタイの「闇」。しかし、事実を暴き、虐げられる「闇の子供たち」を救おうともがくほどに、残酷な現実がたちはだかるのだった…。》
●NGO職員は、目の前で命を奪われようとされている一人の子供を救おうと叫び行動する。新聞記者は、目の前の子供を助け出せたとしても、「闇」のシステム自体をどうにかしないことには、一人を救えたところですぐにその子の「替わり」の子供が生み出されるだけなので、まずは「世間に事実を知らせる」ことに尽力する…。
この両方の視点が、映画の核となっているように感じます。また、私も若い頃はNGOの視点だったはずですが、今は新聞記者の視点になっている、と感じます。
●お金があったらどうしますかー?
自分の子どもが心臓の病気で半年の命しかないと宣告されました。アメリカでの心臓移植を待っていたら間に合いません。でも、タイで移植するとしたら(闇のコーディネーターの仲介で)、間に合う上に費用もアメリカで移植するのに較べたら驚く程安く上がる(約5000万円)ー。
そのような状況の場合、私だったらどうするだろう?自分の子どもの命が救えるとしたらー。でも自分の子どもに移植されるその心臓は、タイの「生きた」子供の心臓だと知ってしまったら…。
この問いに答えなどありませんね。実際にそのような状況になって、苦しみ抜いた末に答えを出すしかないのでしょう。そんなお金など工面できるはずもないですしー。
でも、お金とは関係なしに、そのような場合自分の方の子供が天寿を全うするまでの間傍にいる、決して関係ない子供を犠牲にすることのない、そのような選択ができる親(人間)でありたい・・・。
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