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おととい、中山峠を越えた町に暮らすM君からメールがありました。彼は今、家族とともに田舎暮らしを楽しんでいますが、一時期、仲間とともに3人のユニットで、全道はおろか全国各地で楽しいひとときを提供して回ったミュージシャンでもあります。
それによると、彼の地元のタイコ仲間がタイコを欲しがっているらしく、私のものでわけてあげられるものがもしもあればーとのことでした。
私のところにはジンベが14〜5台ありますが、私と連れ合いのものの他は、イベント等で子どもたちに叩いてもらおうと思っているものです。
3台程は皮が破れたままで張り替えなければ使えないものでしたが、「彼なら新たに皮を張って使ってくれるのでは?」と思い、そのタイコであれば譲れるよーと連絡しました。
すると彼はそれでオッケーとのことでしたので、譲ることになりました。胴が一部欠けているタイコもありましたが、「木工職人がいるので大丈夫」とのことで、「さすが田舎暮らしはスゴイ」と思いました。小さいのと大きいのの2台を譲ることになりました。
彼はたまたま日曜日に家族で札幌に来る予定があるとのことで、私も中心部に行く用事があって、タイミングよく札幌駅前のビルで落ち合うことができることになり、その流れのよさに驚きました。
彼にはウチと同じく4歳のボンズがいるので、仲良くなったらおもしろいとも思っていましたが、出会ったその場で馴染んだようで、気がつくと二人楽しげに走り回っていました。
私は印刷作業をしていたので、10分程しか話す時間はありませんでしたが、子どもたちも仲良くなったことだし、近いうちに空気のいい彼の町に遊びに行くことになりそうです。
タイコの皮が破れたままで部屋のインテリアになってしまっているものは、日本中世界中いっぱいあることでしょう。皮を張り替えればいいだけの話ですが、費用や手間がバカになりませんから、それっきりになっているケースがものすごく多いはずです。
ウチのタイコも新たな生命を吹き込まれてとてもうれしくありがたく思いましたが、そのように眠っているタイコたちに新たな生命を吹き込む作業をしていってもいいかなと彼は思ってくれたようなので、それが実現できていったら私としてもうれしいです。
タイコの木も皮も、どちらも一つの命をいただいて作られた、大事な大事なものですからー。
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