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らくだ教材を導入した児童養護施設では、その‘効果’は多大なものがあったとのことです。どんな変化が表れたか、私が聞いた中から感じたことを記してみます。
1)らくだを生活の一部に組み入れることによる変化
らくだは当初、園長先生が園でも一番勉強面で遅れているような子どもを相手に、園長室で一対一で対応するところから始めたそうです。
その子が楽しげに?プリントを続けているので、「私もやりたい」という子どもたち自身の声が一人、また一人‥と増えていきました。
そうこうするうちに、園の子どもたちのほぼ全員が、「学校から帰ったら真っ先に園の‘らくだコーナー’へ行き、自分のやるべきプリントをやってから自室へ戻って自由な時間を過ごす、というまさに理想的な学習状況になっていきました。
現在らくだを園にはらくだを指導するスタッフが、園長先生の他に4〜5人いらっしゃいます。
らくだが子どもたちに定着して以来、「館内放送」をしなくなったのだそうです。それはどういうことかというと、「○○をするから集まりなさい」などと放送しなくても、子どもたちは自分たちがやるべきことは時間になったらやる、という生活習慣になっていったからでした。
「らくだ学習」という一本の幹が生活に定着すると、他のあらゆる面に波及していくいい例だと私は感じましたが、それにしてもここまでの変化には驚きでした。指導員の方々も、「気がついたら(うるさい?)館内放送が減って、落ち着いた雰囲気の園になっていった」と話されていました。
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