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うろうろドクターさんが紹介されていたNHKの番組「"医療崩壊"地帯を大地震が襲った」をようやく(録画で)見ました。
"医療崩壊"地帯を大地震が襲った 番組タイトルばビミョウですが、わりとちゃんとした内容の番組だったと思います。 番組キャスターは、こうした災害時に対する備えという面が弱いのは全国的な問題だと言っていましたし、いわゆる”医療崩壊”が特定地域の問題ではないという認識は、番組作成サイドにはあるのだと感じました。 (じゃあ、それでなぜ「地帯」とタイトルにするの?とは感じますが……) 阪神淡路大震災との相違点や、長期的な支援の必要性、高齢化(および一部では過疎化)が進んでいる地域ならではの問題点など、様々な情報がちりばめられていました。初めてこの手の番組を見る人には、ちょっと分かりにくいかなとも思いましたが。 例えば、休床にしていた階を、急遽震災のため使うことになった、というあたりでは、なぜそもそも休床になっていたのか(スタッフ不足・予算不足のためという)解説がないと、その後の話との関連性が分かりにくかったです。 私たちの命を守る職業(医療従事者)を守ることが、私たちの命や健康を守ることになるのだ、といった主張など、コメンテーターの大学教授は、適切な発言が多かったと思います。(国が診療報酬などを削減しているあたりでは、ちょっとトーンダウンした話し方をしていましたが、色々と事情があるのでしょうか?) 問題点を挙げると、おそらくタイトルとも関連があるのでしょうが、”医療崩壊”「地帯」であることを強調するために、人口10万人あたりの医師数を、全国平均と比較していたことです。全国各地、どこもかしこも医師不足であえいでいる中で、「全国平均」と比較しても意味はないと感じました。(特に苦しい地域であるのは、たしかなのでしょう) 大野病院事件等にふれだすときりがないので、ここでは止めておきますが、増え続ける社会保障費を圧縮するためのつけを医療関係者にばかり押し付けてきた結果、「もしも」のときのための備えがこの日本【列島】全土からなくなってしまっている、という現実を我々国民がどう考えるのかが大事なのだと思います。 |
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