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4月20日(日)、満席となったシンポジウムに参加してきました。感じたことをアットランダムに書き記しておきたいと思います。
●チケットがないー
一週間程前に参加申し込みをしたところ、すでに定員300名分のチケットは予約済みということに驚きました。このような催しが人でいっぱいになるなんて、私は全然予想していなかったからです。
当日券は販売しないということでしたので、一度は諦めましたが、その後主催者の方から、キャンセルで戻ってきた分のチケットを譲り受けることができたので、無事参加することができました。感謝です。
●会場は人でいっぱいー
私は開会の挨拶をしている時に入ったのですが、会場の大会議室は人でいっぱい、身動き取るのも大変なくらいでした。おまけに当日は例年にない暖かい日だったので、会場の中も暑くTシャツ一枚でも汗が出るくらいでした。
そんな中、午後1時から終わりの6時半過ぎまでの長丁場のシンポジウムでしたが、私にとって飽きることのない、有意義な時間だっとと感じます。
●何といっても雨宮さんー
会場はわりと年配の方が多く、『週間金曜日』とその読者会の主催なのでさもありなんということなのでしょうか。それにしても人が多く、また私の年代(45歳)やそれ以下の方々もある程度来ていたのは、雨宮処凛さん(『週間金曜日』編集委員、作家)がメインゲスト?だったからに他ならないでしょう。一部も二部も参加するのは彼女だけですし。
●‘老人力’の加藤多一さん‥?
前半の時間が押してしまい、後半の各パネリストのみなさんのトークの時間が減ってしまったのが残念でしたが、それでもそれぞれの方の立場と個性を生かした発言は、とても興味深くまた参考になるものが多くありました。
中でも、加藤多一さん(童話作家)の独特のしゃべりと発言は、大いに場を盛り上げてくださいました。
司会者の質問を無視して?、「“インディーズ”系メーデーと言われても“インディーズ”っていったい何ですか?“独立”の意味なら“独立”でいいじゃないですか」「今日は雨宮さんに会いたいと思って来たので聞きたいんですが、あなたはいろいろ危険なところへ出かけたりしてますね。いったいあなたのどこにそのような力があるのか不思議に思っています。その帽子や髪の毛(金髪で長い)からですか?」とおとぼけ気味の問いを投げかけていましたが、それらの問いは会場の多くの方が聞きたかったことであり、加藤さんは場の雰囲気を察知して代弁してくれたと私は感じました。それはあの場では加藤さんしかできないことだったのではとも思います。
●雨宮さんは、真摯に聴く姿勢がどこの団体のどんな人からでも受け入れられたー
加藤さんの問いに応えた雨宮さんも印象的でした。
右翼団体に行こうとも、北朝鮮に行こうとも、イラクに行こうとも、彼女は自分の感じたことを率直に話し、また、出会う人それぞれの方の話を真剣に受け止めて聴いてきたのだそうです。
そのような中で、嫌な思いをしたことは一度も無いということでした。それは、参加していた右翼団体を抜けるときにもそうだったとのことで、「違うな」と思ったことを率直に団体の方に話したらわかってくれたというのですから…。
人を先入観で見ないで、「対等に」感じたことを話し合う大切さというのを、彼女の発言から改めて感じました。
もしかしたら、彼女のその性格が小さい頃には周囲に人に受け止められず、家にも居場所がなく、ひどいいじめを受けるようになったら要因かもしれませんが、それらを乗り越えた今、とても大きな彼女の「武器」となった、と言えるように私は感じてなりません。
それこそが今の彼女を作家として支え活躍させる大きな力なのであり、希有な才能だと感じるからです。
「小さい頃の劣等感をいかに今に生かすか」、これは誰にとっても乗り越えるべき大きなことがらなのかもしれません。
「真剣に何かをやっている人は排除されない」、との雨宮さんの言葉がとても印象に残っています。
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