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●ウチに帰ってビッグイシューをばさっと置いていたところ、連れ合いはその一番上に置
いてあった号をたまたま読んで、「算数の記事でおもしろいのがあったよ。知ってる?」
と言いました。
それは、「ハッピーというのは前進するとき心に湧き上がる勇気ー『ハッピーになれる
算数』(理論社・1200円+税)の著者、新井紀子さんに聞く」という記事でした。
●「数学は公平なコミュニケーションができる訓練のひとつ」、数学を好きになって冷静
でハッピーな大人になる方法を指南するー
と書かれてあった記事を読んでみると、私が日頃感じていたのと同じようなことが書か
れていました。
新井さんは、今「数学者」ですが、もとは数学嫌いだったと言いますからびっくりです。
新井さんの言葉の後に、私自身の仕事との関連からコメントを添えてみたいと思います。
《社会や英語と違って、数学は覚えることはほとんどなく、一つ仕組みがつかめれば何
でも同じように解ける。あたり前のことをバカにせず、省略せず、順番に書く練習をでき
るかどうかが数学的な能力を左右する。数学的センスがあるかどうかが大事というのは迷
信だと新井さんは言い切る》
ー私の教室で使っているらくだ教材は、一枚のプリントには一つの要素しか入っていませ
ん(例えば+1なら+1だけ)。つまり一つの仕組みをひたすら繰り返し練習するように
作られています。誰でもできるようになるための「仕組み」だったんだとあらためて感じ
ました。
《大切なのは仕組みを理解すること。人生においても、物事の仕組みを知っていれば情
報や評判に躍らされず、自分にとって一番ハッピーな選択ができるようになります。
周りに合わせていれば何とかなると思っていても、ある日突然、みんなとは違う不幸
が自分だけに訪れるかもしれない。
そんなときも問題の大きさに呑まれないように、問題が大きければ小さく分解して、
自分の力で一つずつ解決していく習慣をつけておくことです》
ーらくだは「自分で自分の課題を発見し、それを解決する力を身につける」ことを、長期
的視野で見ていくコンセプトのもとにつくり出されていますから、それぞれの人がそれぞ
れに“ハッピーになるためのツール”と私は考えています。
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