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【「君に向いた仕事なんてあるの?」】より
《実際「仕事が向いていなかった」という理由で辞める人のうち、「ステップアップ」の転職ができる人はわずかだ。多くの人は「ステップダウン」つまり、前よりも条件の悪い仕事に再就職する。この人たちは、永久に「向いた仕事」に就けないかもしれない。
ぼくの教え子にもそういう人は少なくない。ぼくは彼らに聞く。「向いた仕事じゃなかったっていうけど、そもそも君に向いた仕事なんてあるの? 会社が複数あったとしても、君程度の人にわざわざ『向いた仕事』の座席を用意してる会社なんてあるの?」と。
自分の望む人生のイメージが仕事なんかに直結してしまうことが、ぼくには信じられない。そういう人は、「いい学校・いい会社・いい人生」を真に受けて、「自分はこれさえあれば幸せ」というものを見つける「試行錯誤」をサボってきたんだろう。それじゃあダメだ。》
●「自分に向いた仕事」が仮にあったとして、そのような仕事にすぐ就けたとしたら、それで幸せだろうか?
もちろんそのような人もいるでしょうから、それで満足できている人は羨ましいかぎりです。
が、単に自分の可能性を限定し、その小さな枠の中に自分の人生を閉じ込めてしまおうとしているようにも感じます。
「仕事」というのは、基本的にどんなものであっても、自分から合わせていくものではないかと私は思っています。また、人間はそのように合わせられる、つまり柔軟に変わることができる能力を持っているものなのではないかと思います。縁が合って出会ったものに対して飛び込んでいく、できるできないを考えずにやってみる、ということが一番大事なのではないでしょうか。
そうすることによって、時代がいくら変化しても、それに対応して生きていくことができるのではないでしょうか。
《「自分はこれさえあれば幸せ」というものを見つける「試行錯誤」》というのは、なるほどと思います。私はこれを行ってきたのだなぁ、と感じますからー。
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