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虚言少年

「虚言少年」 京極 夏彦

本年12冊目、12月2冊目です。
これで、やっと1ヶ月1冊読んだ計算か〜。
後半結構読んだつもりだったけど、数えるとそうでもないんだな・・・。

多分、今年の読書はここまでか、
あと1冊読めるか読めないかってトコですね。

「オジいさん」に続く、
京極作品の現代小説です。
私はオジいさんより、こっちの方が好みだった!
内容もそうだけど、笑えるポイント?がかなり好きでした♪

オジいさんは、独居老人の独り語り的な内容でしたが、
今度は昭和の小学生、ある少年のおバカな語りです。
主人公、内本ケンゴは面白い事にしか興味のない少年。
ほとんどは、ケンゴとバカ同志としてつるんでいる、矢島誉と京野達彦のエピソード。

この3人組は、ただの仲良しトリオではなく、
彼らなりのこだわりの付き合い方をしているんですが・・・
そのやりとりが何か面白いし、
ケンゴと京野は、京極先生を2つに分けたような感じなんじゃないか?という印象。

京野の方により濃く「京極色」が出てると思うんです!
だって、名前からして「京野達彦」と「京極夏彦」ですよ
それでいて、ケンゴの方を主人公にしてケンゴ目線で語らせているので、
ケンゴの言ってる事もかなり京極感があります(笑)

そして、ケンゴと京野の2人だけだと、
馬鹿な事は言ってても、ブラックユーモアが強すぎるので、
純粋でアホな丸顔キャラのホマレを間に挟んでバランス取ってるんじゃないかと。
くだらなさと、バカバカしさを京極風の理論展開で書いてくれてるあたりが
私のツボで、だいぶ楽しく読めました。

さて、明日からは何を読もうかな?
海堂先生の新刊にしようかなーー。


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