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【第五章 愛されるより愛する人になる】より
[行動の積み重ねが自信になる]
《人は自信があるから行動を起こすのだと思われがちです。しかしそうではないのです。行動の積み重ねが自信になるのです。行動が意識を強化していくのです。
例えば、私は全国各地に赴いて、たびたび講演をさせていただいています。それを聞いている方々は、この人は自分の中にある思いを、自信に満ちて、話していると思うに違いありません。しかし私はこの頃、気づいたことがあります。それは、そうやって講演をしていること、その中で一人ひとりのかけがえのなさを取り戻そうと、愛と思いやりに満ちた世界にしていこうと、訴えていることで、私のかけがえのなさの意識が強化されているのだということです。
私は様々な人生の出来事を経験する中で、自分自身がどれだけ弱い人間であるか、崩れやすいもろい人間であるかを嫌というほど思い知らされてきました。だから、そうやって講演の場で、信頼の大切さを訴え、人間が真に輝くことのできる未来を創り出そうと訴えることで、自分自身を励まし、勇気づけているのです。
この本を書いているのもそうなのだと思います。何か既に分かっていることを書いているのだと思われるかもしれません。しかし書いているという行動の中で、新たな発見がもたらされるのです。既に確信をもったことを、書いていると思われるかもしれませんが、確信は書いている中で生まれ、強化されていくのです》
●「行動の積み重ねが自信になる」という上田さんの言葉、私も全くそう思います。
これは何事にも当てはまるのではないでしょうか。「やる」と決めたことは、つべこべ言わず言い訳言わず、ただやり続けることができるかどうか、その一点に尽きるでしょう。やり続けることができれば、それは自信になり、いい循環を生み出していきます。
だからまずは、小さなことからでもやり続けること、また、やり続けられる自分にとってのシステムを作って習慣化していくこと、そのために時に人の助けを得ることも大切でしょう。
「確信は書いている中で生まれ、強化されていくのです」というのもよくわかります。自分で確信を持てないからこそ書いてみる、フト思ったことをとりあえず書いてみるー私が毎日文章を書いてみようと思ってからすでに10年以上になります。
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