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《頭がよくなる=自分で考える力をつける第一歩は、そういうふうに自分で法則を発見することだ。「これは『くさかんむり』というんですよ。はい、覚えなさい。10回書きましょう」というやり方では頭はよくならない。
鉄道マニアは時刻表を速く読める。人より速く読める法則を見つけているからだ。》
《未知のものに法則性を見つける力が頭のよさなのである。自分で法則性を見つけてこそ、その応用や対策を考えることに進んでいける。つまり、法則を手段として使って行動する目的を果たすのである。法則を覚えるのが目的になっていては、こうはいかない。
たとえばまったく知らない集団に突然入ったとき、その集団の中で自分がどう振る舞うかという行動の目的は、そこで判断していかなければならない。そのときに役に立つのは、手段としてその未知の集団の持つ法則性を見つけることだ。どうもここの人たちは箸やフォークを使わず直接手で食事をするらしいというのを見て、自分も手で食事をする。そのほうが、この人たちに親しみを持たれる可能性が高くなる。そういった1つ1つを見つけて行動の上に活用するのが、頭がよいということだ。》
●「頭のよさ」の定義、基準について、私はあまり考えたことがありませんでした。寺脇さんの考えに私はなるほどと思ったのですが、みなさんはどうでしょうか。
らくだの学習は、まさに「未知のものに法則性を見つける」トレーニングをする教材と言えます。
子どもが学び続けていくと、「まだ習ったことのない」問題に必ず行き当たります。同じ学年か、上の学年のプリントに行くとそうなるのは当然です。そして、ここからがらくだの「本当の学習」と言えます。
らくだプリントは、「1枚のプリントに1つの法則があり、それが何かがわかったら(教えられなくても)できるように」作られています。このようなトレーニングを毎日毎日続けているのですから、寺脇さんの言葉にしたがえば、どんどん「頭がよくなる」はずです。
もっとも、「頭がよくなる」というのは抽象的で私はあまり好まないので、「自分で考える力をつける第一歩が自分で法則性を発見すること」と言われる方がわかりいいように感じます。
この、「自分で発見すること」を重要視したからこそ、らくだ教材は「誰にも教えられなくてもできるように」長い年月をかけて作られたものです。
それを考えると、やはり、他にはないものすごい教材だと私はあらためて感じます。
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