さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

教室エピソード

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●各学校によって多少の違いはあるのでしょうが、小中学校が夏休みに入りましたね。

 小学校は5段階評価がない曖昧な(?)ものだったのが、中学校からは5段階評価になり、本人の力が一目瞭然…。相対ではなく‘絶対’評価なのですから尚更でしょう。

 ウチの娘は予想通りの結果ですが、英数理はよく国社はイマイチ。社会など勉強さえすればできるだろうに、いつからか「苦手だ」と勝手に思い込んでしまったために、やったとしても苦手意識のままやるので、なかなか頭に入っていかないのでしょう。

 国語も然り。国語なんて、読書量に比例するでしょうから、どんどん本を読みあさってほしいものですが、いつからか自分で買ったり借りてくるものは、いわゆる「ケータイ小説」の類いばかり。読まないよりは読んだ方がいいんでしょうが、内容は浅くお手軽ですからね…。
 近々くすみ書房にでもいっしょに行って、「本屋のおやじのおせっかい。中学生はこれを読め!」コーナーから、夏休み中の読書のために、何点か好きに選ばせようかと思ってます。

●私の教室に来ている中学生たちも、それぞれに「夏休みが勝負」と意気込んでいます。

○一人は、小学校時代に不足していた基礎計算の習得。中学校の授業になんとかついていくために、小学校5年生の最後の方から小6のプリントをとりあえず飛ばして中学プリントをやっていましたが、やはり基礎が身についていないので、必要以上に時間がかかる上、やってもなかなか身につかない状態でした。
 
 本人とも、「夏休みに入ったら小学プリントの残りからみっちりやろう」と話していたので、再度相談し、そのように進めていくことにしました。
 
 毎日1枚強クリアしていけば、夏休み中に小学プリントを終えることができます。また、毎日2〜3枚クリアしていくことができれば、中1プリントを終えることができます。
 ここの学校は札幌の中でも有数の、高校受験に力を入れている公立校なので、らくだの中1プリントくらいまですでに進んでいるのです。
 
 「一日一枚必ずクリアするまでやる」というのは、なかなか大変なことです。どこまでできるか、本人も勝負と思っているようですから、楽しみです。希望通りに進むことができなかったとしても、かなりの基礎力アップとなり、今後に必ず活かせますからー。

○また一人は、小学校時代に希望して中学受験をして、現在私立の中学校に通っている子です。私立の中学に入学したのはいいけれど、そこの授業についていくのが大変で、よく見てみると、基礎力がついていないことがわかったそうです。「このままでは大変!」と、お母さまがらくだ教材のことを知り、連絡をくださいました。

 本人と小学プリントをいくつかやってみて、「弱点」が確認できましたから、そこの部分から1枚ずつクリアするようにやっていくことになりました。

 中学受験のために専門の塾に通っていたそうですが、やはり、無理があったようです。合格させるためには、基礎的なところのどこかをはしょっていかないといけない、ということだったのでしょう。
 中高一貫校に合格したはいいけれど、その安心感からか勉強に集中せず、このままいけば大変とお母さまが思われたことは幸いだったのではないか、と感じます。らくだ教材さえ続けていけば、何の問題もなくなるはずですからー。

○もう一人は、聾学校に通っている子どもです。小1レベルの基本的な計算が身についていない状態の子どもさんの将来に危惧を抱いて、連絡をくださいました。
 なぜこれほどできないままに小学校時代を過ごせたかーこれでは買い物だってできないのではないか、と私も思えて驚きました。

 聾の子には、算数よりももっと教えておくべきことがある、ということではあるのかもしれません。でも、それにしたって、+2、+3・・・のレベルの計算や引き算くらいしっかり身につけるよう対応しないと、将来本当に困ってしまうのではないか、と私は感じました。

 もしかしたら、聾の子に対応できる教材がないのかもしれない…のかな?しっかり自分の頭で考えて答えを出す、という訓練?をしてこなかった子どもには、基本的な計算問題を解くことだって大変です。でもちょっとずつ、自分からやろうという姿勢が身についてきています。

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 【成績は下ですが・・・】

 もう一人の中学生は、成績は常に下の方でしたが、お母さんが「高校受験に備えて、
そして将来社会で生きていくことに備えて、少しでもできるようになってほしい」との
思いで、私の教室に来ることになりました。

 小学プリントから始めたはいいものの、スムーズに進んでいったわけではなく、中3
の受験段階になってもまだ中2のプリントをやっている状態でした。

 しかし彼は焦ることもなく、これまでと同じようなペースでプリントをこなしていっ
ていました。あまりに変わらない感じなので、「あれ?受験だよね?」と聞いてみても、
「そうです」と答えるのみでした…。

 その後彼は志望校に合格し、お母さまも大変喜ばれてお電話をいただきました。

 合格した高校はどこかなど、私はあえて聞こうとも思いませんでした。世間的に言う
「学力レベルの高い高校」ではないはずですが、本人も親御さんも満足しているのです
から、こちらからあえて言うことなどありません。

 私は、「よくぞここまで持ちこたえてらくだを続けたものだ」と、そのことは伝えま
した。それだけで大したもの、スゴイことだと思っていますからー。

 【どれだけ先をやっていたか、ではなく、いかにこれまで続けてきたかー】

 「中1で中2、中3プリントをやっていること」がすごいことなのではなく、「どこ
の部分をやっていようと、続けてやってきたこと」自体が、すごいことなのです。

 合格した高校は、いわゆるレベルの高い高校ではないかもしれません。でも、「継続
して学ぶ力」がついているであろう彼には、幸福な人生への道が続いているように思え
てなりません。

 「自分のペースで学びつづける力」と、「受験のためと先のことばかりを見て焦りな
がらしている勉強」とでは、どちらが「身になり」「生きるために必要な力」がつくで
しょうか。

 後者が例えレベルの高い高校に合格したとして、その後の生き方如何によっては、
「マイペース派」にどこかの時点で追い越されてしまう?のではないか、と私は感じて
なりません。

 上に上げたのは単なる二つの事例かもしれません。きっと、どちらの力も備わってい
く子どもさんもいることでしょう。

 しかし私は、「マイペース派」の親子がいつも穏やかに見せる笑顔と、「焦り派」の
親子のそれこそいつも何かに追われているような姿を、どうしても見比べてしまうので
す…。

 私の教室には、下は4歳から上は74歳まで、さまざまな生徒が在籍し、また去って
(卒業して?)行きました。生徒はみなそれぞれであり、個性的ですが、春になると二
人のタイプの違う中学生のことを思い出します。

 【一人は、小学校時代から常に成績はトップクラスだった子】

 彼の家庭は所謂教育熱心であり、将来いい学校に入るためには、常にいい成績でなけ
ればいけないと子どもたちに説いてきました。

 私のところに来るようになったのは、それまで通っていた進学塾の講師が暴力的で、
ある事件をきっかけに「もう行かない!」と親に宣言したことがきっかけでした。

 いろんなことがあり混乱気味だった彼でしたが、「もう一度基礎からやり直して完璧
にしていきたい」ということで、小学プリントからやり始め、トントン拍子に進んでい
きました…が、問題は中学プリントに入ってからでした。なかなか「一日一枚」ずつや
らない状況になっていったのです。

【教えてもらう勉強と、自分で解いていく勉強】

 らくだプリントは、前のプリントを‘めやす時間’(それぞれのプリントで異なる)で
できてミスが3つまでであれば、次のプリントは「教えてもらわなくても自分で考えて
できる」ように作られています。

 しかし彼はだんだんと、「ここのところをどうやってやるかわからないから教えてく
ださい」「ここがどうしてこうなるのかわからないから教えてください」と言ってくる
ことが多くなってきました。

 わからないところを聞くのは悪いことではありません。しかし私は、「彼ほどの“でき
る(優等生?)”の子がなぜ自分で考えてわからないのか」不思議に思いました。これま
でに彼は、もっと難しいと思われる文章題などをどんどん解いてきているはずだからで
す。

 でももしかしたらそれは、「塾で教えてもらう勉強」が中心だったので、「できない
ところを自分で考えて解いてみる」という頭にならないままにきたのかもしれないと感
じました。

 その後、「部活や生徒会活動で忙しい」、さらには「今の学校の勉強と重なっていな
い」とのことで、「学校の勉強に追いつくまで」らくだは休む、との連絡がありました。
                               (つづく)

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