さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

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 先日テレビで特集されていた河瀬直美さんを見て、彼女をとても好きになったという知人がいました。私はそのテレビを見るために録画してあるけどまだ見ていないと伝えたところ、「ぜひその録画したものをDVDに焼き付けてほしい」とのことでした。

 私が録画したのはビデオテープだったので、「それを差し上げるのはいいけれど、今ウチのテレビは受信状態が悪くて、画面はまともに見れないくらいひどいものですよ」と伝えました。でも、「それでもいいです。彼女の声、話したことをもう一度聞きたいんです」とのことでしたので、それでいいのならと差し上げることにしました。

 そんなにいい番組だったのかなぁ、と思って観てみると、河瀬さんのこれまでの紆余曲折の人生が本人の口から語られたいい番組でした。このような番組(バラエティ−系?の‘金スマ’)に彼女が出るなんて、初めてではないでしょうか。奈良県出身の彼女は今も奈良在住で、ちゃきちゃきの奈良弁?を駆使したしゃべりは楽しく、どこか人生突き抜けた感じの発言は、とても楽しめるものでした。

●河瀬さんのことを私が知ったのは、もう10年程前でしょうか。
 当時、北海道の新得町で行われた「SHINTOKU 空想の森映画祭」にタイコ仲間といっしょに訪れたのですが、そこに河瀬さんが新進気鋭の映画監督として招かれ、映画上映とトークを行っていたのです。

 私も映画祭のパンフレットを見て、彼女の映画を観たりトークに参加したいと思いましたが、タイミングが合わなくて参加できなくて残念に思っていました。というのも、映画祭を訪れたのは、主催している藤本幸久監督に、「ぜひ映画祭に来てタイコを演奏して盛り上げてほしい」と言われたからで、それが最優先だったからです。ですから、映画を見たりもしましたが、そのための練習やら何やらで、映画自体はあまり観ることができませんでした。

 ちなみに藤本監督は、この10年の間に、監督として「闇を掘る」「アメリカバンザイ」等など、ドキュメンタリー映画を何本も撮り、どれも評判を呼んでいます。ただの酔っぱらいのオジサン(失礼!)として出会っていた私は、その後の「仕事」のすばらしさにとても驚き喜んでおります…。

 「SHINTOKU 空想の森映画祭」は、当時と比べると規模を縮小していますが、毎年地道に地元に根差したかたちで開催し続けています。藤本監督のもとで育った若い監督(当時はタイコメンバーでもあった方)は地元に生きる若者たちを撮った映画を完成させました。私も観て楽しめましたし、結構評判を呼んで各地で上映されたようです。

 それに何といっても、自然に囲まれた小さな廃校が映画祭の舞台であり、校舎の前に広がる校庭、シンボルともいえる大きな木、横を流れる小川のせせらぎ、等など、その場で過ごすひとときは、時間が止まったかのようなとてもくつろげる時間と、おもてなしをしてくれる地元の人々の温かさに触れることができます。

 その新得に河瀬さんがいらした時、どんな感想を持たれたでしょうか。生まれ故郷の奈良に通じる自然の豊かさを感じられたでしょうか、奈良の方がもっと濃い緑で豊かだと思われたでしょうかー。

●話が逸れてしまいましたが、河瀬さんとはそんな‘すれ違い’がありました。
 あの時、間近に出会うことができていたら‥と今では思います。河瀬さんをお招きしたのは、確か山形国際ドキュメンタリー映画祭で評判を呼んだ河瀬さんの初期の作品を観た藤本さん他のスタッフの方が、新得にぜひ呼びたいーということだったのだと思います。

 カンヌ映画祭でグランプリ、さらに将来を最も期待される若手監督の一人として表彰されるまでになった河瀬さんは、現在結婚して子育てにも励んで(楽しんで)いますし、なかなか田舎の映画祭(失礼ー親しみを込めて)に来てもらうことは今後難しいでしょう。また私自身、仕事に加えて家庭まで持ってしまった(当時は独り身で仕事はジンベインストラクターのみだった)今は、新得に出向くこともなかなかできなくなってしまいました。

 ですから、河瀬さんとは、これからも撮り続けるであろう彼女の作品を通して出会うしかありません。今後どんな作品を撮っていくのか、本当に楽しみなのですが、先日のテレビの中で、現在撮影している場所が紹介されていました。

 それがなんと、愛知県岡崎市の「お産の家」です。「お産の家」のことは、私もよく知っています。なぜかというと、そこで看護士として働いていた方をお招きしての「講座」を、私が主催してやったことがあるからです。

 たまたま家の近所に実家があるその方が帰省されていた時に、彼女のことを連れ合いから聞き、その方が中3の時のクラスメイトだったことが判明、当時息子を「自宅出産」することを決めていた私たちは、ぜひその方から「お産」や「お産の家」のことをお聞きしたいと思って、講座をすることにしたのでした。

 その後、同じくお産の家で看護士長として働いていた方も札幌にご縁があっていらっしゃた時、とあるイベントに私がタイコの演奏とらくだメソッドの紹介で出展していたところにいらっしゃって、らくだ関係の本を数冊買われていきました。

●テレビで少し紹介されていた「お産の家」では、妊婦さんが薪割りをやっている様子が映し出され、河瀬監督もその様子を静かに撮影していました。「お産の家」では、拭き掃除をしたり家事労働をやったり、昔ながらの家で過ごしながら昔のように「生活の中で体を動かすこと」をとにかくやるということを、講座の中で写真で紹介してくださったことを思い出しました。

 私たちがお産をお願いしたのは、札幌に住む知人の助産婦さんでしたが、やはり同じように、「とにかく体を動かして必要以上に体重を増やさない」ことを言われました。「そうじゃないと、自宅出産することが難しくなりますよ」とー。

 散歩に行ったり踊ったり、なんとか適性体重?を保つことができた連れ合いは、無事自宅の居間で私と娘に見守られながら、息子を出産することができたのでした。

 また話が逸れてしまいましたが、「お産の家」の院長さんは、とてもユニークな方で、映画になるとさぞかしいいものになるだろうと思っています。河瀬さんがどのような視点で「お産の家」の映画を作り上げるのか、楽しみです。

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