さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

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 オバマ大統領就任演説で私の印象に特に残ったのは、
「ワークシェアリング」について言及していたことです。
「仕事がある人はそれを分け合っていかなければいけない」というようなことを述べていました。
 それを聞いて私は、「そうかー、やっぱりそういう時代に入ったということだな」と思いました。

 ここ日本でもワークシェアリングを広めることが大切だと徐々に言われるようになってきていますが、一般的にはまだまだ認識されていないでしょう。

●私が「ワークシェアリング」に関心を持ったのは、もうだいぶ前で、20年程近く前になるでしょうか。 自分がいかに生きていくか、「幸せとは何なのか」、等などのことを、ずっと考えていた時期だったと思います。

 私は、単に時間を切り売りするような仕事をしたくはありませんでした。できれば、自己実現につながるようなことを仕事としていきたいと思っていました。でも、それはなかなか叶うものではないことも承知していました。

 自分にとっての「幸せ」は、お金が入ろうとそうでなかろうと、「自分の時間」がなくなってしまうほど働くことにあるのではないことだけは、はっきりしてきました。

 独り暮らしなら独り暮らしで、自分の時間を有効に有意義に使うような人生を送ればいいし、結婚するならするで、パートナーと合わせた家計で暮らすくらいの方が、「家族の時間」を多く持つことができます。もっとも当時は自分の「幸せ」から「結婚」は除外していたのですがー。

 いずれにしろ、いいことずくめ?ではないですか。それ以来私は、自己実現を伴うことができる仕事を視野に入れた上で、「時間を切り売りするような仕事」をしてきました。そして、「少ない収入でも楽しく暮らすには?」を常に自分のテーマとしてきましたから、あのバブル時代の暮らしも、今の暮らしも、あまり変わらない暮らしをしていると自負しています…?

●もちろん、変わらないわけではありません。バブル時代には独身生活を謳歌し、毎夜のようにコンサート、演劇、映画、各種の講座やワークショップ、などに足を運んでいましたし、ジンベというアフリカンドラムに出合って、その教室に行ったり仲間と練習したりしていました。

 今はそれらのものになかなか足を運べません。でも、自分にとっての「幸せの価値基準」というのは、年を経るごとに変わるものでもあります。
 今は、外へ出なくても、子どもとの時間を過ごすこと自体大切なひとときですし、図書館で借りた本を読むことができる時間を持てるだけでも、満ち足りていると言えます。

 しかしこれらのことは、やはり「自分の時間」がないとできないことであることに変わりありません。そういった意味で、若い頃に志した「人生の方向?」は間違っていなかったと、今でも、いや、今だからこそ確信できます。

 当時時間とお金を費やして学んでいたジンベは、その基礎基本を身につけられたからこそ、北海道にUターンしてから学びたい人と学ぶ場を作り、時には子どもたちを含めたさまざまな人たちと演奏交流をしてコミュニケーションの輪を広げることができているのですから、その恩恵は私にとって計り知れません。

 また、今私が生業としている「らくだメソッド」に出合ったのも、ある「芸術と身体」をテーマとしたワークショップに参加した時に、らくだの創始者の方に出会ったのが始まりでした。

●そして大切なのは、「自分の身の回りのことは自分でできること」にもあると思います(障がいのある方などはもちろんその限りではありません)。

 私の母親は看護婦として働いていましたから、中学生の頃から弟と夕ご飯を交代で作っていましたし、料理に関心があったので、寿司屋、ラーメン屋、焼き肉屋、フランス料理屋、エスニック料理屋、和食屋、等などでアルバイトをしてはその技術をある程度身に付けていきました。

 独り身の時は、自分の時間を有効に使いたいため、夕食に費やす時間は「準備、調理、食事、後片付けを含めて1時間」と自分に課していました。これらのことは、家族を持つ身となった今こそ大いに役立っているのですから、人間わからないものです。
 
●これから十数年の時が過ぎると、子どもたちも巣立っていくはずです。そのときにはまた新たな「幸せ」が自分のもとにやってくることでしょう。それは今の生活の延長上のことになるのか、全然違ったことになっているのか、それはそのときになってみなければわかりません。

 ただ、これも一つ確信しているのは、「新しいこと、やったことがないことに挑戦する」ことは、人間にとってとても大切な生きていくための要素だということです。これは年をとったとしても変わらないでしょう。いや、年をとっていけばいくほどその重要性は増すはずです。

 年をとって輝きを増してくる人たちは、どんな分野にもいることでしょう。そしてそのような人たちは、きっと何かに常に挑戦し続けています。年をとってしまってからいきなりはできません。今この時から続けていかないといけないことだと思います。

●「ワークシェアリング」をすると、ひとり一人の給与は減ることでしょう。でもこの時代、そしてこれからの時代、どんな分野でも、そのパイが広がることはないでしょう。だったらパイを分け合うしかないのではないでしょうか。
 そしてそれにより増えるであろう「自分の時間」をいかに使うか、このことがそれぞれにとっての「幸せ」に直結していくのだと私は思います。

 オランダでは不況に陥って失業者が相次いだ時期にワークシェアリングを広く導入した結果、経済は持ち直し、人々も満足度の高い生活を送っていると聞きます。
 日本と人口規模が異なるとはいえ、参考にして然るべきではないでしょうか。

 あのアメリカでさえ、新大統領の口からそれが述べられる時代なのですからー。

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