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ツアーガイドをしていると、日々お客様からたくさんの質問をお受けします。 もちろん観光に関することも多いのですが、同じぐらい多いのが「出身はどこ?」というような 個人的な質問。ちなみに私は東京出身なので素直にそう答えると、ほぼ100%会話はそこで終了します。 「札幌です」とか「愛媛です」なんて言うと、「あ〜行ったことあるある!」と盛りあがったりするんですが 「東京です」と言うと、返ってくるのは「へえ」のみ。 「へえ」って、ヒトに聞いといて「へえ」ってことはないでしょ〜がっ! なんか損なんですよね〜、東京人て。 ま、それはさておき、質問にはパターンがあって、一番多いのはオバさまによるこんなパターン。 客「もう何年ぐらいお住まいなの?」 私「○年です」 客「じゃあこちらの方とご結婚なさって・・・」 私「いえ、日本人ですけど」 客「じゃ、同じお仕事?」 私「いえ、フツーの会社員です」 客「お子さんはいらっしゃるの?」 私「いえ、いません」 ・・・すべての質問に「いえ」で答えてる私。別に逆らってるわけじゃないんですけどね。 このへんで切り上げてくれればいいのですが、強烈なオババになると興味津々。 「子供がいない」と聞いた瞬間に猛攻撃が始まります。 「子供はいいわよ〜、早くつくらないと」「どうしてつくらないの?」「年とったら淋しいわよ」 あのねえ、つい15分前に会ったばっかりの、そしてたぶんもう2度と会わないアナタに どうしてそこまで言われなきゃならないんでしょうね、まったく。 オババはいいですよ、言ったらスッキリしちゃうんだから。 でもオババだらけの団体ツアーだと、2分に1回の割合でこの会話が繰り返されます。 名付けて世話焼きオババ波状攻撃 「私は結婚していて子供がいませんが、それがなにか?」と書いて首から下げときたいくらいです。 いい加減面倒くさくなって「犬がいるので子供は要りません」と言えば 「あら、犬は老後の面倒見てくれないわよ!」(←子供だって見てくれね〜よ!) もうアタマ来た!と「実は子供キライなんですよね〜」と言えば 「あら、自分の子供はカワイイもんよ」(←カワイくなかったらどーしてくれんだ!) …と、オババの攻撃はとどまるところをしりません。誰か助けてぇぇぇぇ〜! こうして荒んでいく一方の私のハートですが、ごくごくたま〜に癒されることがあります。
それは子供がいなくても楽しくラブラブに暮らしている熟年ご夫婦や お嬢さんや息子さんに子供がいないけど、それはそれでいいじゃない!と思っているオバ様に出会った時。 あまりの優しい言葉に、不覚にも仕事しながら涙してしまったこともあります。 やっぱりここでもお客様に救われている私です。 |
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わぁ〜!その通りっ!ちょっと1杯飲みましょうよっ!「子供がいない」=つくらない、ってわけじゃないんですよね。夫婦それぞれいろんな事情で子供がいないのに、ズカズカ踏みこんで欲しくないですよ、プンプン! あれ?こっちをナイショにしたら私しか読めないか。それじゃダメだ。えいっ!
2005/5/23(月) 午前 10:45