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【脳に回路ができれば、あとは身体が勝手に動いてくれる】より
《すぐに勉強を始めることのほうが大切なはずなのに「計画を立ててからでないと勉強ができない」と計画を重要視するあまり、いつまで経っても勉強が手につかない負のスパイラルにはまってしまうケースです。
また、まず机の前に座って落ち着いて周りの環境を整えてから、と勉強に入るまでの段取りが長くなってはいませんか?実は、勉強に入るまでの手続きをややこしくしている人が意外に多いのです。
これらも心理的な障壁のひとつです。この心理的障壁に立ち向かうのは、難しいことではありません。思い立った時に、パッと勉強に入ってしまえばいいのです。そして、勉強を始めたら瞬間的に集中する。これが、忙しい現代社会に生きる僕たちにとっての効果的な勉強のしかた、「瞬間集中法」です。これは仕事にも使える方法です》
《大切なのは、ルーティンやインフラなど、ありとあらゆる手を使って「瞬間的に集中する習慣」を身につけることです。脳の中に回路ができてしまえばしめたもの。あとは、身体が勝手に動いてくれます》
●らくだ学習を継続するコツの第一は、「やる時間を決めること」です。
時間を決めずに、その日気が向いた時にやることにしていると、いずれやらなくなってしまうのがオチです。これはまた何に対してでも言えることでしょうから、「自分のやりたいことを続けるためのコツ」と言えるかもしれません。
でも中にはなかなか決めたがらない子どももいます。できなかった時の言い訳を最初から考えているとも言えます。
そんなときは、「とりあえず」決めるように、こちらから提案したりもします。「とりあえず」決めて、一週間様子をみて、難しいようだったら変更すればいいのです。この、「とりあえず決める」クセをつけておくことも、長い人生を考えると、大切なことと考えています。
今の子は、「自分で決める」ことをしないできたために、大きくなってもそれができない、しようとしない子が育っているとも感じるからです。
●また、時間を決めることによって、私たち指導者が子どもへの援助をしやすくなります。
なかなか家でプリントができない子には、「じゃあ、6時にやると決めて、やり終わったら先生に電話することにしようか。もしも電話が来なかったら、先生から『やったかい?』って電話するけどいい?」と確認して約束をすることができます。
おもしろいもので、そのような約束をするだけで、できるようになったりします。
「やると決めた時間になったらあれこれ考えずにプリントを出してやり始める」、これができるかできないかが大きな分かれ目です。「決めた時間にする」ために「時間を決める」のですから。
●プリントをする際には、まず日付と名前を書くことをします。
これはある意味、「身体が動くためのルーティン」と言えますね。「準備」です。準備をしたら、ストップウォッチを押してするだけです。
メジャーリーグのイチロー選手が、バッターボックスに入る前や入った後に、毎回同じ動作を繰り返していますが、彼にとってはこの「ルーティン」が、リラックスして自分の力を出し切るために大切な「準備」なのでしょうね。
学習も、自分の力を出し切るためにはリラックスすることが大切ですから、「ルーティン」も大事でしょうね。
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