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先週土曜日は友人に誘われて、札幌から車で一時間ほどのところの余市に4歳の息子を連れて行ってきました。
息子はアレルギーで喘息発作をよく起こし、保育園はここ半年程ずっと「お昼帰り」でした。保育園ではご承知のように、‘お昼寝’があります。昼食後布団を敷くと、どうしてもそのホコリが部屋に舞ってしまい、息子はそれが誘因となりゴホゴホしはじめ、夜も満足に眠れないほど悪化することを繰り返していたため、思いきって「お昼帰り」にしていたのです。
大体朝は連れ合いが送り、お昼に私が迎えに行くのですが、ウチにいるとどうしてもテレビやビデオ三昧になってしまうので、なるべく夕方教室の生徒が来るまでは、近場の公園に連れていくことにしています。
わりと大きめの公園に行くと、同じ年頃の子どもも遊んでいるので、いっしょになって遊ぶことができます。その様子を見ていると、子どものエネルギーはスゴイものだと感心します。2〜3時間ほとんど駆け回っているんですから。最近は暑くなってきたので、水遊びのできる公園へ行ってははしゃぎ回っています。
公園へ行って初めて会う子どもたちとすぐに仲良くなって遊ぶ息子を見ていると、安心できます。やっぱり子どもは子どもの中でダンゴになって遊ぶのが一番だと思うからです。ただ、一つだけ残念に思うのは、遊ぶ場所はいつも「作られた公園」であること。
もっと本来の自然に囲まれた中で遊べるとどんなにいいだろうと思います。私は道北の北見枝幸で子ども時代を過ごしました。野山を駆け回り、海や川で遊び、魚を捕ったりザリガニを捕ったり。また冬は冬で吹雪の中や流氷に乗って遊んだり‥そんな日々の思い出は、確実に今の私を支えてくれていると感じます。
でも今、札幌郊外で暮らす私の子どもにそんな毎日を体験させたいと思っても、それは無理な話です。だからせめて、夏場には母親の暮らすニセコや祖母の暮らす帯広に連れて行ったり、そこまで遠くはなくてもなるべく自然の中で遊ばせたいと思っていました。
ただ、私たち親の仕事は、なかなかゆっくりとした休みを取るのが難しいのも事実です。「貧乏暇なし」とはよく言ったものです。イベント的にたまに子どもをどこかへ連れ出すよりも、毎日触れ合う機会をちょっとずつでも作る方が大事、とも聞いたことがあり、それだったら私はほとんど毎日子どもと触れ合う機会があるので、それでいいのかなと思ったりもしていますがー。
そんな折り、余市に住む友人が、子どもたちを自然の中でめいいっぱい遊ばせることを目的にした集まりをすると聞きました。ちょうどその日の午後は私も予定が空いていたので、お昼に保育園から子どもを連れ帰ってからすぐに出かけて行きました。
そこは「ふれあい農場」になっており、サクランボ、ブルーベリー、木いちごなども摘むことができました。子どもたちは広い家の1階と2階を行き来して遊び、外に出て草木の中を駆け回って遊び、あっという間に夕方になっていました。
自然のまんまの場所では、幼児にとって危険もあるでしょうが、ある程度人の手が入ったこのような場所だと安全だとわかっているので、結構野放しにして遊ばせておけます。立派な遊具よりその方がずっと子どもたちの感性を養い、本能を蘇らせてくれるのではないかと感じます。
私たちの今の暮らしを考えると、あまり欲張ってもいられません。また、子どもは必ずしも自然の中にいなくても、その与えられた環境の中で、それぞれの能力や個性を伸ばしていくものだとも思います。でもこのようなちょうどいい距離でいい場所と人に巡り会えたのだから、都合のつく限りここに連れて来て遊ばせたいなと思いました。
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