さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

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 しばらく茂木さんの「脳を活かす勉強法」のご紹介をしてきました。茂木さんは脳科学者ですので、「脳にとってどうなのか?」という一点において考察を続けられたわけです。外的要因を抜きにして「脳を活かす」ことを考えると、現在の教育の方向性とは異なるところが見えてくると私は感じました。

 その人それぞれの能力を最大限に引き出すことと、目先の進学にのみとらわれて勉強を強要することとは違う、ということがわかると思うのですがー。

 さて今回は、茂木さんの別の著書を少しばかり紹介したいと思います。私はどちらも甲乙つけがたくおもしろく読めました。


 『すべては音楽から生まれるー脳とシューベルト』(茂木健一郎・PHP新書)

【序】より

《音楽の体験を積み重ねることこそが、生きることの充実につながる。音楽的なるものは、音の芸術だけにかかわるのではなく、より広く、「生命の躍動」の色艶を増し、力強さに拍車をかけることにつながるのである。

 内なるシンフォニーの響きを高める上で、生の演奏を聴くことほど大切なことはない。習練を積んだ演奏家たちの心尽くしに、私たちの生が感銘を受け、動き出す。会場を出る聴衆の上気した表情には、人の心の中の最も美しいものが顕れている。

 音楽の本質を理解することは、生命なるものの芯を見据えることと同じである。本書では、シューベルトをはじめとする音楽家の作品に向き合うことを通して、音楽について考えた。シューベルトの名曲のように、音楽の本質を考える作業は常に「未完成」に終わる運命にある。たとえ完結しなくても、少しでも美しい響きに近づいてくれれば良い。そう思って日々を過ごせば、人生はしみじみとした喜びに満ちている。出会った音楽に感謝したくなる。》


●「生の演奏」、私もこれほど欲するものはない、と言えるかもしれません。
 私は1995年から約10年間東京で暮らしていましたが、当時はアルバイト代をほとんど音楽の演奏会に費やしていたと言っても過言ではないでしょう。

 当時はバブルの時期で世界各地の音楽の演奏家が来日し、東京を中心に日本の各地で演奏会を行っていました。私は特に好きになった打楽器を中心に、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、バリのジェゴグから南米のフォルクローレからロマ(ジプシー)…と、思い出せばキリがないほどの生の音楽に耳を傾けました。

 また、そのような‘民族系’?が中心でしたが、洋邦問わずロックやフォークの好きなミュージシャンのコンサートにも行ってました。特に印象に残っているのが、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスン、ポール・マッカートニーと、3年連続で立て続けにそれぞれのコンサートに行ったことです。言わずとしれた元ビートルズのメンバーですね。

 当時の手帳のスケジュール表は、それこそ毎日が演奏会(や映画)で埋まっていました。その後、特に衝撃を受けたジンベドラムを学ぶことにもつながっていくわけですがー。

 当時はバブル期でアルバイト代がよかったとはいっても、これだけ生の音楽を聴くことに費やすと、削らざるを得ないのはCDなどを購入することです。私は当時、「どちらを選ぶか」を自分に問うたものです。何度も聞き返すことができるCDを買うか、一度きりの生演奏を選ぶかー。

 そして私はとにかく生の演奏会に出向き、その場で起こることすべてを自分の身に刻んでおこうと思いました。形にはならないけれど、きっと何かが残るのではないかーと信じて。

 生の音楽を聴くということは、自分以外の誰かといっしょにその場を共有するということでもあります。今思うと、私はその楽しさ、雰囲気を味わいたいという気持ちも強くあったのでしょう。始まると一瞬で過ぎ去ってしまうそのような場は、人間の根源的な何かを喜ばせ、至高の状態にさせてくれるものなのだと私は今なら言葉にできるかもしれません。

 そういった意味で、茂木さんの音楽に対しての数々の言葉に出会えて、私は「これだ〜」とうれしさを超えて興奮状態になりました…。

 今は稼ぐお金のほとんどを子育てに費やさなければならない時期だと割り切っていますが、行ける範囲でなるべく家族で生の音楽を体験する機会を作りたいと思っています。もっとお金があれば・・・もちろんどんどんいろんな音楽を聴きに家族を連れ回していることでしょう。

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