春夏秋冬

白砂青松の国に子供たちが笑い過ごせますように

徒然に

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今年の花たちです。

本日は、3日に入院した母の見舞いでした。
母は見舞った家族より、元気、元気〜っ!

佐賀はいま野山に里に春の花々が満開で、田を彩る麦の葉の緑、菜の花の黄、脊振山系の柔らかな緑、そして山桜や染井吉野たちの薄桃色…風景を額にそのまま納められそうです。
せめてもに、見舞いの帰り道、花見をして行こうかと、近くの山へ行ったのですが、この季節はキランソウという大事な薬草の花が咲く頃でして、弟夫婦は薬草摘みとなり、大病人が桜を写せたのは日没前になってしまいました。

光がかなり足りませんが、今年の桜です。
ご覧下さいましたら、幸いです^^b

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3

これは野苺の花ですね^^

イメージ 4

標高がかなりあるところまで飛んできた菜の花です。

癌を闘いながら生きるのは、結構たいへんです。
全身が痛む、外見は健康そうに見えても、例えようのない倦怠感で動くのもままならない…。
しかしこの世に生かされて、この世を見ることができるのは一度きりです。
ならば生きて生きて、一刻一刻変わるすべてを眺め感じ思考し、また知らなかったことを学び、それが極めて辛いことでも、知り、考えなければ、詰まらないのかもですね。
早くに死んだ家族の分も、です。


ただ、もし自分に子供がいたとしたら、癌にだけはなって欲しくはないですね…。
無論、いまいる家族にも、です。


感謝っ!

昔は、脊振山系には自然のわさびが清流沿いに生えておりまして、桜の花が咲き出す頃には白い花の蕾をいっぱいにつけた花わさびを売る女性たちが山近くの町をめぐったそうです。
佐賀市内では、秋になると菱の実売りが「ひしゃんよ〜」の声とともに栗の実に似た味の菱の実を売り歩いたそうですが、それと同じですね。
昔は良かった〜^^b

行商の女性たちはいつの間にかいなくなりましたが、この季節になると、いまでもスーパーに花わさびが
並びます。
大病人、今朝、母にその花わさびのことを言っていましたら、母が二把買っていてくれました。

午後は病人はたいていは睡眠でーす。
で、眠っておりましたら、いましがた、母が「今から立てるよ」(花わさびを低温の湯でさっと茹でて、わさびの
香りを立てるので「立てる」です)と言うので、慌てて立ててきました。……花わさびはわずか間違えると香りもなにも台無しになるので、病人が毎年立てるんです^^v

イメージ 1

花わさびで〜す!^^
純白というよりは僅かに緑色を帯びた蕾がいっぱいですねえ。この茎の端だけを揃えて洗い、ザルに花のほうと茎のほうを揃えておきます。一方でたっぷりのお湯を沸かし、他方にたっぷりの冷水も用意しておきます。…なんだかやたら世知辛いですが、世知辛くないとわさびは立たんとですwww^^b


イメージ 2

あいだの写真はありません…あまりに急でしたから、母が茹でてしまう前にカメラを持って台所に走りまして、立てるほうに気をとられてしまいましたwww
肝心はお湯の温度ですね。
沸騰させた湯は、指をそこに突っ込んでも、叫ばずに済む温度…7、80度ぐらいですね…まで冷まします。これが待てないと、花わさびはグチャーッと煮えてしまいます。

で、冷めすぎてもいけません。

指をちょっと湯につけても大丈夫な温度になったら、揃えた花わさびの茎のほうから半分ぐらいを先に浸し、
まもなく花まで浸し、ぐるりと湯のなかで全体を菜箸で返し、すぐに冷水で冷やします。

緑が鮮やかになった花わさびを絞り、まな板へ。
それをつまみなんかで食べられるくらいに切って、密閉容器に入れます。

あとは、これを密閉して冷蔵庫へ〜っ^^v

今年もなんとか湯の温度、浸す秒数、冷水に晒すまでの速さ、巧く行きました^^b巧く行きますと、花わさびはすぐに香りが立つんですね^^
冷蔵したものは一週間は十分に持ちます。山葵というのはそれ自体が殺菌効果などを持っていますから、しばらくは楽しめるんです。
この花わさびを酢醤油に漬け込むのも美味ですが、ここ数年は、食べるときに醤油を少しかけています^^


酒のつまみにも良し、食欲のないときの一品にも良しの花わさび、花の季節の頃までの季節のくれる香りと味をいかがですか?^^b

イメージ 3

猫の額の庭で藪椿の花が咲き始めました^^
なんだかごっちゃごちゃですね……椿は北側に植えると楚々として見え、南に植えると、わずか陰鬱にすら見える不思議な花ですが、その南の藪椿、木香薔薇と銀香梅
の茂みとくっつきました。

人間たちはどうしようかなんですが、この状態は雀とヒヨドリやキジバトたちには最高の環境らしいです。
椿の花に、雀の中で一羽育った、かなりこぶりのヒヨドリが来ます。雀と粟なんかを食べているのですが、
花の蜜や花粉はヒヨドリの好物なのですねえ。
その小さなヒヨドリは毎日、雀と一緒らしくて、餌場に餌がなくなると、雀とヒヨドリが「なくなったよ〜」と庭から呼びます…病人、暇なしです^^b

感謝っ!


雨ですね。

「放射能?ぜんぜん問題ないですよ。ここの食品はすべてキエフから運んでますから」
原発三十キロ圏の野菜、果物などは絶対使っていない、と陽気な女性食堂長のリリアが真っ白な
手を大仰にふって言う。
「この建物もだいじょうぶ。事故のあと、二、三ヶ月かけて汚染除去作業をしたから」
食堂長の「だいじょうぶ」を皮切りに、このあと私は各所で百回ほども「だいじょうぶ」を聞
かされることになる。
あの大惨事の際は、約一億キュリーの放射性物質が大気中に放出されたというではないか。
ここはしかも四号機の目と鼻の先。ただの火事ならいざ知らず、ほんとうにだいじょうぶかしらん、
とポテト・スープを飲めば、放射能に味、色、においでもあればいいのに、あるわけないから、
きつめの塩味と、申し上げることもない月並みなイモの味がしただけだ。
頭上で食堂長の声がする。
「だいじょうぶ。私も男たちもみんな元気よ」
皆、盛んに食べている。………

雨ですね。ここ数日、晴れていても曇っていても、別段、地震や津波、原発のことが頭にあるからでもなく、外を眺めると異様に静かなのですね。肺胞のひとつひとつにまで、濁った雨粒が鉛かなにかのように詰まっていく感じの静けさなのです。
で、ああ、同じ感覚を辺見さんが書いていたなあと、なんとなく「もの食う人びと」のなかの「沈黙の森」を読み返しました。

沈黙の森はチェルノブイリ原発の事故(86年4月)後、石棺で四号機が覆われたあとに辺見庸が現地を訪れ、「もの食う人びと」の一章に収められたものですが、このとき、石棺から500mのところで放射線測定器は
19.999マイクロシーベルトを示したとあり、当時の東京の250倍以上だったそうです。
このあと、辺見庸はきのこの森のおばあさんの家なども訪れて、この沈黙の森は長いのですが。

いまのいま、読み返して、「だいじょうぶ」連呼とか、30km圏という数字とか、このあとに食堂前で計測したら
1.0マイクロシーベルト/hだったとか、事故後数年でオレンジ色に立ち枯れた森のこととか、農場で変異した松の研究をしている科学者すらも、放射能値は事故当時の1%以下だから「日光浴をたくさんするようなものだ」とだいじょうぶ派であることとか、そんな楽天的な学者すらも食べてはいけないという、死の森のきのこや魚を避難地から戻り食べて生きるお年寄りたちが遠L来の辺見に食事を振舞う心とか……もう、すべて
すべてが、この本を買い求めて読み、胸潰れる思いをした頃に比べ、妙に静かに心に滑り込んで来るのですね。

あの頃、「唯一の被爆国日本」の人びとは、「無知ゆえ」に防護服もなくて原発で作業する人たちに驚いていました。
そしてその後、子供たちがヨウ素投与される様子が流れても、それはこの日本では起きないこととしての「可愛そうに」という生温くも愚鈍ななかにいたのですね。

人類とはどうしてこんなにも変わらないのだろうか…このところの疲労と妙な静けさは、いつも政治家やら
専門家は悲しく、また人びとは哀しいくらいに美しいものだが、この人類とはなんなんだろうか、何故変われないのだろうか、というなかにいるからなのかも知れません。
疲れているから、そんなことを思うのでしょう。

この沈黙の森に登場する人々はその後、元気でおられるのでしょうかね。
またあの頃、盛んに流れていた映像のなかの子供たちは、元気に育っているのでしょうか。
そしてこの国のこれからが、この沈黙の森のままになりませんように、心より祈ります。



午後の紅茶

昨日、今日と、北部九州は快晴です^^b
小津さん日和でーす^^v
で、大病人もこんな日には、光に誘われまして猫の額の庭へ〜…母が何代か前に餌をやりはじめた雀たちがいるんですね。

野鳥というのは一度餌をやったら責任でやり続けないといけないものですから、それから延々と餌をあげているのですが、この数年間で雀たちが自立するには田畑が激減し、春先には20羽ほどの雀と一羽のヒヨドリ、二羽のキジバトが、狭い庭に来てくれます。
出るに出られんwwwww

慌てて庭の檸檬の写真を撮りました。背中のお祝いの木のなかにいる雀の視線がすごいんです。
全ては午後の紅茶のためでし^^v

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東の隅に10年前ぐらい前に鉢から地植えにした檸檬の木があります。
カリフォルニアなんかにある檸檬と違い、これは暖かな土地でも育つ品種でして、ここ2、3年ほどは肥料をやる元気がないというのに、春にはいっぱいの花を咲かせ、夏にはたわわに実を実らせてくれています^^

檸檬の木のためにも、今年は早く収穫したいんですが…いまのところ、元気なときに紅茶用にいくつか実をもらう程度ですwww
 すまんすまんすまん〜っ!

イメージ 2

肥料もやらんわ、摘果もしないわの檸檬ですから、小ぶりでーす^^b

イメージ 3

まるで温州蜜柑のような果肉でしょう?
この暖地に適した檸檬は完熟しますと、酸味がほとんどなくなり、しかし香りは素晴らしく、紅茶にはぴったりになります^^b
それを適当にスライスしまーす^^
紅茶はサーバーにカップ数+1匙多めの茶葉を。お湯は熱湯を準備します^^

緑茶は難しいんですが、紅茶には熱湯、コーヒーにはポットのお湯の温度ぐらいのものを用意すれば、美味しいものができます^^v

檸檬は好みですが、半分はギュッと果汁を絞って紅茶に〜。あとは浮かべます。

イメージ 4

へい、お待ち〜っ!
疲れたときには砂糖か蜂蜜かメープルシロップなどをわずかどうぞ^^b
紅茶は心を落ち着かせてくれますから、お天気の日の午後なんかにはほうっとなりますです^^v


あ、茶葉は凝ればきりがないですから、トワイニングのダージリンやらアールグレイ、レディグレイで十分ですよ^^b
 一袋千円未満で一月は心の贅沢ができます^^
一杯の紅茶と一個の檸檬の実と20羽の雀たちと〜〜^^b


感謝っ^^v




10月ですねえ

いつの頃からか、寝台の上の布の皺のより具合やらへこみやら、本だのDVDの取り散らかり具合が
自分の生きている徴になりました。
10月2日の午後は、なにやかやの音楽をかけて、落ち着かなく本なんかを引っ張り出して読んでみたり、曇天の空を眺めたりで過ぎています。
視力低下は思いのほか、欝を長引かせているらしいです。

シルクロードには華詠の倉庫管理に少し入りましたが、ほどなく降りました。
私に取っては
、ゲームは痛み止め、がん細胞をできれば駆逐したいがためのもので、漢方薬やら音楽や
映像作品などなどと同じなもので、クエストやスキル振りを見に行って出くわすMMOのすさまじい罵詈雑言だらけの書き込みなんかにも、ひたすら元気でとにかくに何か悩みがあろうと、良いなあ〜、なんかになってしまいますし、ゲームでレベル上げなんかを急ぐ人には、ゲームでまで急いでどうしたいのだろうなあ……ぜんたい、どうも観察に近くなってしまっています。

ただ、ネットゲームでは、人とのチャットでその人の価値観やらリアルなんかがとうぜん分かりますね。
人がとにかく大好きなのですが、だからこそに人を見下したり器用に立ち回る人よりは、なんか「波長」の合う人たちと話したいな、になり、前よりたぶん人様の生き方の品なんかにきつくなっている部分も
あるのかな???ですね。

分析とこの筋が筋がというところは、もう自分の癖みたいなものですが、一生治らないのでしょう。

伊東静雄という詩人の詩集をぱらぱらとめくり返していて…視力低下なのに世知辛い人間は目を実に
酷使します…「夜の停留所で」というのを何度か読み直しました。

夜の停留所で

室内楽はピタリとやんだ
終曲のつよい熱情とやさしみの残響
いつの間にか
おれは聴き入ってゐたらしい
だいぶして
楽器を取り片づけるかすかな物音
何かに弦のふれる音
そして少女の影が三四大きくゆれて
ゆつくり一つ一つの窓をおろし
それらの姿は窓のうちに
しばらくは動ゐているのが見える
と不意に燈が一度に消える
あとは身にしみるやうに静かな
ただくらい学園の一角
あゝ無邪気な浄福よ
目には消えていまは一層あかるくなつた窓の影絵に
そつとおれは呼びかける
おやすみ

詩を書いたりしていて、今も少しはたまに書くくせに、なかなか好きな詩人がいない変人が唯一すべての作品を好きな詩人が伊東静雄なのですが、これいかがですか?
この詩人の「反響」以降の詩の分厚さ具合は他の追随を許さぬものかなと思います。
よくあるとにかく感情のままに書き殴ったかんじの詩がない詩人なんですね。

で、この同時代の監督小津さんの映像作品と同じ匂いなのですね。
好きだなあ〜^^v

徒然の呟きでした。
夜これで入れるのかな、ゲーム……。


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