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筑紫哲也さんの追悼番組が放送されました。
私は録画していたものを昨日観たのですが、さすがに泣けてしょうがありませんでした。
あんな魅力的なジャーナリストでありテレビキャスターである方は、他にいませんから…。
自分が表に出ることを極力拒み、人から話を引き出すことに徹する姿勢、
そのこだわりは「基本的にシャイな」性格からきているのだと思いますが−。
「治ったと思わせておいて転移を繰り返すたちの悪いガン」だと筑紫さん本人は語り、
しかし最後まで諦めずガンと「闘った」末にお亡くなりになったことがわかりました。
筑紫さんが表舞台からいなくなった時期を見計らったように?
久米宏さんがテレビに、それもTBSの‘ニュース23’の前の時間帯の番組で復帰されました。
それには姜尚中(カンサンジュン)さんがゲストコメンテーターとして出演されているので、
私は姜さんが世の中の出来事にどんなコメントを発するか聞きたいので観てしまいます。
彼の謙虚な姿勢は筑紫さんに通じるものかもしれないと、今感じましたがー。
久米さんは最後に筑紫さんへの思いを語りました。
‘ニュースステーション’終了の際には、‘ニュース23’の中で、
久米さんと‘ニュースステーション’が果たした役割を筑紫さんは語っており、それも放送されました。
それも踏まえて久米さんは、
「筑紫さんももしかしたら同じ考えだったかもしれないと思いますが、
ニュースステーションをまるで引き継ぐようにニュース23が始まっていたので、
二人でタッグを組んでいたように私はずっと感じていました」とおっしゃられました。
「ライバル」というのではなく、「タッグを組んでいた」
…なるほどなぁ、と思いましたし、
二人で何とか権力の見張り番をしようと切磋琢磨していた時代があったように私も振り返って思いました。
そして追悼番組の最後に、井上陽水が歌った「最後のニュース」。
これをあらためて聴いて驚きました。
まるで筑紫さんを送り出すために作ったような内容、詞じゃないですか!
「今あなたに Good-Night、ただあなたに Good-By 」
‘ニュース23’が生まれた時のテーマ曲が、筑紫さんを送り出す歌だったとは・・・。
もちろん井上陽水自身はそんなことを考えもせずに作ったのでしょうが、
本人も歌いながら驚いていたようにも感じます。
彼は時おり声を詰まらせていたのではないでしょうか。
「Good-Night」「Good-By」のところでー。
サングラスの奥の目が光っていたように思ったのは私だけでしょうか・・・。
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