さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

らくだ学習

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《「脳を活かす勉強法」とは、脳の特性を知り、自分の脳と上手につきあうことで学習そのものを楽しめるようになる“学びの習慣”のことです。ですから、この勉強法の本質は「いかにして自分の脳を喜ばせるか」だと言えるでしょう。
 それでは、どのように勉強すれば、脳を喜ばすことができるのでしょうか?
 これには次の三つのしくみが必要です。

 1 「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化する。
 2 「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。
 3 「集中力」を徹底的に身につける。                   》

●上記の三つのしくみこそ、らくだ学習にぴったり当てはまります。
 「ドーパミン」の件は先に述べました。
 「タイムプレッシャー」も、「めやす時間」の存在がまさにそれです。
 「集中力」は、上記二点から、必然的に備わってくることを想像していただけるかと思います。

 脳を喜ばせ続けた結果、らくだ学習に限らず、「学習そのもの」を厭わない「習慣」が身についていきます。私が敢えて「厭わない」と書いたのは、今は「学習」と名がついたりそれに類することをさせようとするだけで、拒否して「やらない」という子どもたちがどんどん育って来ていると感じるからです。

 「学習」を「厭わない」だけで、今の時代大変な資質を身につけたと言えるのではないでしょうか。そしてそのような子は、自身の能力を開花させ、それぞれのいい人生を送ることができると私は考えています。

《僕が本書でいう「勉強」は、学校での勉強のみを指すものではありません。現代の脳科学の見地からいえば、「学習」の定義は非常に広い。脳の中で神経細胞のつなぎかたが変われば、それはすべて「学習」だともいえるのです。

 ゴルフのスイングがだんだんうまくなることも学習ですし、セールスマンの営業成績がよくなることも学習です。学校を卒業し、社会に出てからも、脳はずっと学習を続けているのです。

 人生の経験すべてが「学習」であるともいえるでしょう。

 人間が万物の霊長たるゆえんは、この「学習する力」にほかなりません。ほかの動物には、これほどの「学習する力」はないと考えられています。》

●「脳の中で神経細胞のつなぎかたが変われば、それはすべて『学習』」ということに合点がいきます。
 逆に言うと、神経細胞のつなぎかたが変わらないような「学習しているようで学習ではないこと」をしていても、何ら意味がないということになるのでしょうね。
 例えば、ただ受け身で授業を聞いていることや、本人にとって簡単にできてしまうような問題しかやらないこと、等々がそれに当たるでしょう。

 「人生の経験すべてが『学習』」と意識できるかどうかで、それこそその後の人生が変わっていくかどうか、ということになるのでしょう。

 せっかく「学習する力」が備わっている私たちなのですから、その能力をフルに生かすにはどうしたらいいか、また、それを子どもたちに伝えるにはどうしたらいいか、それぞれの大人が真剣に考えるようになるといいのですがー。

 以前にも記したことがあると思いますが、スウェーデンには自主的な「学習サークル」というものが存在し、その内容は多岐に渡っているといいます。仕事を終えた後、何らかの学習サークルに通って来る人たちは、人口の半分以上に上るのだそうです。

 これこそ「生涯学習社会」であり、これにより国民の能力が引き出され、発想や創造の源になっているのではないでしょうか。

 日本もこのような本当の意味で成熟した社会にしていきたいものです。私の参加している「教育人間塾」は、まさにこの「学習サークル」に当てはまると感じます。

《人間の脳の中は「ある行動をとったあと、脳の中で“報酬”を表す物質が放出されると強化する」という性質を持っているのです。つまり、報酬を得て喜びを実感できた行動を再現し、繰り返したくなる。結果、その行動に熟練していくというわけです。

 そのカギを握っているのは「ドーパミン」という物質です。

 ここでいう報酬とは、何かを成し遂げることによる達成感や、他者からほめられること、自分の知識欲を満足させることなどを指します。どんなものを報酬(喜び)と感じるかは、人それぞれでしょう。僕の場合は「新しい知識を手に入れる」ということが、何ものにも代えがたい大きな報酬でした》

●らくだ学習による報酬の第一は、「自分の力でプリントに合格すること」、つまり、「同じプリントを何枚も何日も続けた結果、めやす時間台でできてミスが3つ以内に収まること」でしょうね。

 独力で成し遂げた達成感は何ものにも勝るものですし、それにより親や指導者にほめられる(私としてはほめるというより‘共感する(喜びを共にする)’意識の方が強いのですがー)のは、本人にとってうれしいに違いありません。

 これを毎日毎日何年にも渡って繰り返していくのですから、「ドーパミン」出まくり?の学習システムと言えますね。

 これはずっと気になっていた本です。なぜかというと、茂木さんの提唱する勉強法が、らくだの学習法ととても近いところにあるのではないかと感じていたからです。

 そしてそれは、私の予想を超えたものでした。私が子どもたちに伝えたいことと、茂木さんが伝えたいことは、ほとんど一致していると言っても過言ではなかったので、驚きでした。

 もちろん、私にとって都合のいいように茂木さんの説を解釈したのだろうーと言われれば、そうですとしか言いようがないのですが。

 いずれにしろ、自分のやっていること、目指すところが、脳科学の第一人者と言われる方から裏付けられた格好ですから、私は大いに勇気づけられました。

 ということで、今後しばらく、本の紹介がてら感じたことを記していきたいと思います。
                        *
 【はじめに】より

《ここで一番大切で、かつ、面白いのは、最初は取り立てて秀才とはいえなかった僕が、なぜそれぞれの学校で学年一位になることができたのか。その過程において、いったい僕に何が起こったのかということです。

 それは、「勉強のしかたが分かった」からに尽きます。そして、僕の勉強法は周りの人たちのそれとは、まったく違うものだったのです。僕自身は、ほとんど親から「勉強しなさい」と言われたことがありません。

 自分から進んで勉強していました。それは、勉強が面白くてたまらなかったからです。勉強をしていると自分の中の何かがとても喜ぶのです。それは一種の快感といってもいいぐらい、勉強を続けるほどに楽しくなるのです。やがて「勉強するとうれしい」「うれしいから勉強する」というサイクルを延々と繰り返すようになったわけです》


●最高のサイクルが、幼少の頃からすでに備わっていたのでしょうね。「勉強しなさい」と言われなかったからこそ、「勉強が面白くてたまらなかった」につながったはずです。

 茂木さんの親御さんがどんな方なのか知りたいところです。ただ「勉強しなさい」と言わなければいいものではなく、小さい頃からの家庭環境にカギがあるに違いないからです。

 らくだ学習が目標とすることの一つも、「勉強のしかたが分かること」です。塾に行って教えられることに慣れてしまったり、学校で勉強は教わるものと思ってしまったり、ましてや家庭教師に手取り足取り教えられてばかりいると、どうなるかー。

 ちょっと想像すればわかることですが、目先の成績にとらわれてしまうと、後で取り返しのつかないことになりかねないと私は思っています。

 海外の大学に進学することになったお子さんの親御さんが、子どもさんのこれまでのことを振り返って、何がよかったのかについて記しているものを読みました。

 そこにあったことの一つが、上記の言葉です。これにより、親としては勉強しろと言ったことは一度もないし、ほとんど手伝う必要はないくらい自立的に勉強していたとのことです。
 また、クラブ活動もし、塾には一切行かず、学校の勉強や活動をしっかりすることが進学にもつながっていったのだそうです。

 この子どもさんはいわゆる帰国子女であり、最初から海外の大学を視野に入れていたので、一般に一概に言えることではないかもしれません。でも逆に、海外の大学ではどのような学生を望んでいるのかというと、「受験一辺倒」で高校生活を送ってきた子どもではないことだけは確かです。

 要するに、日本以外では、そのような学生は望まれていない、そのような子だと社会では通用しないと言っているようなものであり、これからもっと拡がるであろうグローバル社会の中で生きていくには、「受験勉強」ではなく「自立的勉強」だ、と言えるのではないでしょうか。

 そしてそのためには、小さな頃からの習慣付けこそ大切になってくるのだと思います。ちなみにこの方のお子さんは、幼児期に受けた「モンテッソーリ教育」により、「勉強は人から強制されてやるものではなく、自立的に行うものであるという態度」が身についていたと考えておられます。

 らくだメソッドの指導者には、モンテッソーリ教育の専門家もおられます。らくだとモンテッソーリは近いところにあるのではないかと私は感じています。


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