さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

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 シュタイナー教育について関心のある方は多いことと思いますし、この教育について学んだ方も数多くいらっしゃることでしょう。私も、教育に関心を持ち始めた時にシュタイナー教育のことを知り、その内容、システムなどについて学び、体験談などの本を読んだり、この教育に対する考え方もさまざまにあることを知りました。

 今回、教育人間塾で、「シュタイナー教育で学び育った」ドイツ人女性、キーンレさんの話を聞く特別例会の場を設けてくださいました。シュタイナー教育に関してそれなりに知っている人は多くいても、「まさにそれで育った」方、それも「本場」であるドイツのシュタイナー学校で学び巣立った方の話を直接聞く機会というのは、なかなかないのではないでしょうか。

 主宰の村山先生も、「生の話を直接聞く」ことがなによりの学びだと考えていらっしゃったようで、私自身、これまで聞いてきた先入観を取っ払ってお話を聞くつもりでその場に臨みました。

 今回は特別例会として、人間塾メンバーの友人知人に声をかけてくださいとのことでしたが、フタを開けてみるとキーンレさんの友人知人や教育大の学生などが多くいらして、人間塾始まって以来の大盛況の会となりました。

 キーンレさんはドイツのシュットゥットガルト生まれの女性チェロ奏者で、小学校からドイツシュタイナー学校発祥の伝統ある学校で大学入学まで教育を受けたそうです。年齢については話されませんでしたが、私の見たところ、20代後半から30歳前後だと思われますー。

 キーンレさんのお話は、通訳を介して約50分、その後約1時間、会場のみなさんからの質問に答えていただくかたちになりました。今回、キーンレさんの話を伺う中で私が感じたことを、以下に記してみたいと思います。


●「あたたかくて安心、幸せな学校時代」の13年間

 キーンレさんはまず、自らの学校時代を振り返りながら、シュタイナー教育についての概要を話してくださいました。限られて時間内で短くまとめられた話は私にとってはわかりやすく、そのエッセンスが充分に伝わってくるいいものだったと感じました。

 キーンレさん自身は、物心ついた時からこの学校にいたわけですから、シュタイナー教育といってもそれは自分にとって当たり前のことでしかなかったわけです。今回この場で話すことになって、自分が受けてきた教育を振り返ることができたのは、貴重な機会だったとおっしゃっていました。

 シュタイナー教育の特長として、21歳までを3段階に分けて、その年代に応じて何を主眼にしてどんなことをしていくかが最も重要視されていることを話されました。

 第1段階(1〜7歳)は、「身体の発達」
 第2段階(7〜14歳)は、「人間の魂の発達」
 第3段階(14〜21歳)は、「人間の精神の発達」

ーということですが、私はこれらに関して詳しく述べることはできませんので、関心のある方はネット等で調べてみてください。

 こうして13年生まで来たら、この1年間はそれぞれが受けたい試験を選んで準備する期間に充てられるとのことでした。ドイツの通常の公立学校とカリキュラムは違っても、シュタイナー学校の生徒たちは大概いい成績を取って、志望する大学などへ進学していくとのことでした。

 キーンレさんは、幼い頃からチェロに関心を持ち、ずっと学んできたそうです。チェロは民間の教室で学び続けられました。学友たちで音楽家になったのは他にいなかったそうで、みなそれぞれさまざまな道に進んで行ったとのことです。

 キーンレさんは学校時代を振り返り、「あたたくて安心、幸せだった」と述べられていたのが印象に残っています。

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