平成の巌窟王・福迫雷太氏はなぜ獄に

1994年2月23日(ハワイ時間)姉・藤田小女姫(フジタコトトメと読みます)こと藤田東亜子はホノルルの自宅コンドミニアムで惨殺さ

養子・吾郎

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振動

 ラッキーが我が家に来たことは1度だけです。

 突然、電話があって、我が家の最寄りのJR駅まで、迎えに来てくれということだったので、時間に合わせて、駅まで出かけた。

 駅に行くと、まだ来ていないのか姿が見えなかった。電話を掛けようにもそのころは携帯電話がなかったので辺りを見回しているだけだった。
 ちょっとして、喫茶店から変な爺さんが出てきたと思ったら、ラッキーだった。道行く人たちが、ラッキーを見て笑っている。それもそうだろう。ラッキーの格好はちんどんやのようだったから・・・

 家に連れてきて、我が家の犬たちを見て「噛まない?咬まない?」と、言って怯えて居る。
 「犬は嫌いなんですか?」と聞くと、「なに、わしはがきのころ犬と一緒に寝ていたんだよ」という。そのときは、「そうか」と思っていたら、そうではなくて、ラッキーが子供のころ板権蔵小屋は子供のラッキーを若い衆が追い出して、犬小屋に追いやっていたようだった。
 こういうことも若松の権蔵小屋を見て、わかったのだから、調べなければいけないかったのだろう。この時も私はラッキーとちょうちんの子だと思っていた。

 家について、昼飯に、ラッキーは四国の生まれだと言っていたので、うどんにした。四国と言えばうどんだから・・・

 「おやじさん、四国ではうどんをよく食うのでしょう」と、言っても返事もせず、がつがつと歯を鳴らして、食べている。
 この時も私はラッキーが四国の生まれで、祖父の次男だと思っていた。

 ところが、ラッキーの3番目の妻は、「あの人、四国に行ったことがないわよ」という。
 事実、後に私が四国の祖父母の実家に行って、ラッキーのことを聞くと「えっ、男の子は竹さん一人でしょう」という、戸籍には子の祖父母の実家のいずれかも遠いところで入籍している。どうも別人が手続したようだった。
 ほんと、日本の戸籍って、かの米軍情報将校が言われる通りです。

 ラッキーはうどんを食べると帰りたいtぽ言い出した。その時も私は自分はラッキーの子だと思っていたので、「もう少しで、○子が帰ってくるから、会っていくといいよ」と、引き留めた。

 でも、さらに帰りたいというので、車で送っていくことにした。
 その時に、「最近の週刊誌で、ハワイから、なんだか、子供を連れてきたとか言っているけれど、あれはなんなの?」と言うと、びくっとして、靴を履きかけていたが、停まってしまった。
 
 車に乗り込んでからも、押し黙ったままだった。

 その時も私は孫に会いたかろうと、小学校の校門の前に車を止めて、校門から出てくる子供たちに「もう、帰りだよね」と言って、声をかけた。
 ラッキーは「早く行こうよ」と言っている。「少し待てば出てくるから○子に会って行けばいいよ。時間は十分あるのだから…」と、のんびりしていた。

 すると、私の運転席の椅子がガタガタと揺れ始まった。ラッキーが大きく震えているのだった。

 実は、前に電話をかけてきたときに、ピアノの音をラッキーが聞いて「上手だなぁ〜、歌はヤラないんだろう?・・・」と言う。怯えは子のころからだったのか・・・
 ちょうちんも、鳴り物の発表会などには必ず招待したのだが、出番が来る寸前に帰ってしまっていた。二人とも、なんで、孫の晴れ姿を喜ばないどころか怯えて居たるのはと、不思議だった。

 人を攫った人間は、さらった当人の時はなんとか、頑張れるが孫になると耐え難いと言う識者がいる。

 そして、養子・吾郎のことが世間に知れた時だった。
 

 

閉じる コメント(3)

「人を攫った人間は、さらった当人の時はなんとか、頑張れるが孫になると耐え難い」とは、どんな心理からなのでしょうかねぇ。「識者」に聞いてみたいものです。ご存じでしたら、教えてください。

2017/3/28(火) 午前 8:03 Mine

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> mineさん,今晩は!
このブログには私の実の父親のことを書いてありませんが、父と母は従妹同士でした。で、私は特に祖父に似ていたようです。
ラッキーはロシア人のような容姿です。私を攫ったのは戸籍上の父である祖父に似ても似つかぬ自分でも、息子が祖父に似ていれば、「これ、このとおり、自分は父親に似ていなくても息子はそっくりでしょう」という論法で行こうと思ったのでしょうね。
ところが、いつまでたっても自分に似た子はできません。それどころか、私の娘は東亜子や母に似ています。特に話し方や物言いまで、会ったこともないのに間違うほどです。

2017/3/28(火) 午後 8:33 [ hannreinakinisimo ]

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続きです。
戸籍を変えた吾郎や福迫君もそれぞれの実親に似ています。
人の子を攫うということの恐ろしさがわかったのではないでしょうか?どんなに経っても、戸籍を入れても自分に似た子はできないでしょうから、それどころか、悲しませた人たちの面影が出てくるのでしょうね。

山口瞳氏の【血族】に、このあたりのことが書いてあります。

私もラッキーやちょうちんが私の実親を隠して死んだことが許せません。私の子は小学生の時に気づいていて、悩んでいたそうです。
いろいろありました。
「小さい子を悩ませないで早く言えよ。残酷だね」と言う気持ちです。
コメントありがとうございました。少し、気が楽になりました。
ありがとうございました。

2017/3/28(火) 午後 8:49 [ hannreinakinisimo ]


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