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【ゆとり教育は世界に通用する教育】
《ゆとり教育は、基本的に折り合う教育だ。「共生の教育」と言ってもいい。それまでの教育には、折り合うなどという発想はない。自分だけが頑張り、他人を突き落としてでも上に上がるという教育だった。
だから、ゆとり教育を批判する人たちは、どうして隣りの奴を蹴落とさないのだと怒る。誰も蹴落とさない教育では発展はないという。でも、そうした時代はとっくに終わっている。
逆に、日本の社会を他人を蹴落とさない社会にできれば、世界のモデルになれていたかもしれない》
《資源小国である日本の「分」と、資源大国であるアメリカの「分」は違う。しかも、アメリカは覇権国である。それなのにアメリカと同じことをやろうと思ったら無理がある。
今後、資源のない国は協調性を持っていかなければならない。それには日本国内でお互いねたみ合ったり、憎み合ったりしないで、世界から人材、知恵、資本を受け入れ、国際協調主義でやっていくべきだろう》
【まずは隣りの韓国と共生していくべき】
《日本の場合、中国とはいきなりは難しい。国の規模も違えば社会体制も違う。そうなると、過去の歴史問題はあるにしても、それを乗り越え日本と韓国が一つの強固なブロックを作っていく未来は、十分あり得るのではないか。
そういうことを言うと賛成してくれる韓国人にたくさん出会った。日本と韓国がブロックを作ることが目的なわけではない。あくまで手段でありプロセスだ。最終的な目的は世界中が平和になることである。たとえば、EU内で国同士が戦争することはもはや考えられない。そういうブロックが少しずつ広がっていけば、戦争は起こらなくなるだろう》
●「最終的な目的は世界中が平和になることである」ー
上記の言葉が寺脇さんから出て来て、なぜ私が寺脇さんの考えにこれほど共鳴できるかの一端がわかったような気がしました。私も若い頃、世界が平和になるためにはどうしたらいいか思い悩んできたからです。
らくだメソッドの開発者である平井雷太さんも、世界が平和になることを念頭に置いて教育活動を続けてきた人だと感じました。
他人との競争をしないらくだのシステムは、平和につながるものだと感じたからこそ、自分のライフワークの中にらくだを導入することを決めたのです。
根底にそのような考えのある方々ですから、その言葉や行動に、私が共感するのももっともなこと、なのかもしれません。
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