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数ヶ月前、「年金特別便」が私宛てにも届きました。きっと若い頃に加入していた厚生年金の履歴は記載されていないんだろうなぁ、と思いつつ見てみると、案の定それはなく、その後の国民年金加入歴からのみが記載されていました。
社会保険庁の不手際、というか、許しがたいこれまでの怠慢仕事ぶりがあらわになる以前から、私は年金記録に関して疑いの目を持っていました。
なぜかというと、仕事を辞めたり変わったりする際には自分から申し出ないといけないわけですし、受給する際にも自分から申告しないと何ももらうことができないなんていう「年金制度」はどうもおかしい。職が変わったりした場合に個人の連続した年金記録としてしっかり記録されていなくてわからないのでは?と感じていたからです。
そしてそれはまさにその通り、いや、私の想像を遥かに超えた、社会保険庁職員全体の驚くべき無責任で怠慢極まる悪事として発覚したわけです。
その悪事が発覚した時から、「オレの加入歴が正しく記載されているわけがないよな‥」と半ば諦めていましたが、まさに予想通りでした。予想していたとはいえ、がっくりでしたがー。
そんな折りに届いた年金特別便でしたが、若い頃に働いた当時の記録なんて、度重なる引っ越しなどで紛失してしまい残っていません。当時は「この記録大事かも」と少しは感じていたような記憶もありますが、あれから20年以上が経ち、そこにあった会社すら残っているかどうか定かではありません。
でも、場所と会社名はなんとなく覚えていますし、そこで働いていた時期も遡って考えると大体わかりますから、その旨記して「この記録が証明されますようにー」と半ば祈る気持ちで特別便を返送しました。
●それから半年位経ったでしょうか、あらためて届いた特別便を見てみるとー
なんと、20年以上前に働いていた会社名と期間がしっかりと記載されていた上に、私がすっかり忘れていた、その後三か月間程働いた書店で加入していた分も合わせて記載されているではありませんか!
これには驚きました。書店で働いていたことはもちろん思い出しましたが、単なるアルバイトだったように記憶していたので、厚生年金に加入していたなんて初めて知りました…。
自動車工場の期間契約社員として高給?(期間を全うしたのでボーナスが出たりもしたので)をもらっていた時期の貴重な厚生年金加入記録に加えて、自分でも気づいていなかった年金加入記録まで出て来て、私はとてもうれしく思いましたー。
が、これらは最初からしっかりと記載され、その後の国民年金記録につながっていれば、こうして気をもむこともなかった当然の権利ですから、どこか腑に落ちないような感じは残っています。
これらの私の記録は、いったいどこにあったんだ〜? そしてどうして今になってつながったんだ〜?
過去の記録がこうして正しく表に出て来た私のような事例は、もしかしたら少ないかもしれません。なかなか記憶と記録がつながらなくて、大変な思いをしている方もまだまだ多いことでしょう。
民主党は、最終的に一律でいくらかを支払うことによって、これらの方々を「救う」手立てを考えているようです。その上で、「年金一元化」することにより、年金間の「格差」をなくす政策を行うとしています。
これがスムーズに運ぶのかどうかはわかりませんが、もうこのような政府判断による救済策しかないのではないでしょうか。さてその財源は…?
政権交代を前提の話となってしまいましたが、政権交代により過去の旧弊をなくしていくことなくして、この国の将来はないように私は思っています。
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