さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

算数・数学

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

●「第一部 数学の世界を獲得する」「第二部 数学の世界をふりかえる」は、私にとって専門的で難しく、「第三部 数学の世界を楽しむ」に入ってようやくそれこそ「楽しむ」ことができました。

 教育に関して印象に残った部分を二カ所抜粋しました。

《やはり教育というのは、基本的には、すべての人間がその人の人生をいかに豊かにデザインをするか、ということにかかわるんだと思う》

《これはものすごく自明な命題だけれども、二十歳の人が四十歳になるまで二十年しかないわけです。教育というのは少なくとも二十年はもたないと教育の名に値しない、とぼくは思う。二十歳の人が四十歳になるころに、ちょっと大学へ行って数学を聞いてみようかという気になる、そういう下地をつくるのが本来の教育でしょう》

ー上記の言葉に出合えてよかった。やっぱり「生涯、学習」ですね。

《この本を通じて学んできたこと、それは、「仕組みを考え、理解できるような体質を作
る」ということでした。そのためにはどんなことが必要だったでしょう?

1、議論をするまえに、前提になっていることを書き出せること。
2、前提はだれにでもわかるように簡潔に書くこと。
3、議論を進めるときには、「お告げがあった」とか「○○さんが言ったから」とか
 「ふつうにそうじゃん」という非論理的なことは言わないこと。
4、なにかを主張するときには、理由をわかりやすい言葉できちんと説明すること。
5、議論はあっちこっちに行かずに、順序よく進めること。
6、結論をきちんと書く。
7、自分が主張したこと(式、証明、議論)を冷静に第三者の視点から見直すこと。

 この7つのポイントがきちんと身についたなら、あなたはハッピーになる能力を獲得で
きるはずなのです。

 数学という科目は、公平なコミュニケーションができる、冷静でハッピーな大人になる
ための訓練のひとつだ、と私は思うのです》

ーなるほど!数学ってそういうものだったんだーと、(今になって)思ったのは私だけで
はないでしょう・・・。

《数学では、「ああ、あたりまえだ…」ということをつなげて式や証明を書くわけですか
ら、まちがっているときはまちがっている、正しいときは正しい、と、結果がはっきりす
るわけです。
 それは、短い時間の間に、何度でもまちがう経験ができる、ということです》

ー「まちがうこと」をおそれて何もできない、という子どもが増えているように感じます
が、こんなところでつながっているのかもしれない、と感じました。

《粘り強く考える「頭の体力」がなければ、責任を持って仕事ができるおとなになること
はできません。特に、人々の生活や幸せを左右するような重大な仕事につくためには、粘
り強く考える能力は欠かせません。仕事への情熱や、正義感だけでは、そういう仕事は務
まらないのです》

ー「頭の体力」「仕事への情熱や、正義感だけでは、そういう仕事は務まらない」、これ
らの言葉は、今の時代にこそしっかりと考えていかなければいけないことなのではないで
しょうかー。

《算数や数学を通じて、みなさんは「仕組み」とはなにか、ということを学んでいるはず
なんです。
(不安になったりするのは)「仕組み」がわからないせいで、見通しが立たないからでは
ないでしょうか。
 だったら、覚悟を決めて、「わかる」場所までもどってみるしかないでしょう。確実に
「わかる」場所まで。「数学」でつまずいているなら思いきって「算数」にもどってみま
しょう。
 たとえば、それがたし算の仕組みでも、わり算の仕組みでも、いい。そうして、「仕組
みがわかるということ」をきちんと体験して、その気持ちよさを味わってみませんか》

ーわかるところまで戻る、やっぱりそこですね。でもそれには結構「勇気」が必要だった
りします。「それでオッケー!」と背中をポンと押す人がいたらいいですね。

《ムダがなくてセンスのある答え、というのはさっきみたいにたしかにありますが、数学
ができるようになるかは、そんな、数学的センスがあるかどうかにかかっている、という
のは迷信です。数学ができるようになるかどうかは、あたりまえのことをバカにせず、省
略せずに、順番に書く練習ができるかどうか、にかかっています。それを繰り返すうちに、
シンプルで説得力のある、「センスのよい答え」が書けるようになるのです。

 そして、それは、数学に限ったことではありません。かっこいい判決文を書く、おいし
いおせち料理をつくる、イチローみたいな選手になる、法隆寺の五重塔を建てる、映画
「となりのトトロ」を作るなど、「意味のあるほとんどすべてのこと」に共通する基本的
な性質です》

ー「意味のあるほとんどすべてのこと」に共通する基本的な性質、というのは重い言葉で
はないでしょうか。いかにして「あたりまえのことをバカにせず、省略せずに、順番に書
く練習」を子どもたちに習慣づけていくか、そのことを今一度しっかりと考えてみるべき
なのでは?。

《算数嫌いの大人にこそ、この本を読んでほしい、と語る。「正解を出せなくてもいい。
問題を解きながら自分がどこでつまずいたのかを振り返り、計算間違いをしやすいおっち
ょこちょいだとか、論理に飛躍があるとか、難しい問題を見ると頭に血が上るというよう
な弱点がわかれば、自分を知る上でとても有益です」

 さらに子どもには、社会に出たときに自分らしく生き延びるスキルを、算数を通じて今
のうちから身につけてほしい、と新井さんは言う》

ーらくだを続けていると壁にぶつかります。その壁は人それぞれ違います。そこでの対応
の仕方(もがき方?)で自分自身を知ることにもなります。

 「らくだ教材に盛り込んである内容と、その教材をやっていく上でのシステムは、社会
で生きていく上で最低限必要なものだと捉えています。義務教育で学ぶ内容を100パーセ
ント身につければ、社会に出てから困ることはほとんどないでしょう。ほとんどの人が、
それができていないのが現状だと思います」

 上の言葉は他のらくだの指導者のものですが、私もそう感じています。

●ウチに帰ってビッグイシューをばさっと置いていたところ、連れ合いはその一番上に置
いてあった号をたまたま読んで、「算数の記事でおもしろいのがあったよ。知ってる?」
と言いました。

 それは、「ハッピーというのは前進するとき心に湧き上がる勇気ー『ハッピーになれる
算数』(理論社・1200円+税)の著者、新井紀子さんに聞く」という記事でした。

●「数学は公平なコミュニケーションができる訓練のひとつ」、数学を好きになって冷静
でハッピーな大人になる方法を指南するー
と書かれてあった記事を読んでみると、私が日頃感じていたのと同じようなことが書か
れていました。

 新井さんは、今「数学者」ですが、もとは数学嫌いだったと言いますからびっくりです。
新井さんの言葉の後に、私自身の仕事との関連からコメントを添えてみたいと思います。

《社会や英語と違って、数学は覚えることはほとんどなく、一つ仕組みがつかめれば何
でも同じように解ける。あたり前のことをバカにせず、省略せず、順番に書く練習をでき
るかどうかが数学的な能力を左右する。数学的センスがあるかどうかが大事というのは迷
信だと新井さんは言い切る》

ー私の教室で使っているらくだ教材は、一枚のプリントには一つの要素しか入っていませ
ん(例えば+1なら+1だけ)。つまり一つの仕組みをひたすら繰り返し練習するように
作られています。誰でもできるようになるための「仕組み」だったんだとあらためて感じ
ました。

《大切なのは仕組みを理解すること。人生においても、物事の仕組みを知っていれば情
報や評判に躍らされず、自分にとって一番ハッピーな選択ができるようになります。

 周りに合わせていれば何とかなると思っていても、ある日突然、みんなとは違う不幸
が自分だけに訪れるかもしれない。

 そんなときも問題の大きさに呑まれないように、問題が大きければ小さく分解して、
自分の力で一つずつ解決していく習慣をつけておくことです》

ーらくだは「自分で自分の課題を発見し、それを解決する力を身につける」ことを、長期
的視野で見ていくコンセプトのもとにつくり出されていますから、それぞれの人がそれぞ
れに“ハッピーになるためのツール”と私は考えています。

全1ページ

[1]


.
tomoto
tomoto
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
10/31まで秋の行楽キャンペーン実施中
衛生対策製品クレベリンの姉妹ブランド
クレベ&アンドハンドジェルが新登場
今だけ。お試しキャンペーン実施中!
花王ニベアクリームをお得に購入
マツモトキヨシで使えるクーポンが
当たるチャンス!<Yahoo! JAPAN>

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事