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《人の生き方は無数にある。しかし、親や教師はそんなことを教えてくれない。
頭の固い教師があなたに望む生き方は、高校か大学を出てつぶれそうもない堅い会社に
就職し、その後数十年を満員電車で通勤し毎日同じ時間に同じ場所へ行き、同じ様な人間
関係の中で過ごし、20代か30代で結婚し子どもを作り保険に加入し持ち家を30年ロ
ーンで取得したのち延々と似たような日々を過ごし、定年退職を迎えて少しの余生を送っ
た後、老人ホームで死ぬ。要約すると、こういうことではないだろうか。
が、それ以外の生き方は無数にある。どうなったって、
楽しく生きていく方法は「普通」「常識的」とされる生き方の何万倍もあるのだ。
将来の不安に耐えきれず、「今」を犠牲にするなんて馬鹿らしい。
将来への不安は、最悪のケースを想定し、そこを逃げ場にしておけばかなり薄れるだろう》
(以下飯田)
雨宮さんは滝川出身で、東京に出て行ってから、「それ以外の生き方は無数にある」こ
とを知ることができたようです。
私は道内3カ所で育ちましたが、滝川の近くの芦別に小6から中2まで住んでいました。
そしてやっぱり、東京に出て行ってから、「それ以外の生き方は無数にある」ことを知っ
ていきました。
もちろん、東京に出ていく時点で「最悪のケース」を想定していきました。そして東京
での生活は、「最高に楽しかった」。バブル経済の‘いい時代’?だったと言えるのでしょう
か。
【すごい生き方の人】
《「酒を10年間断っても再飲酒する人がゴマンといる。だから過去の失敗談を何度もさ
らけ出すことは、『俺も再飲酒しないように』といういましめでもあるんです」
月乃さんは最後にゆっくりと、噛みしめるように言った。
「俺にとっては、アルコール依存症になったことが立ち直るきっかけでした。人によって、
一体何がきっかけになるかわかりません。でも最悪だと思っていたことが、逆に回復のき
っかけに結びつく可能性だってある。それだけは言えます」
【生きづらさから逃れるための10箇条】
○逃げる
○我慢しない
○常識を捨てる
○自分を責めない。自分が生きづらいのを社会などのせいにする。
○公的、民間の機関で使えるシステム(たとえば駆け込み寺や電話相談など)を有効利用する。
○日頃から情報収集をしておく(逃げ場所や、的確な対処法など)。
○同じ気持ちの仲間を探す。
○家族と離れる。
○病院に行く、カウンセリングを受ける。
○自分勝手になる。
【おわりに】
《“若い時期は楽しい”だとか“青春は輝いている”だとか、そういうのは全部、幻想なのだ。
若い時期は楽しいはずだ、楽しむべきだ、なんてのもきっとどこかの企業が若年層の消費
活動を促進させるためにでっち上げた嘘だろう。そんなものは青春映画の中にしか存在し
ない。汗と涙のさわやかな青春なんてありえない》
(以下飯田)
私も常々そう感じています。思えば若い時期は自分で自分の理想にがんじがらめになっ
て悩み苦しんでいたように感じます。それが年を重ね視野が広がっていくにつれ、楽にな
ってきました。
視野が広がると、こだわりを捨てられる。こだわりを捨てられると楽になる…。
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