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最近ウチのボンズの関心の矛先が、車・電車から仮面ライダーなどのヒーローものに変わってきました。日曜日の朝のテレビシリーズを観るようになり、夢中になってきています。私は日曜の朝も大抵仕事が入っているので、一緒に観ることはなかったんですが、先日初めて「仮面ライダーディケイド」を一緒に観る機会がありました。
仮面ライダー(らしき人?)が一人ではなくいっぱい出てきたり、女性のライダーが出てきたり、特撮というかコンピューターグラフィック(CG)を多様していたりで、なんだか話の展開についていけず(あまり真剣に観る気もなく)、これのどこがおもしろいんだろう、とそのときは思いました。
もともと仮面ライダーは私の小さい頃流行った時に私も夢中になりました。でも田舎の町では放送するチャンネルがなく、もっぱら雑誌で楽しんだり、ポテトスナックを買っては「仮面ライダーカード」を集めていました。
私にとって仮面ライダーといえば、1号2号、V3(ブイスリー)、せいぜいアマゾン、といったところですから、「アナログ」なイメージ(スタントマンが体を張っての演技?)で止まっています。しかし、今の仮面ライダーは違っていました。
CGを駆使し、合体と変身を繰り返し、仮面ライダーがどんどんパワーアップするのです。そして驚いたのが、ライダーといえば「バイク」だったのが、新幹線を進化させたような「電ライナー」が時空を超えて走り、その操縦席自体がバイクになっているのですから、これには驚きました。電車好きのボンズにとって、さらに「たまらない」映像となっているのでしょう。
●5月1日は「映画の日」だったので、保育園を休んでその日から公開された劇場版「仮面ライダー超電王」を二人で観に行きました。ボンズにとってのゴールデンウイーク最高のお楽しみとして。
一人で会場に座らせているわけにもいきませんから、私も観ることになります。テレビを見ていた限り、大人も楽しめるようなものかどうか疑わしかったのですが、どうせ観るなら真剣に観ようと思って観たところ‥十分に楽しめました。
大人も楽しめるためには、ある程度のストーリー展開が必要となってきますが、さすがに劇場版は1時間半の展開に耐えられるシナリオが練られていたという感じです。
それと、テレビ版では最初から観ていないとどれがどの仮面ライダーでどんなテーマなのか掴みきれなかったのですが、劇場版は逐一説明されていたので話に入っていくことができたのです。
●それにしても、「今の」仮面ライダーはスゴかった。
「アナログライダー」しかイメージできていなかった私の頭は、映画を観ることにより、「イマドキライダー」の世界にようやく馴染むこととなりました。
昔の仮面ライダーは、ショッカー(敵)と闘う、そこまでのプロセスに「お笑い」などありえませんでしたが、今は話の展開とは全く関係ない「お笑い」がところどころに入っていました。真面目に闘えばそれでいいと私などは思ってしまいますが、時代の風潮なのでしょうか…。まぁそれで私も楽しめましたが。
ウチのボンズも1時間半飽きることなく楽しんでいました。これで私もたまには仮面ライダーのテレビを一緒に楽しめるでしょうし、親子のコミュニケーションツールが一つ増えたのはいいことかも‥しれません。
「戦闘ものはなるべく見せない」というご家庭もあるでしょう。私もなるべくならそうしたいところですが、すでに見たいというのですから、見せないわけにもいかないでしょう。それに私も小さい頃はそういったテレビや怪獣ものなど好き放題見ていましたが、たぶん他の人よりも「戦闘(争い?)が嫌い」ですから、テレビ云々よりその子の他の環境やもともとの性格の方が強いのではないでしょうか。
しかし…映画の最後に、昔の「仮面ライダー」から今の仮面ライダーが勢揃いする夏休み公開予定の作品の宣伝が・・・。ボンズは今から見る気満々です。昔の仮面ライダーが登場することもあって、私も観たいなぁと思わせるんだからさすがに映画会社は抜け目ない。でも、公開が7月4日からとなっていて、今度は「映画の日」に当たるのかどうか、それが問題ですー。
●仮面ライダーカードのことー「盗み癖」と「寂しさ」?
ライダースナックのおまけのカードを集めていたと書きましたが、それに関して今でも忘れられないのは、よく「盗み」をしていたことです。カード欲しさに、田舎の町の小さなお店屋さんで、おばちゃんの目を盗んではスナックを買わずに、近くにおいてあった「ライダーカード」の束を盗むことを繰り返していました。
あるいは、おこづかいで買えるだけスナックを買ってスナックは捨ててカードだけ集めるとか、おこづかい欲しさに親のサイフからお金を盗るとか、小学校の中高学年くらいの時にはそんなことばかりやっていました。当時問題になっていましたね。今でも「野球カード」などであるようですが。
親に見つかって叱られて時には殴られたこともありましたが、癖になっていてなかなかやめられなかった記憶があります。「どうしてあの頃は盗み癖があったのだろう」と思いますが、「寂しい子は盗みをする」と聞いた時、「もしかしたらこれかも」と感じました。
自分が小さい頃寂しがっていた子どもだったとは、大人になっても思っていなかったのですが、フト子どもの頃を振り返った時、「やっぱり自分は寂しい子ども時代だったのかもー」と思えるようになりました。
親が共産党の活動でいないことが多く、弟と二人で過ごし、小さな頃はテレビばかり見て過ごし、たまの休みで家族で出かけた先は「共産党まつり」でしたからね…。
母親が夕食の準備を忘れていたので、作ったこともなかった卵焼きを自分で作り、焦げ焦げになったものを食べていたことを母親が後で知り、「悪かったね」と涙ながらに話してくれたときのことは、今でも脳裏に焼き付いています。今では笑い話なのですがー。
そんなことを客観的に考えてみると、「寂しかった子ども時代」があったと考える方が自然でしょうから、やっぱり「寂しさ」と「盗み癖」はつながっているのでしょうか…。
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