さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

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●その日のうちに即手術ー

 昨日の午前、再びレントゲンを撮って医師が診断したところ、足の指の関節の骨がこの前より少し悪化した状態になっていたので、その日の午後即手術をすることになったーとの連絡が連れ合いからありました。
 この5日間の入院で、腫れと足の痛みはしだいに治まってきていたので、手術しなくてもよくなるかと思っていたところなので、「手術決定」、それもその日のうちにすると聞いて面食らいました。

 でも、入院してみてこの病院は悪いところではない?という感じがしてきていたこと、医師や看護婦の処方で確かに回復してきており、息子自体の、「足を除いた」状態も悪くないこと(基本的に元気なこと)などがあったので、「医師の手術に全面的にお任せする」という気になっていました。

 息子にとってつらかったのは、食事を盗れなかったことです。朝食後、手術を終えるまで、水を少し取る以外できません。これは、手術中に吐いたりしたら危険なので、胃の中のものを消化しておく必要があるからです。

 私が病室を訪れた午後2時過ぎ、息子は「泣きつかれて」寝ていました。「お腹すいた〜」と泣きわめき続けていたそうです。それはそうです、食べることが何より好きな息子が半日も食べられないなんて、半狂乱状態?になって当然でしょう。泣きつかれて2時間も寝ていました…。

 目を覚ましたのが3時前、私の顔を見るとまた、「ハラへった〜」と再び泣き叫びました。いくらなだめすかしても落ち着くものではありません。そうこうするうちに、手術前の血圧検査などをしに看護婦さんが来ました。手術が近いと感じて、さらに暴れる息子。そして、いよいよ2階の手術室へ行くという段階になると、「切るのいやだ〜」と泣いて暴れて抵抗します。

 私は、「泣くな」とも「暴れるな」とも言えません。言う気もありません。5歳の子どもなんだから泣いて暴れて当然です。心の中で、「病院内に響き渡るくらい大きな声で泣き叫んでいいぞ」と思っていました。用意した車椅子に乗るはずもありませんから、私がただ、抵抗する息子を抱っこして手術室まで連れて行くだけのことです。「ごめんな〜」と思いながら。

 手術室の中までは入ることができません。部屋の外扉を入ると、手術室の中から執刀医をはじめとした手術着に身を包んだ方々がどど〜っと7〜8人やってきたのでちょっと驚きました。
「この病院のどこにこんな多くの手術スタッフがいたのだろう」という思いと、「本当に手術なんだ、こんなにたくさんでやってくれるんだから」という思いで、なんとなく安心はしました。以前行った手術のときは、確か医師と麻酔医と他に1人か2人の看護士がいた程度だったので。

 それにしても別れ際?はつらかった。私の腕からスタッフの腕へ息子を抱き渡しましたが、私に対して抵抗していた息子が、「とぉた〜ん、来て〜」と必死になって振り返って私を見るんですから。以前の手術の際は麻酔で眠りに落ちるまで隣りにいることができましたが、今回はそうはいきませんでした。手術着に包まれた身知らぬ人たちに囲まれて、恐怖感でいっぱいだったことは想像に難くありません。でも、病院を信頼して待つしかありませんでした。
 ほんの30分程で終わるとのことなので、手術としては大したことのないものなのでしょうがー。

●手術は無事終わるー

 私がらくだの生徒対応を終えて再び病院に行ったとき、息子は病室のベッドで横になっていました。麻酔から目が覚め、病室に運ばれてきたときに再び大暴れ大騒ぎしたとのことで、声がかすれていました。訪れた看護婦さんから、「端っこの看護婦詰め所まで聞こえてきたよ〜」と言われていたくらいです。

 まだ食事を取れていなかったので、再び「ハラへった〜」が始まりました。ほどなく看護婦さんが来て、検査をして点滴を外し、「最初に水を少しずつ飲んで、具合が悪くならなかったら夕食を食べていいよ」となったので、その後無事半日ぶりの食事にありつけました。よかったよかった。

 医師から説明を受けた連れ合いの話では、「切開してみると、思ったほど状態はひどくなく、最小限切除したので、これから快方に向かっていくでしょう」言われたとのことでした。本当に、ホッと一息です。息子と病院を信頼してよかったと思いました。息子には、本当によくがんばったなぁ…としか言葉が出ません。もっとも息子は、とにかく食事にありつけたのが何よりのことでしたが。

●術後も痛まずー

 今日、術後の経過を連れ合いから聞くと、昨晩は痛がって起きることもなく、今朝も特に痛がらないということなので、驚きました。術後は痛むに違いないと思っていたからです。医師の腕もよかったのでしょうが、毎日処方しているホメオパシーの効果によるものもあるのではないかと、連れ合いは言ってました。

 息子はもう元気いっぱいで、包帯を巻いた足を動かすので、足を冷却するために巻いている機器が外れてしょっちゅう私たちが直さなければなりません。それはまだいいとして、点滴の針が抜けたりしないかと心配するほどです。

 最近の点滴の針はよくできたもので、「柔らかい」のだそうです。だから、多少針を刺した手を動かそうと、危険はありませんとのことですが。

 入院当初は朝と午後その都度針を刺し、その度に泣く息子でしたが、今は朝刺したらそのままキープするように処置をして、午後は針を刺さないで点滴できるようにしているので、泣く回数、いや、痛む回数が減ってよかったです。

●入院生活ー

 ここは小児病院ではなく、整形外科なので、すべって転んで骨折したようなお年寄りが多く入院していますが、入院2日目に、スキーで足を折ったという小1の女の子が同じ病室に来ました。看護婦さんが子ども同士でいられるように配慮してくれたのでしょう。二人はすぐに仲良しになり、話をしたり遊んだりできてラッキーでした。

 女の子は車椅子に乗って息子のベッドまで来て、いっしょにトランプをしたりもしています。このような子がいなかったら、日中いくら私たちが付き添っていても退屈して大変だったことでしょう。テレビを観て過ごさざるを得ない時がどうしても多くなる入院生活ですが、そんな時間が大幅に経ることにもなりました。

 早朝の仕事がある私はどうしても夜付き添うわけにいかず、また病室は他に女性(お年寄りですが)がいるので、基本的に夜の付き添いは男性ができないことになっているそうです。そのようなわけで、夜は連れ合いが付き添い、日中も私は生徒対応をしないわけにいきませんから、連れ合いが仕事を休んで付き添っています。私は日中空いている時間に連れ合いと交代していますが。

 病院の簡易ベッドで寝るのは大変なので、家から布団を持ち込んではいますが、固い床、暖房が効きすぎる病室では熟睡できず大変そうです。明日は私の仕事が休みなので、日中ずっと交代する予定でいます。

 ここの病院で驚いたのは食事です。オトは小麦、牛乳、卵などにアレルギーがあるので、特別に作ってもらう必要もあるのですが、毎回の食事は基本的に和食で、とてもいい感じなのです。味付けや量も豊富です。もっとも、お年寄りがいるから和の食事が多いのかもしれませんし、お年寄り以外にはもしかしたら好まれないのかもしれませんが、我が家はいつも同じような食事ですので抵抗感がないどころか、ありがたいかぎりです。

 昨日の昼は「海鮮丼」が出て喜んで食べたと言いますし、今日のお昼は通常メニューがエビピラフとコーンクリームシチュー、それにコーヒーゼリーのところを、息子には豚しゃぶ梅ソースに水菜のおひたし、里芋他野菜の煮物、もずくのみそ汁、それにリンゴ半分がつきましたから、息子の食事の方がよかったのではと思えたほどです。

 入院生活が長引きそうな息子に、ちょっとしたゲームを買ってあげたり、好きな絵本をたくさん借りてきたりしていますので、これでなんとかあと3〜4日、保たせられそうです。3〜4日経過をみて、退院となるかもしれない、とのことでしたので。

 12日に行く予定でいた息子の大好きな「トミカ博」の最終日18日に、なんとか間に合えばいいのですがー。おんぶしてでも連れて行ってあげたいです。それにしても、今回のことを通じて、息子の「適応力」の強さに感心しました。親が感知しないところで、子どもは力を育んでいたのでしょうね。

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