さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

すくーるhana

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 大会分科会を迎えるにあたって、分科会の全体像がわかるような資料を作成するために、私にも原稿の依頼がきました。字数が限られているので、私の活動をわかりやすく短く書く必要があります。

 まず字数を気にせず伝えたいことを書いたところ、大幅に超えてしまったので、そこから削減する作業をした結果、以下の原稿になりました。実はまだ少々多いんですがー。自分の伝えたいことをシンプルにまとめるいい練習になりました。

 タイトルは、高木さんに提示していただいていたので、助かりました。これに沿ってまとめていけばよかったので、まとめやすかったです。この原稿は、他でも有効に使えそうです。

                        *
 
     第22分科会 【NPOが拓く「子どもの体験と学びの場づくり」の連携】用原稿

           「子どもたちの学習支援とコミュニティづくり」

 1 すくーるhana について

  (1)すくーるhana とは?
    「学ぶ力から生きる力を育てる」ことを目的に、2002年9月、札幌手稲の自宅を拠点に始
    めた「どの子にも学力がつく」学びの場です。

  (2)すくーるhana のめざす「学びの場」とは?
    学校に行っている子、行ってない子、障がいのある子、病気の子、また、大人も共に学び、
    それぞれの持つ可能性を最大限に伸ばしていくことのできる場です。          

  (3)すくーるhana の理念と指導法とは?    
                    
   1、「子どもは善く生きようとしている。それを援助するのが教育」
     上記は、慶応大学名誉教授の村井実さんが定義された言葉です。私はそれを、「どの子も
     成長したがっている、できるようになりたいと心の底では思っている」と換言しています。

   2、信頼関係を基にした「コミュニケーション教育」
     「どの子もできるようになりたい」のですから、一方的な指導(強制、押しつけ)はする
     必要がありません。子どもの声を聴いて相談し、そのときの子どもに見合った教材を選択
     し、それぞれの子の特徴に合わせた寄り添った対応をすることが基本となります。

   3、必要なのは「聴く(問いかける)力」
     子どもたちとコミュニケーションを取りながら信頼関係を築き、それを基に、子どもたち
     がその可能性を最大限に発揮する(それぞれにとっての壁を乗り越える)ような提案(声
     かけ)を繰り返していきます。

  (4)すくーるhana で育つ力とは?

   1、「学力」…真の基礎学力とは?
     継続していれば、その子それぞれに結果として「学力」は必ずついてきます。また、基礎
     学力とは、「やったことがないこと、新しいことにチャレンジする力」とも言えるでしょ
     う。「学校で習ってないから」「塾で教えてもらってないから」やらない、という子ども
     に、本当の意味での学力がついていると言えるのでしょうか?   
         
   2、「学び続ける力」…変化し続ける社会で生きて行くために
     単なる「学力」よりも、こちらの方が重要だと考えています。時々刻々と変化する今の社
     会に対応していくには、生涯学び続ける力があるかないかで大きく違ってきます。 
  
   3、学び続けるプロセスでつく、さまざまな力…生きる力?
     壁を乗り越える、新しいことにチャレンジする、失敗を怖れない、粘り強さ、自分で決め
     る(選択する)、先を見通す、等などの力はすなわち「生きる力」と言えるでしょう。

 2 すくーるhana で使用している「らくだ教材」についてー

    セルフラーニング研究所(東京)を主宰している平井雷太氏が、子どもの持つ可能性を最大 
    限に引き出し、学び続けていくプロセスで社会に出て必要な力を身につけられるようにとい
    うコンセプトのもとに作られたプリント教材です。「教えられなくても自分で解き進むこと
    ができる」のが一番の特徴となっており、「1日1枚」することが基本となっています。 
                    
 3 対応事例…できるところから始めて、やがて自分の学年以上のプリントに進む子が大半です。
        そうなると、毎日がその子にとっての「壁を乗り越える」体験となります。

   ※不登校の子も来ていますが、プリントをほぼ毎日できるようになったり、自分の学年くらい
    までできるようになると学校に行くようになる子が多いです(それが目的ではないですが)。

   ※ADHD等の障がいのある子もいます。1枚のプリントをするだけでも大変なケースが多いで
    すので、その場合は1行だけやったりその子に合わせた対応をします。身体的な障がいのあ
    る子のケースはまだありませんが、やり方や進度を調節すれば可能だと考えています。

   ※北広島市の児童養護施設「天使の園」では10年程前かららくだ教材を導入しています。
    
 4 コミュニティづくり…コミュニケーション・ツール(道具)としてのらくだとジンベ太鼓

  (1)らくだの対応はコミュニケーション力が重要となりますが、スキルアップのために生み出さ
   れたツールとして「インタビュー・ゲーム」と「考現学」があります。これらはらくだの対応
   のみならず、親子関係の改善や企業・学校・その他団体等の研修に使っても効果を発揮します。

  (2)西アフリカの太鼓で踊るダンスは、「ウマいヘタ、できるできないの関係のない世界」です。
   これをツールとした演奏交流会で、笑顔がふれあうコミュニケーションの場も作っています。 

 黒松内ぶなの森自然学校の高木晴光さんより、8月23〜25日に行われる上記大会で、私の活動を紹介してもらえないかとのご連絡をいただき、とてもうれしく思いました。

 この大会は毎年一回全国各地で行われてきて、今年で48回目を迎えるものです。実は私は東京時代にこの大会に参加したことがあります。「ベンポスタ子ども共和国」の映画や、一人芝居の方の公演を観たのが印象に残っています。

 また、当時私が友人たちと主宰していた‘あじあくらぶ’の活動に興味を持ってくださった方が、月刊『社会教育』に原稿を載せないかと誘ってくださったので、韓国人留学生や在日朝鮮人の方との交流のことを書いて載せたことがあります。もう20年程前のことになりますがー。

 そんな縁もあり、今回のお誘いを即引き受けることにしました。今の私の活動が上記大会の趣旨に見合ったものなのかどうかはよくわかりませんが、高木さんは今回24もある分科会で、他にはないようなものをしたいという思いがあり、私にも声をかけてくださったとのことです。

 「フリースクール、子どものコミュニティ活動を主眼においたうちの体験活動、など 学校教育では 対処しきれない部分の 教育活動というか・・・そういった面に 焦点を当てたい」とのことですから、私は私のやっていることを伝えればそれでいいかと思いました。

 この分科会には他に、「あそベンチャースクール」「体験活動支援ネットワークFAN」「ホップ障害者地域生活支援センター」「それぶちキッズキャンプ」の各団体の方の発表があり、参加されたみなさんとともに意見交換をしたり、今後何か連携してできないかなどの話をすることになります。

 以下に、この大会と分科会に関して記しておきますので、みなさんもご覧の上、参加していただけるとうれしいです。

 なお、この大会は、3日間、のべ500人の参加者を見込んでいるとても大きなものです。全体像は以下のホームページでご覧いただければと思います。参加方法も載っています。この大会に関しては、今後も情報を少しずつお知らせしていきたいと思っています。

 http://www.geocities.jp/shazenkyo2008/

           【第48回社会教育研究全国集会・北海道大会のご案内】

            つながる力をひろげ、人が育ち合う地域をつくろう!
        ー「生きる・働く・学ぶ」を励ます社会教育の創造を北の大地からー

《「格差社会」や子育て困難などが指摘される中で、人と人との「つながり」を取り戻し、支え合いの関係を築くことが実際生活のあらゆる場面で求められるようになりました。豊かな暮らしと地域をつくる社会教育・生涯学習がますます重要になっています。

 「生きづらさ」を共有し、協同で課題を探求する学びと実践は、子育て支援や高齢者福祉、環境問題や地域づくりなどの広範な領域で見られます。その担い手も、公民館や図書館等の社会教育施設・職員のみならず、ボランティア・NPO・協同組合・大学等などの様々な組織や人々に拡がっています。

 そのような全国の経験を交流し、これからの時代が求める社会教育・生涯学習のありかたを考える研究集会が社会教育研究全国集会です。道内はもとより全国の実践と交流し、学び合う機会を持ちたいと願い、2008年にこの集会を北海道・札幌で開催します。

 人間らしい伸び伸びとした穏やかな生活を築くために、これからの社会教育・生涯学習はどうあるべきかを、ともに考え、学び、語り合いましょう》

●第22分科会 NPOが拓く「子どもの体験と学びの場づくり」の連携

 民間教育事業者という位置づけが教育行政の中で用いられるようになったのは90年代の終わり頃であり、以来,中央教育審議会や生涯学習審議会の答申等においても,それらとの連携の必要性が重ねて指摘されてきている。この10年において行政との連携は、さまざまな試みがなされているが、対象が異なる活動をする民間教育事業者の間は、お互いの活動内容を知る機会がなく、むしろ専門化・蛸壺化している傾向もあり、専門性を生かした相互の連携はこれからの課題でもある。

 当分科会では、子どもを対象に活動を異なる領域で活動するNPO等の民間団体の活動事例報告を通して、まずはお互いに知り合い、その持てる力、必要としている力を確認する出会いの場を提供する。そして、各領域の活動を担う人材の育成など、関わる問題点を洗い出し共有できる課題を洗い出し、相互協力の関係性を探る。

 さらに、そのひとつの課題解決の方向として、子どもの夏の長期休暇中に、それぞれの持てる専門性を活かしあった体験活動、「サマーキャンプ」を開催することができないか、その可能性について論議する。

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