|
仏教学者の中村元という人についての詠歌です。
特に説明はしませんが、共感できる方がいらっしゃれば幸いです。
学人(まなびと)のかくにあれとや学べども
つゆもてらはぬ浄き心よ
常なればおごらむものを学ぶ程
なほ譲(へ)り下る法(のり)の学人
最後まで読んで頂いてありがとう御座いました。
|
日記
[ リスト | 詳細 ]
|
誰しも嫌いな人、憎らしい人はいるものでしょう。
人間交際がある以上、好きな人がいれば嫌いな人もいるものです。
自分もその例外ではない。
むしろ、人の好き嫌いは激しい方かもしれません。
一人、どうしても嫌いな人がいます。
その方は、私以外からも好かれてはいませんが、なにぶん係わりが多いので、思い出す度、怒りというか、憂鬱な気分になります。
結局のところ、自分の言動が人をどういう気持ちにさせるかという、いわば思いやりの気持ちが完全に欠如している事が根本的な原因と考えてまず間違いありません。
ただ、そんな人でも一生そういう気持ちかというと、たぶんそんな事はないでしょう。
長い時間が経って、許すことができ、ああ自分の器が小さかったのだな、とか思えればいいなぁとは思うのですが、しかし今それができるかといえば、よほどの場合を除き、かなり難しいのです。
そんな心を。
いつくしむ心今より持つならば
にくみし事もとくゆるさむに
最後までよんでいただいてありがとうございました。
|
|
こんばんは、ご無沙汰しています。
今年の夏は本当に雨が多かったと思います。
なんだか夏という感じがあまりしなかったのですが、8月中旬頃の台風にからめていくつか歌を詠みましたので掲載します。
〇 夏の始まり(7月)
ひと声に思ひいださるくまぜみの
しげくし鳴ける夏は来にけり
〇 台風の朝(8月)
雨風の荒くし吹けるあかつきに
命惜しみかくまぜみのなく
〇 台風一過の、夜の満月を(同月)
野分過ぎまだし早かぜ弱らぬに
雲間に明かし月のひと影
〇野分 台風。
かた恋の叶はぬごとし皆ひとの
千々(ちぢ)にしものの月に思(も)ゆれば
ひと月の前にも見しをさらにまた
今宵のつきぞさやけかりこそ
松虫は鳴きぞ初(そ)めける秋や来む
野分の風の後のすずし夜
何かせる野分の風のさりし夜
いく日も見ぬに月ぞ満ちける
〇 雑感(同月)
なが雨の降りにし後の晴れ空の
いや澄みわたる世にぞならなむ
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
|
|
こんにちは、春から一回も更新してませんでした。
統一感はなく雑多ですが、最近読んだ歌をいくつか。
〇 墓前にて。(4月)
往(い)にしより三とせ経にけりおくつきの
父姉(ちちえ)の名にし涙止むなく
〇 悩む心 (5月)
吉野山奥また奥の石清水
悩むこころの人の知らなく
〇 5月の中盤の頃の満月を、
ひと足も出でばさやかとわかむほど
松木にもるる望月のかげ
いつかなと待ちつる月も近つ寺
大屋根の上(へ)に今し出でける
〇 夜の読書を (5月)
朝早く起くべきものを夜深くも
ふみは止むなきものにぞありける
〇 怒りの鎮められない事を (5月)
時のみか怒りのほむら消すものは
さらにぞ燃えむこはいかにせん
〇 学ぶという事。 (6月)
求め来てまたも八街(やちまた)ゆけどゆけど
つきぬ学びの文の迷い路
最後まで読んでいただいてありがとう御座いました。
|
|
今年の春に詠んだ歌をざっと載せたいと思います。
ひとふさの花咲きにけり冬ごもり
しのびて梅の花さきにけり
家づとに手折りし梅のひとつぼみ
やくやくけふの咲けるころかも
梅の花かつ知るものをたへきたる
冬の長きにかくも早きは
遅れじと散りつつかある梅の花
さくらに何かはばかりやある
ひととせに否人の世にかひあるは
咲きてかつ散る花を見るこそ
年ごとにいよようるはし桜花
去年(こぞ)に今年は極むとも思ふ
最後まで読んでいただきありがとう御座います。
|




