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最近、札幌に脳科学者の茂木健一郎さんが講演にいらしたそうですね。
彼が言っていることは断片的にしか読んだことがないのですが、こと教育に関することがらは頷ける点が多く、私がやっていることと通じることが多々あるなと感じています。
3月10日付の北海道新聞に、「喜び掘り下げ自主学習」というタイトルの茂木さんのインタビュー記事が載っていました。その中からコメントを加えてみたいと思います。
《まずは文系・理系という言葉を死語にしてほしい。大学の四年間で人生が決まるなんてことはない》
ー同感。高校の段階で、「文系・理系」に分けてしまうことは、可能性にフタをしてしまうことに過ぎないのではないでしょうか。
かく言う私も、高校時代に部活に熱中し過ぎたからか、高校受験のための勉強への反動か、ほとんど勉強をしなくなったので、必然的に数学ができなくなり、「自分は理系に向かない」と勝手に決め込んで、「ラクな」文系に進むことに何の躊躇もありませんでした。
でもらくだに出合って小学生から算数を学び直してみると、これがおもしろい!誰でもそれぞれのペースで学んでいけばある程度まではできてしまうこともあらためて実感しました。
本当に才能のある人は、茂木さんもそうですが、「文系・理系」なんていう概念など頭にないですよね。数学者はいいエッセイを書くというし、読みやすい文章を書くためには論理的に書かなければいけないわけですし。
映画監督の北野武さんは、「映画を撮るためには頭をフル回転させて構成を考えたりしなければいけないので、算数数学の素養がないとできない。算数の勉強は大事」というようなことを述べていたことが印象に残っています。
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