さまざまな学びのかたち〜すくーるhana便り〜

「学力がつく」ことは「人間として生きる上での自信がつくこと」 …教育・子育てについて等意見交換しましょうねー

音楽、ジンベ&ダンス

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●私が山北紀彦と出会ったのは1997年だったろうかー運命の出会い編(?)

 その年の5月末に長野県の木曽福島で行われた WALK TALK (私のタイコとダンスの師であるご夫婦のユニット)合宿に車で参加してきた私は、長万部で昼食を取っていました。忘れもしない(ちょっと奮発した)かに天ぷら定職、1000円也。

 食事をしていると、なにやら大きなタイコを抱えた青年が同じ食堂に入ってきました。私はその日札幌で用事が入っており、長野から青森まで高速を飛ばし、フェリーに乗って函館から長万部まで走り、札幌までもうひといきというところまで来ていました(今思うと危険でしたね。雨天の高速。まだ若かったからできたこと?)。

 そんな大きなタイコを抱えた青年と出会うなんて滅多にないことですから、通常であれば声をかけて話でもするところですが、とにかく急いでいたので「今は関わりたくない」(!?)と思って急いで食事を済ませ会計を済ませ、さっさと食堂を出て自分の車に戻りました。

 さて行こうかと車に乗ろうとしたそのとき、「すみませ〜ん」とさっき食堂に入ったばかりの青年がタイコを抱えて走りよって来るではありませんかー。

 内心「ありゃりゃ〜」と思いつつ、「どうしたの?」と聞くと、「函館からヒッチハイクで札幌まで行こうと思っているので、乗せて行ってくれませんか?」と言います。

 彼と私はもちろん初対面です。そこで私は運命的なものを感じずにはいられませんでした。どうしてかというとー私は車の後ろに、木曽福島合宿で使ったタイコ(ジンベ)を、仲間の分と合わせて4〜5台積んでいたのです。

 初対面の者同士で、どちらもタイコをお供に旅をして、タイコとタイコがご対面なんてシチュエーションは、どう考えても出来過ぎ?です。偶然とはいえちょっと身震いするような場面でした。

 私は、「それ、タイコでしょ?」と彼に聞きました。彼は「え、そうですけどー」みたいな返事をしたと思います。私は、「これ、見てみて」とおもむろに車の後ろのドアを開け、タイコにかけていた布を取り外しました。

 彼はそこに積み上げられているタイコを見て、目が点になっていたように思います。「な、なんでですか〜」みたいな反応だったと思います。

 そこで私は、「実は自分もタイコを叩いていてね、今ちょうど、私の先生たちの合宿に参加して帰る途中なんだよ」と伝えました。

 彼は自分で丸2年かけて一本の木からくり抜いてタイコを作り、そのタイコを抱えてヒッチハイクをし、叩かせてもらえるところで叩いて楽しむという暮らしをしていたのでした。今回札幌へ行くのは、私も知っているガーナの音楽家のライブがあるので、そこに行きたいと思ってのことだったと思います。

 札幌までの道中、話が尽きなかったことは言うまでもありません。

 彼は確か大学在学中で、これから「どう生きるか」に迷っていました。タイコを叩いて暮らしていきたい、でも現実には・・・。私は確か(無責任にー)、「やりたいことをやっていけばいいんじゃない〜?」と、彼の背中を押したように思います。

 その後紆余曲折を経て彼はタイコ叩きとしての道を歩み、今では日本でも指折りのアフリカンパーカッショニストとして、ライブを行ったりさまざまな音楽家と共演するまでになっています。

 誰もがノッて踊りだしたくなるリズムを叩き出す術は天性のもののように思いますし、誰からも愛される天真爛漫で豪快なキャラクター(本当は繊細?)により、人とのつながりの中で生きているような彼の人生を、私はずっと応援しています。

 ちなみに、どうしてあんなに早く食堂から出て来たかというと、「いつでもどこでも昼食はカレーライスと決めていて(安価なのと量があるのと)、さっさと食べて出てきた」からだそうです。それにしても早かったー。今でも昼食を外で取るときはカレーライスなのだろうか…。

●N'DANA(ンダナ)10周年記念ライブのお知らせ

 その山ちゃんから久しぶりに電話をもらいました。
「N'DANA(ンダナ)が10周年になるんですよ! 札幌でもライブをやるので、ぜひお知らせしたいとい思って。今回‘禁煙’の場所ですからー」とのことでした。
 
 ちなみに N'DANA は、彼が和歌山から函館に住み着いた(当時)三田健司氏と、ニューヨークで活動していた木村マサト氏が運命的に道南で出会い、結成したアフリカンパーカッショングループです。

 この‘禁煙’というのが私に対しての殺し文句?でした。私は山ちゃんたちのライブに子どもを連れて行きたいといつも思っていましたが、小さなライブハウスなどで行われることが多く、私も子どもも煙に弱いので、なかなか行く機会が作れないと伝えたことがあったのです。

 彼はそれを覚えていてくれて、「今回は禁煙の場所です!」と強調してくれたのでした。じゃあ都合ついたら行けるかもしれないから、詳しいこと教えてと伝えると、早速チラシを送付してくれたのですが、そのチラシは切り貼りした手づくりの「原版」だったので笑えました(彼らしい‥)。

 今回は、「おかげさまで10周年! ンダナ・ありがとうライブ」ということで、道内各地を回るそうですので、ぜひホームページをご覧になって、お近くの方は見に行って楽しんで来てください。私も久しぶりに行って、「10周年おめでとう!」と伝えてきたいと思いますし、パワーアップしたであろう彼らのパフォーマンスを子どもといっしょに楽しみたいと思います。みなさんも、ぜひどうぞ(明日に迫っていますが…)。

日時:5月9日(日) 午後2時半開場、3時スタート 
料金:2000円・ワンドリンク付き 
場所:コミュニティシェアハウス にぱぱ
    (東区北14条東15丁目4−18、
     地下鉄東豊線環状通東駅2番4番出入り口から徒歩1分、
      ゲオお客様駐車場隣の一軒家、専用駐車場有り)
問い合わせ:やうち hakunamatata.612@i.softbank.jp 

※山北のりひこHP つちのうえブログ http://ameblo.jp/tsuchinoue/

「クリスマスの約束」が再放送されましたねー。
あまりにCMが多かったことには辟易としましたが、「本番」である歌の部分『22分50秒』をノーカットで放送するためにはああするしかなかったんでしょうね。まぁしょうがないとしますか。私はCMカットでビデオ録画したところ、計1時間8分位で治まりました。今後またこれを見るのが楽しみです。

 9年目を迎えた「クリスマスの約束」は、過去に一度再放送されたことがあったらしいのですが、いずれにしろ今回の再放送は異例のもので、視聴者の声に応えての「今回限り」のもののようです。

 前回放送されたときにはなかった映像もありましたが、もちろんカットされた部分もありました。今回ももちろんよかったですが、今回ほど編集が凝ってない、つまり起こった出来事をダダーッと流した感じの前回のものの方が、私としては感動が大きかったです。でもまあ初めて目にした時の感動が大きいのは当たり前ですね。

 それにしても、何度観てもグッときます。今回は各アーティストごとに感じたことをちょっとずつコメントしてみようかと思います。47歳のオッさんのつぶやきですのでー。

1、藤井フミヤ/TRUE LOVE
 イントロが流れた瞬間、観客席とアーティストが一体となったような気がした。ここでググッとこれから始まる何か得体の知れないことへの期待感が高まっていったような。チェッカーズも藤井フミヤも別に好きなわけじゃなかったけど、彼の声のオリジナリティを感じ、楽曲のすばらしさをあらためて感じた。

2、STARDUST REVUE/今夜だけきっと
 前の曲から自分の楽曲と声で即座に世界が変わる、やっぱりアーティストってスゴイな。

3、広瀬香美/ロマンスの神様
 しばらく活動を休止していたはずだし、あまり顔を見たことがなかったけど、この曲は誰もが知ってるという感じのフレーズがあって盛り上がった〜。あらためて声のよさを感じた。「なつかし〜」「お帰り〜」という感じの観客の顔も映ってた。
 
4、JUJU/明日がくるなら
 この若い子、もちろん知らなかったー。この場に出て来なかったら、決して耳を傾けることはなかっただろうなぁ。若い子の歌をオッさんオバさん(失礼)たちもいっしょになってコーラスする姿が、とってもいい! こんな機会がないとやらなかったろうしね。

5、松たかこ/明日、春が来たら
 この人は女優の方がメインだと勝手に思っていたけど、透明感のあるいい声してるし歌がうまくなっているなぁ。この曲もいいし、見直した‥?

6、中村中(あたる)/友達の詩
 この人、私の中では今回一番認識を新たにー。前々からいい歌歌ってるなとは思っていたけど、積極的に聞こうとまでは思わずにいた。確か、性同一性障害だったのではなかったかな。たぶん体験から来ているだろうこの歌の歌詞「手をつなぐくらいでいい 並んで歩くだけでいい」が、この人の声と相まってとってもグッときてしまう…。そして、今回のイベントを一番喜んで体全体で楽しんでいるように感じられた、その姿もよかった。じっくりアルバムを聴いてみたいー。

7、佐藤竹善/La La La
 Sing Like Talking で活動していたけど、最近はソロ活動の方が多いのかな。知る人ぞ知るなんだろうけど、やっぱり歌がうまい。この場に出ているアーティストはみんな歌がうまいけど。これもいい楽曲だ。
 
8、Crystal Kay/恋に落ちたら
 娘が見ている歌番組でたまに目にしていた程度だったけど、この子もものすごく歌がうまいし、難しい歌を作って歌っている。

9、AI/Story
 この子も上記同様なんだけど、オリジナリティがあって声量があって聞きごたえがあった。関西的ノリでムードメーカーだったらしい。

10、鈴木雅之/夢で逢えたら
 ご存知元ラッツ&スター。一人場違いなコワいオッさんという感じでしたが、この曲の後半伴奏なしの歌唱になり、男性陣の低いコーラスが優れものだった。

11、一青よう/ハナミズキ
 この曲元々私は大好きです。このすんばらしい曲に全員のコーラスが入ったのがまたさらにすんばらしい。最後の最後に顔をくしゃくしゃにして泣いていたのが印象的だったー。

12、山本潤子/翼をください
 出ました名曲! 合唱するにはバッチリな歌であまりにポピュラーという気もしないではないけど、今回の出演アーティスト全員での合唱は、やっぱりいいんだなぁ。いい曲はやっぱりいいと、あらためて思わせてくれたのもうれしい。娘、いや、孫くらいになるかもしれないような子たちの中に入ってこの曲をみんないっしょに歌う、そんな機会を作れただけでもすばらしい。

13、、清水翔太/HOME
 ぜ〜んぜん知らなかった若手アーティストでだったけど、この曲の歌詞がなかなかによかった。そして、ラップ調のこの曲を、オッさんアーティストたちまでいっしょになって歌う、歌える程練習してきたというのを感じるだけでも感動もの。

14、小田和正/YES-YES-YES
 出ました大御所。小田さんはどの曲で来るのかなと思ってたけど、オフコース時代の中でも私も大好きだったこの曲で来たのはうれしかった。この高音の続く歌を他のアーティストたちもいっしょに歌うというのがまたスゴイ場面だった。財津和夫とのかけ合い?がおちゃめで楽しかった。

15、キマグレン/LIFE
 ここでググッとノリのいいリズムになって、アーティストも観客も最高にノリノリ状態にー。みんな心からこの場を楽しんでいる姿を見るのがなんともうれしい。そしてこの若手アーティストも知らなかったけど、とってもよかった。

16、Aqua Times/虹
 引き続きノリノリの若手の曲。コーラスから続くソロの歌声がオリジナリティがあってとても引き込まれた。いい曲だ。

17、スキマスイッチ/全力少年
 この曲のフレーズは印象に残っていたけど、ちゃんと聞いたのは初めてだった。とってもいい曲。キマグレンから続いたノリノリ状態がここでピークに達して、アーティストと観客は一体化! 今回のメドレーは小田さんが編曲していったんだろうけど、曲と曲の「つなぎ」がどれもすばらしかった中で、この曲へのつなぎはまた最高にグッときた。

18、平原綾香/Jupiter
 前の曲までのノリノリ状態をいったんおさめて、じっくりと低音の歌唱で聞かせてくれた。それにしてもそれぞれに独自の世界を持っていて、それを短い間でも表現しきれるのは、プロなのだから当たり前とはいえ、すばらしい。

19、夏川りみ/涙そうそう
 前曲に引き続きじっくり聞かせ、また無伴奏での全員の合唱がすばらしかった。観客席の若い女性たちがアップで映し出される場面が多かったけど、この曲のときはわりとご年配の方が聞き入る姿が映し出され、それもよかった。

20、財津和夫/青春の影
 私も若い頃から大好きだったこの曲でしたが、全員での合唱は財津さんがソロで歌うよりもグッときた。他の曲にも当てはまるけど、合唱により「いい曲をさらにいいと思わせてくれた」のにはびっくり。小田さんはそこまで感じとっていたのだろうか。合唱だとその曲それぞれの持ち味やアーティスト各々の個性を消すのではないかーとここに至るまでに散々言われていたけど、本番では「真逆」だった・・・。

21、いきものがかり/帰りたくなったよ
 「あぁ〜このすばらしいひとときが終わってしまう〜。永遠に続いてほしい〜」と、その場にいたアーティスト、観客誰もが思っていただろうその気持ちを代弁したような曲を最後に据えるなんて、やっぱり小田さんがスゴイのかー。せつなくのびやかな声で「帰りたくなったよ」と発せられた瞬間はたまらないものがあった…。いい歌だしいい声だしいい曲だった。初めてじっくり聞いた。

ーこうして書いてみて、小田さんの編曲のすばらしさと、バックの演奏者たちの技量があったからこそ、この『22分50秒』が成り立ったんだと思い至りました。

 特に小田さんは、それぞれのアーティストのどの曲を選んで、どの部分を歌うことにして、どうソロとコーラスを組み合わせて、どうつないで、等など、ものすごい作業量をこなし、なおかつ実際の練習をリードしていったのですから、本当に大したものです。

 小田さんが、オフコースからソロへとこれまでやってきたことは、今回のこのことをするためにあったのではないか、と思えるほどです。

●「たしかなこと」

 最後に、小田さんのこの歌を全員が前に出て(合唱部スタイルで?)、前半はドラムのハイハットのみの伴奏で(ほとんどアカペラで)、そしてなんとユニゾンで斉唱したのでしたが、『22分50秒』での達成感、感動がまるで歌詞に込められたような歌だったこともあり?、みんな感涙の大合唱となったのでした。

 この日のことを噛みしめるようにそれぞれが歌って、自然と涙が溢れ出た、そんな印象を持ちます。決して台本にはない、作り物ではないことが、画面を通して伝わってきて、見ているこちらも泣けて来ました。

 そうそう、これが「合唱」だとすると、『22分50秒』は思えば「ゴスペル」スタイルだったと言えますね。

●「一人でやった達成感より、みんなと共同作業でやった達成感の方がずっと大きなものになる」

 どうして「今回のクリスマスの約束」に私はこんなに入れ込んでしまっているのだろうーと自分でも思うのですが、きっと上記のことが私がこれまでにやってきたことと通じているからではないかと感じます。

 私がこれまでやってきた「あじあくらぶ」にしろ「ジンベ」にしろ「らくだ」にしろ、一人ではなく場を共有する人たちとの共同作業です。感動は共同作業から生まれるんですね。

●「ジンベ」でやってきた中で一番印象に残っているのは、2003年札幌芸術の森での「ジャナグル」コンサートです。「ジャナグル」はアフリカのジンバブエのミュージシャンたちで、その札幌公演でしたが、私たちジンベクラブは縁あって前座として声がかかりました。

 そのとき私は即座に、「ダンスをいっしょにやってくれる人たちを広く募集して、コンサートのために練習を積み重ねてステージにいっしょに上がり、多くの人たちと楽しみを共有したい」と思い、それを実行しました。

 それに通じるその場全体での共有体験を、「クリスマスの約束」にも感じられるのです。やり方は違っても、目指す方向はいっしょというかー。

●今回のことをブログで発信したところ、私のブログではこれまでで最高のヒット数(来訪者数)となって驚きました。なんと100名越え! 同じような思いでいる人たちがいっぱいいたんですね。

 私もいろいろ調べてみたら、「ニコニコ動画」に、映像はないけれど歌の部分が全編に渡ってアップされているのを見つけました。これは音質もよく、歌もコーラスも観客の拍手も入っているので、映像で見るよりも聞き入ることができ、これはこれで感動ものでした。

 ここに書き込まれたコメントもいっしょに流れてくるので、放送を見ていない人でも「想像で」楽しめますので、興味のある方はのぞいてみるといいですよ。

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm9350839

●これほどのことをやってしまうと、次の「クリスマスの約束」は何をするのか、気になりますね。今回同様のことをやってもいいのでしょうが、二番煎じになってしまいますし。でもこれを恒例化するのもいいのではないかとも思います。

 歌のよさ、アーティストのよさを感じさせ、つながりを作っていくのですから。
 「紅白歌合戦なんかよりこっちの方がずっと“歌力”を感じる。紅白いらないからこっちをやって!」なんて声もあるみたいですし。

 今日はエイプリルフールということですが、日本人はなかなかセンスのいいウソをつくのは難しいのではないでしょうか。みんなで笑えるようなウソだったらいいんですがー。

 なんて思いつつ今日のテレビをインターネットでチェックしてみると…目が点になりました。あの、「クリスマスの約束」が再放送されるではありませんか! 思わず、「ウソだろ〜」と口走ってしまいました。

 去年のクリスマスに放送されたこの番組を観ての感想等をブログやメルマガで発信したところ、「私も観た〜」「テレビの前で正座して見入った」「目が釘付けになった」「録画しなかったことを後悔した」等などの反響を、友人知人だけでなくネットでこれを読んだ方々からもいただき、同じような思いで観ていた人は多かったんだと感じました。

 そして観ていない人からは、「私も観たかった…」「ビデオ貸してー」などの声をいただき、今私のビデオは友人宅に行ってます。そろそろまた観たいなぁ、と思っていたところでもありました。

 前回は3倍速録画だったので、今回は等倍録画しておこうと思います。
「多くの反響に感謝しての特別編をお届けします」とのことですので、と〜っても楽しみです。前回は約2時間の放送でしたが、今回は1時間半なので、いいところをぎっしりと詰め込んだ内容になっているのでしょうか。

 見逃した方、まだ見ていない方、見逃す手はありません。ちょっとでも歌が好きな方でしたら、世代を問わず、ぜひ見ていただきたいと思います。 23:59〜1:29 TBS系列 での放送です。

 以下に、以前発信した文章を採録しておきます。

                        *
1月29日(金)
 大感動の“22分50秒”ー小田和正「クリスマスの約束」を観てー

 私は今頃になって、年末年始録りためておいたビデオを観ているのですが、去年12月25日の夜に放送されたTBS系「クリスマスの約束」は圧巻でした。小田和正が数々のアーティストと共演するこの番組は、ここ数年毎年クリスマスの夜に放送されており、私は楽しみにしています。

 小田さんが、自分の歌だけでなく、他の歌手の歌を歌ったり、他の歌手とコラボレーションしたりするのですが、彼はこの番組で、他の歌手と「共同」で一つのことを成し遂げることを重要視しており、そこに至るまでのプロセスもドキュメンタリータッチで描いています。

 小田さん自身が手紙を書いて、アーティストに自分の思いを伝えますが、それは受け入れられたり受け入れられなかったりー。小田さんも年を重ねて丸くなったのか(?)、アーティスト同士がつながっていくことの重要性を感じ、それを自分が中心になってやる必要性を感じていることが、番組から伝わってきます。

 どうしてそれがしたいのかというと、最終的には、「歌っていいもんだよ」と伝えたいからこそでしょうし、もっといえば、「歌の力を信じている」からなのでしょう。さらに、一人の力より、多くの力が合わさったときに持つ力・・・。

●今年小田さんが声をかけてOKの返事をくれたアーティストは、総勢21組に上りました。
 そして小田さんが考えていたのは、長年あたためていていつかやりたいと思っていた、「アーティストそれぞれの持ち歌をメドレーにして、参加アーティスト全員で歌う」というものでした。

 最初小田さんが考えていることを他のアーティストや番組制作の方々に伝えても、「どうしてそれをやるのか」の意味を感じとってもらえず、「そんなことをやっても、それぞれのアーティストの持ち味を殺すだけになってしまうのではないか」「何もみんな一同に会していっしょに歌わなくてももっと他にやり方があるのではないか」との声が上がりました。

 しかし小田さんは、「意味が見えないからこそやる価値がある」という強い気持ちで臨み、「とにかく集まれるメンバーで集まって実際に歌うことから始めよう」と、リハーサルを繰り返していくことを強行?しました。

 リハーサルを繰り返す中でも、「準備期間が少ない」「超多忙なアーティストが全員集まれることはない」「目的をはっきりさせないとアーティストの気持ちがまとまらないのではないか」の声が聞こえてくる中で、小田さん自身迷いながらも、「それぞれに才能がありすでに独り立ちしているアーティストが一同に会して声を重ね合う場の共有体験」こそが大事なのだという意思を貫いて、とうとう当日を迎えることになりました。

●感動の場をアーティストと観客が共有ーそれは22分50秒の奇跡?

 小田さんが、それぞれのアーティストの持ち歌(それもヒット曲ばかり!)をメドレーにした、タイトル「22分50秒」は、大勢の観客の前で披露されました。名だたるアーティストが集まっているのですから、大勢の観客が集まるわけです。でもそこで何が起こるかは、やってみないことには誰もわかりませんでした。

 ステージ前には2本のマイクが並び、アーティストが間髪を入れずに次々と持ち歌を続けて歌い、歌のバックには、ステージ後方に陣取ったアーティストみんなでコーラスを入れるという、とんでもないステージが始まりました。

 さてどんなふうになるだろうと思いつつ観たところー
 豪華アーティストが勢揃いし、イントロが流れ、最初に藤井フミヤが歌い出したそのときから、私は胸が熱くなり、それ以来終わりまでず〜っと熱くなりっぱなしでした。歌うのは、それぞれの歌手が多くて1コーラス、しかし耳に馴染んだ曲のサビがこれでもかと連なります。

 これは口で説明できません。観たらわかると思いますがー。
 こんなに大勢のアーティストが、それぞれのアーティストの代表曲をいっしょに歌う、こんな場面はもちろん目にしたことがありませんし、こんな出来事は未だかつて無かったことでしょう。それぞれがそれぞれに敬意を払って、なおかつ参加アーティストのみんなが満面の笑みでこの瞬間を楽しんでいる。そしてそれを観ている観客はアーティストのそんな姿を目の当たりにして感動している。

 私がこれまで興味がなかった若手アーティストの曲も、こうして聴くとすべていい曲に聞こえてしまいました。いや、いい曲なのでしょう。

 「みんな、歌うことを心から楽しんでいる」、「結果的に一つになってその場を存分に楽しんでいる」、その姿に私は感動したのでしょうかー。でも、何にこんなに感動したのか、自分自身まだ説明がつかない感じです。テレビの歌番組?でこんなに感動したことはありませんでした…。

 22分50秒が終わった後、観客の拍手は長い間鳴り止みませんでした。アーティストたちも抱き合ったり目に涙を浮かべたりー。当の小田和正も、それこそ「言葉にできない」で、ただ、「ありがとう」を繰り返していました。

 その後、何人かのアーティストが感想を述べましたが、一様に、「やってみて始めて小田さんの意図がわかった。このような場に参加できて本当によかった」と述べていました。

 最後に、なんと、全アーティストが‘ユニゾンで’(同じメロディーをみんなで歌うこと)、小田さんの歌を歌いました。ただ単に、みんなで同じ歌を同じように歌っただけなのに、さらなるこの感動は何だろう…と思うくらいに、これもまたすばらしい一瞬でした。

 思うに、最後の歌では、それぞれのアーティストが、「この場に参加できたことに心から感謝して」歌ったのでしょう。それが観客にも伝わり、それぞれのアーティスト同士にも伝わりー。

●とはいっても、「どうせテレビの歌番組だろ」と思われている方も多いことでしょう。私は感動の押し売りをするつもりはありませんが(?)、再放送があったらぜひ騙されたと思って?観てほしいです! きっとないんでしょうけどねえ。DVDが発売でもされたら入手したいとも思いますが、それも叶わぬことでしょうね、それぞれ所属レーベルなど違うでしょうから。

 とにかく、歌っていいな、音楽ってやっぱりいいな、とあらためて思わせてくれました。この番組のビデオは、私にとって永久保存ものです。観たい方がいたらお貸ししますけどね。

 そのうち、家族みんなで観たいなぁと思ってもいます。今をときめく若手アーティストから、私が長年親しんだ「加齢臭漂う?」(財津和夫談)ベテランアーティストまで揃っていますのでー。

○小田和正さんからたくさんのアーティストへ向けての手紙(番組のナレーションより)

「アーティストのみなさまへ。前略、突然のことで、お許しください。お願いの手紙です。

 ずっと考えていました。大勢のアーティストが一堂に会して、歌いたい歌を全員で歌ったら、どうなんだろう。参加してくれるアーティスト自身の曲を、ワンコーラスをメドに、歌い倒す。
 それが、どうしたんだと言われても、返せるような確かな答えは、ありません。何かが伝わるかも、などとも言いません。
 でももし、おもしろそうじゃん、つき合ってもいいよ、と膝を軽くポンと叩いて同意してくれるようなら、参加していただけないだろうか。
 大義名分はありません。どんなところへたどり着けるのか、それだけです。
 ご返事お待ちしています。」

○「クリスマスの約束」第1回目(2001年)に書いた手紙(番組のナレーションより)

「僕らのような音楽をやってきたものにとって、今大切なことは、同じ時代に音楽を作ってきた人たちを、認め、愛し、尊敬することなのではないかー。
 その意味をこめ、無数にある曲の中から、非難を承知の上で、一方的に7曲を選んだので、いっしょに歌ってもらえないだろうか?」

 でもこのとき、小田さんといっしょにステージに立ったアーティストはいませんでした。
 一人で歌いました。

○今回の「22分50秒」に参加したアーティストたち(歌った順番通り)

藤井フミヤ/TRUE LOVE〜STARDUST REVUE/今夜だけきっと〜広瀬香美/ロマンスの神様〜JUJU/明日がくるなら〜松たかこ/明日、春が来たら〜中村中/友達の詩〜佐藤竹善/La La La〜Crystal Kay/恋に落ちたら〜AI/Story〜鈴木雅之/夢で逢えたら〜一青よう/ハナミズキ〜山本潤子/翼をください〜清水翔太/HOME〜小田和正/YES-YES-YES〜キマグレン/LIFE〜Aqua Times/虹〜スキマスイッチ/全力少年〜平原綾香/Jupiter〜夏川りみ/涙そうそう〜財津和夫/青春の影〜いきものがかり/帰りたくなったよ

 今週木曜日、知人の小学校教員の方からの依頼で、3年生2クラス約40人の子どもたち対象の、演奏交流会(演奏&ダンス&ドラム体験)を行ってきました。札幌市内の公園に隣接する、とても環境のいいところにその小学校はありました。

 メンバーは私と連れ合いに加えて、2名の女性が平日日中にも関わらず都合をつけてくれたので、音の厚みも出て踊りも存分に楽しむことができました。

●絵本『アフリカの音』の読み聞かせのバックにタイコの音を入れるところから始めました。私たちは、子どもたち対象の演奏交流の場では、まず最初にこれをやりたいと思っています。

 この絵本の作者の沢田としきさんは、私のタイコの師と同じ方からタイコを学び、私同様ダンスもいっしょに学んできました。彼が長きに渡ってジンベ&ダンスを学び続けた結晶が、この絵本『アフリカの音』になったのだと、私は勝手に思っています。それほど、ジンベ&ダンスの神髄?をあますところなく伝えている絵本です。彼独特のタッチで描く和やかな雰囲気の絵本の世界に触れる中で、子どもたちに自然に楽しみながら「アフリカの音」の世界観が伝わっていきます。

 絵本に出てくるものとまったく同じタイコで、まさに絵本に出てくるアフリカのリズムをバックにした読み聞かせは、他でなかなか体験できるものではないでしょう。これをするだけで、私たちが伝えたいことの大半が伝わるのですから、私たちとしても願ったり叶ったりなのです。

 読み聞かせが始まり、タイコの音がバックに静かに入り出すと、子どもたちがより一層物語りの世界に入り込んでいく様子を感じ取ることができました。

 「問題のある子」がいると先生からお聞きしていましたが(たぶんじっと静かにしていられないような子ども)、みんな固唾をのんで物語に入り込んでいるように私は思えました。もっとも、じっとして聞かなければいけないものだとも思っていませんでしたが。

●その後、「ファンガ」というリズムをやりました。
 このリズムには、「みなさんようこそいらっしゃいました」という歓迎の意味があるそうです。ここではコーラス部分をみんなに歌ってもらうのですが、子どもたちが元気いっぱいに「アーシェーアシェー」と歌ってくれる大きな声が部屋中に響き渡るのがとても心地よく、感動ものでした。この歌声を聞けるだけで私は、「やってよかった、来てよかった」と思えます。私にとっては癒される歌声、コーラスです。ちょっとしたダンスの振りも楽しんでくれたようでした。

●その次に、今日のメインとなるアフリカンダンス体験です。
 今回は、農業の神様に捧げるリズムとダンス「カキランベ」です。スローテンポのダンスを2種類、そしてアップテンポのダンスを2種類練習してからタイコの演奏をバックに踊るのですが、リズムのメリハリがあって、特に子どもたちとやるととても楽しいものとなります。

 今回は女性メンバーがダンスのリードを取って、動きの説明をしながら練習してからやりました。練習は練習、いざタイコの演奏をバックにして踊る時には、細かいことなんて気にしなくていいんです。リズムに乗って思う存分自由に踊って身体を動かしてもらうだけでもオッケーなのです。でもそのための導き役としてトラディショナルダンスがあり、今までやったことがない動きをする中で、いろいろ感じてもらえるといいと思っています。「やったことがないこと、すぐにはできないこと」にトライすることが大事だと思っていますから。

●ノリノリで汗をかいた後、先生がまだ時間があるということで、最後にもう一曲、喜びを表すダンスでとてもうれしいときに踊る「ウォロセドン」をやりました。もう一人の女性メンバーがダンスのリードを取り、いきなりタイコのリズムに乗ってやり始めました。これも2種類のダンスです。
 
●午後1時半から始めて2時10分程になり、最後は持参した10台程のタイコをぐるっと円形に置いてのタイコ体験です。これだけのジンベドラム(一本の木をくりぬきヤギの皮を張った手で叩くタイコ)を用意できる人はなかなかいませんから、これも他ではなかなか体験できないものでしょう。

 ジンベの特徴は、3つの音を叩き分けることにあります。基本の叩き方を教えますが、実際にタイコを叩いてすぐにこれらの音を出すのは至難の技です。もともと、何年も地道な練習を続けることによって始めて満足な音を出すことができるものですから。

 でも、この「やってみて初めてわかる難しさ」というのを実際に体験してもらうことこそ大事なことだと私は思っています。なるべくひとり一人に近づいて、いっしょに叩いて本物のタイコの音を体感してもらいます。
 
 でも最後には、みんなで思いきり好きなように叩いて発散してもらい、満足して?帰ってもらうようにしています。今回40人くらいの子どもたちがいましたら、1グループ10人くらいで5分前後、4周りしました。

●今回ぐらいの規模(30〜40人)が、子どもたちと交流するにはちょうどいいかもしれません。タイコをみんなに叩いてもらうにも限界ですし。また、小学校中学年くらいがちょうどいいかもしれません。低学年から幼児でももちろん楽しめますが、ダンスをそれなりに覚えてもらって動きの楽しさを感じてもらうにはこのくらいの年齢がいいでしょう。高学年になると女子を中心に‘照れ’が入ってくるので、まともにやろうとしない子が多くなってきます。

 校長室へご挨拶にうかがい、校長先生と少しお話しをしましたが、この小学校ではダンスを習っている女の先生が「ダンスクラブ」を作って、希望する子どもたちとダンスを楽しむ機会を作っているのだそうです。パソコンが得意な先生はパソコンクラブと、先生たちの得意なものがあれば学校現場でそれを活かすことができるということを聞いて、学校もずいぶん柔軟になったものだと私は思いました。

 今回の演奏交流会は学校の視聴覚室でやりました。隣接した多目的室とともに木造で気持ちがよく、規模もちょうどいい部屋なのですが、3階の端っこに位置していたため、十数台のタイコを4人で運ぶのは一苦労でした。最近の学校はなぜかこのような造りになっている校舎が多く、エレベーターがないため、演奏よりも準備で疲れてしまいますー。子どもたちの笑顔で疲れも吹っ飛ぶ…と言いたいところですが、寄る年波にはなかなか勝てず・・・。

 それでもやっぱりこのような機会が持てたことに感謝ですし、同行してくれるメンバーがいてこその出前演奏交流会ですから、感謝です。一期一会、子どもたちにとって小学校時代の楽しい思い出となってくれればそれで十分です。

 私は今頃になって、年末年始録りためておいたビデオを観ているのですが、去年12月25日の夜に放送されたTBS系「クリスマスの約束」は圧巻でした。小田和正が数々のアーティストと共演するこの番組は、ここ数年毎年クリスマスの夜に放送されており、私は楽しみにしています。

 小田さんが、自分の歌だけでなく、他の歌手の歌を歌ったり、他の歌手とコラボレーションしたりするのですが、彼はこの番組で、他の歌手と「共同」で一つのことを成し遂げることを重要視しており、そこに至るまでのプロセスもドキュメンタリータッチで描いています。

 小田さん自身が手紙を書いて、アーティストに自分の思いを伝えますが、それは受け入れられたり受け入れられなかったりー。小田さんも年を重ねて丸くなったのか(?)、アーティスト同士がつながっていくことの重要性を感じ、それを自分が中心になってやる必要性を感じていることが、番組から伝わってきます。

 どうしてそれがしたいのかというと、最終的には、「歌っていいもんだよ」と伝えたいからこそでしょうし、もっといえば、「歌の力を信じている」からなのでしょう。さらに、一人の力より、多くの力が合わさったときに持つ力・・・。

●今年小田さんが声をかけてOKの返事をくれたアーティストは、総勢21組に上りました。
 そして小田さんが考えていたのは、長年あたためていていつかやりたいと思っていた、「アーティストそれぞれの持ち歌をメドレーにして、参加アーティスト全員で歌う」というものでした。

 最初小田さんが考えていることを他のアーティストや番組制作の方々に伝えても、「どうしてそれをやるのか」の意味を感じとってもらえず、「そんなことをやっても、それぞれのアーティストの持ち味を殺すだけになってしまうのではないか」「何もみんな一同に会していっしょに歌わなくてももっと他にやり方があるのではないか」との声が上がりました。

 しかし小田さんは、「意味が見えないからこそやる価値がある」という強い気持ちで臨み、「とにかく集まれるメンバーで集まって実際に歌うことから始めよう」と、リハーサルを繰り返していくことを強行?しました。

 リハーサルを繰り返す中でも、「準備期間が少ない」「超多忙なアーティストが全員集まれることはない」「目的をはっきりさせないとアーティストの気持ちがまとまらないのではないか」の声が聞こえてくる中で、小田さん自身迷いながらも、「それぞれに才能がありすでに独り立ちしているアーティストが一同に会して声を重ね合う場の共有体験」こそが大事なのだという意思を貫いて、とうとう当日を迎えることになりました。

●感動の場をアーティストと観客が共有ーそれは22分50秒の奇跡?

 小田さんが、それぞれのアーティストの持ち歌(それもヒット曲ばかり!)をメドレーにした、タイトル「22分50秒」は、大勢の観客の前で披露されました。名だたるアーティストが集まっているのですから、大勢の観客が集まるわけです。でもそこで何が起こるかは、やってみないことには誰もわかりませんでした。

 ステージ前には2本のマイクが並び、アーティストが間髪を入れずに次々と持ち歌を続けて歌い、歌のバックには、ステージ後方に陣取ったアーティストみんなでコーラスを入れるという、とんでもないステージが始まりました。

 さてどんなふうになるだろうと思いつつ観たところー
 豪華アーティストが勢揃いし、イントロが流れ、最初に藤井フミヤが歌い出したそのときから、私は胸が熱くなり、それ以来終わりまでず〜っと熱くなりっぱなしでした。歌うのは、それぞれの歌手が多くて1コーラス、しかし耳に馴染んだ曲のサビがこれでもかと連なります。

 これは口で説明できません。観たらわかると思いますがー。
 こんなに大勢のアーティストが、それぞれのアーティストの代表曲をいっしょに歌う、こんな場面はもちろん目にしたことがありませんし、こんな出来事は未だかつて無かったことでしょう。それぞれがそれぞれに敬意を払って、なおかつ参加アーティストのみんなが満面の笑みでこの瞬間を楽しんでいる。そしてそれを観ている観客はアーティストのそんな姿を目の当たりにして感動している。

 私がこれまで興味がなかった若手アーティストの曲も、こうして聴くとすべていい曲に聞こえてしまいました。いや、いい曲なのでしょう。

 「みんな、歌うことを心から楽しんでいる」、「結果的に一つになってその場を存分に楽しんでいる」、その姿に私は感動したのでしょうかー。でも、何にこんなに感動したのか、自分自身まだ説明がつかない感じです。テレビの歌番組?でこんなに感動したことはありませんでした…。

 22分50秒が終わった後、観客の拍手は長い間鳴り止みませんでした。アーティストたちも抱き合ったり目に涙を浮かべたりー。当の小田和正も、それこそ「言葉にできない」で、ただ、「ありがとう」を繰り返していました。

 その後、何人かのアーティストが感想を述べましたが、一様に、「やってみて始めて小田さんの意図がわかった。このような場に参加できて本当によかった」と述べていました。

 最後に、なんと、全アーティストが‘ユニゾンで’(同じメロディーをみんなで歌うこと)、小田さんの歌を歌いました。ただ単に、みんなで同じ歌を同じように歌っただけなのに、さらなるこの感動は何だろう…と思うくらいに、これもまたすばらしい一瞬でした。

 思うに、最後の歌では、それぞれのアーティストが、「この場に参加できたことに心から感謝して」歌ったのでしょう。それが観客にも伝わり、それぞれのアーティスト同士にも伝わりー。

●とはいっても、「どうせテレビの歌番組だろ」と思われている方も多いことでしょう。私は感動の押し売りをするつもりはありませんが(?)、再放送があったらぜひ騙されたと思って?観てほしいです! きっとないんでしょうけどねえ。DVDが発売でもされたら入手したいとも思いますが、それも叶わぬことでしょうね、それぞれ所属レーベルなど違うでしょうから。

 とにかく、歌っていいな、音楽ってやっぱりいいな、とあらためて思わせてくれました。この番組のビデオは、私にとって永久保存ものです。観たい方がいたらお貸ししますけどね。

 そのうち、家族みんなで観たいなぁと思ってもいます。今をときめく若手アーティストから、私が長年親しんだ「加齢臭漂う?」(財津和夫談)ベテランアーティストまで揃っていますのでー。

◎小田和正さんからたくさんのアーティストへ向けての手紙(番組のナレーションより)

「アーティストのみなさまへ。前略、突然のことで、お許しください。お願いの手紙です。

 ずっと考えていました。大勢のアーティストが一堂に会して、歌いたい歌を全員で歌ったら、どうなんだろう。参加してくれるアーティスト自身の曲を、ワンコーラスをメドに、歌い倒す。
 それが、どうしたんだと言われても、返せるような確かな答えは、ありません。何かが伝わるかも、などとも言いません。
 でももし、おもしろそうじゃん、つき合ってもいいよ、と膝を軽くポンと叩いて同意してくれるようなら、参加していただけないだろうか。
 大義名分はありません。どんなところへたどり着けるのか、それだけです。
 ご返事お待ちしています。」

◎「クリスマスの約束」第1回目(2001年)に書いた手紙(番組のナレーションより)

「僕らのような音楽をやってきたものにとって、今大切なことは、同じ時代に音楽を作ってきた人たちを、認め、愛し、尊敬することなのではないかー。
 その意味をこめ、無数にある曲の中から、非難を承知の上で、一方的に7曲を選んだので、いっしょに歌ってもらえないだろうか?」

 でもこのとき、小田さんといっしょにステージに立ったアーティストはいませんでした。
 一人で歌いました。

★今回の「22分50秒」に参加したアーティストたち(歌った順番通り)

藤井フミヤ/TRUE LOVE〜STARDUST REVUE/今夜だけきっと〜広瀬香美/ロマンスの神様〜JUJU/明日がくるなら〜松たかこ/明日、春が来たら〜中村中/友達の詩〜佐藤竹善/La La La〜Crystal Kay/恋に落ちたら〜AI/Story〜鈴木雅之/夢で逢えたら〜一青よう/ハナミズキ〜山本潤子/翼をください〜清水翔太/HOME〜小田和正/YES-YES-YES〜キマグレン/LIFE〜Aqua Times/虹〜スキマスイッチ/全力少年〜平原綾香/Jupiter〜夏川りみ/涙そうそう〜財津和夫/青春の影〜いきものがかり/帰りたくなったよ

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