死ぬまで生きよう!

秋の夜長は、長文ブログでも読んで・・・

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髭は男だけにしか生えないから男に似合うものというのも変だが、似合わない男もいるということで、髭の似合う男でぱっと浮かぶのは誰か?真っ先に浮かんだのが板垣退助。あの髭は特徴的だ。女の髪型に"二つ結び"というのがあるが、板垣の髭は二股になっている。次いでリンカーン、カストロ、関羽、カイゼル髭の皇帝ヴィルヘルム2世などか。
 
髭は髯ともいい鬚ともいうが、髭は髯でなく鬚とも違う。髭は部位によって漢字が違うということ。つまり、くちひげ(髭)、あごひげ(鬚)、ほおひげ(髯)というようにだが面倒臭い、正しい記法に拘ることもない。どれがどれかを無理して覚える必要もないし、「ヒゲ」、「ひげ」とすれば無難である。瞬時に覚えて忘れない人は、覚えておくのも教養か。
 
イメージ 8無精ヒゲは無精髭。武将ヒゲという言葉はなく、武将の髭という。武将があごだけに生やしたら武将の鬚か?頬だけなら武将の髯か?記法が気になるなら武将のヒゲが無難。口髭(くちひげ)とは鼻と口の間の髭をいうが、なぜ口髭なのか?口の上は鼻の下でもある。口と鼻の間の部位の正式名称を人中(じんちゅう)という。正確にいえば人中は鼻の下の幅1cm程度の溝をいい、口と鼻の間のすべての部位ではない。では人中は何のためにある?何の役割がある?人の顔をナイフで左右半分に切るときの目印か?確かに切るときには便利だが、誰が切る?何のために?
 
実はあの溝は進化論でも謎とされ、この疑問はしばしばなされている。確かに誰が考えてもあれが何のためにあるのか気にはなる。霊長類の中で人間だけに人中があるが、残念ながら古人類学でこの溝の存在理由は説明できていない。説はいくつかあるのだが。ピラミッドもそうだが、これだけ科学が進んでいるのに鼻の下の溝一本の解明すら出来ていない。
 
気になる方は「人中」で検索するといい。口の上は鼻の下でもあり、なぜ鼻髭でなく口髭だったのか?人中髭なら問題ないが、鼻の穴の中に生える鼻髭と紛らわしいからか?あれは鼻毛という。美人などに「デレ〜」っとする奴を「鼻の下を長くしやがって」というが、なぜ「口の上を長くしやがって」と言わないのか?用法は誰かが最初に決めたのだろう。
 
女性に「デレ〜」としたら鼻の下が伸びるのか?観察したこともなく、自分が伸びた自覚もない。ようするに、「首を長くして待つ」、「目を皿のようにして見る」、「目尻が下がる」などと同等の比喩表現かなと。ただし、人相学で鼻の下の長い人間は好色とされているから、心当たりのある御仁もいるはずだ。鼻の下の長さのギネス記録とかないのかな?
 
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鼻の下が長いと、自然オランウータン顔になる。自分の頭の中にストックされている鼻の下の長い著名人といえば、日本将棋連盟前会長の米長邦雄と、福田康夫元総理が双璧と思う。前者は好色家としても有名で、千人切りを自負されている。元総理が好色か否かは不明だが公職であったのは事実。ともかく口髭というが、どうしてあそこに毛が生える?
 
眉毛は額の汗を目に入らぬよう食い止める役目があり、腋毛にはそこから出るフェロモンを拡散させる役目がある。ならば剃ってはダメでないか?いや、そうではない。人類は動物と違って、異性をフェロモンではなく視覚で捉えるようになった。だから脇から出るフェロモンを感じる嗅覚が退化してしまったのだ。強力な臭気を放つワキガは迷惑千万である。
 
もはや脇からのフェロモンは無用となり、だから無駄毛を処理しても影響はない。では、陰毛は何の役目があるのか?その前に頭髪の説明がいる。「坊主と坊主が喧嘩して、どちらもケガなくて(毛がなくて)よかった」という古典落語がある。頭髪は大切な頭部を守る役目がある。物が当たったり、上から鉄骨が落ちてきたときのクッションの働きを…
 
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するわけない鉄骨なら。せめて小石が当たったり、棒切れで叩かれたりがいいところ。それと直射日光から頭を守る役目もある。では、ハゲは熱いのか?熱いだろ、そりゃあ。服を着ないで裸で焚き火に当たってるようなものだ。だからハゲは帽子をかぶる人が多いのだ。まあ本人的には直射日光防止というより、ハゲ隠しのための帽子ではないかと思うが。
 
同様に陰毛も実は体と体がぶつかる時のクッションの役割をしている。ほ〜、体と体がぶつかる…というのはなるほどだが、子どもはワカランでよい。恥骨の衝突をやわらげる陰毛。それともう一つ、陰毛は保温の役割がある。あれのおかげで外陰部の温度が一定に保たれている。温度を保つことにより、血管が拡張状態に保たれ、愛液の分泌を促し性感も増す。
 
また、陰毛にも性的刺激を増すフェロモン臭が含まれている。したがって異性を必要とする年代に入ると生えるようになるが、小4で生えたからってクッションの役目利用などしてはいけないが、早い子は早いんだね〜、道理といってもあまり早くから使わない、使わせないように。また、大切な陰毛をイタズラ半分、レトロ趣味半分で剃らせるのもダメ!剃りたい男は多いだろうが…
 
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こちらも道理が抑止になるとは思えない。このように毛の生えるところには体をガードする役目や意味があって、実に人間の体というのは良くできたものである。男の体毛が濃いのは野山で狩りをするからで、常に危険な状態にさらされている脛や胸や腕などをガードしている。かつて男の胸毛は男らしさの象徴だった。まさにセックスシンボルだったのだが…
 
光GENJIらが、ローラースケートはいて、脛毛や腋毛を剃るようになったことで男の体毛は女性同様のムダ毛と化す。あの頃、あの時代、男が脛毛を剃るのを見て、もはや男の時代は終ったと嘆いたのを思い出す。すべてはテレビの影響と言われている。男もヴィジュアル重視の時代となった。狩りに行くこともないから、脛毛は過去の遺物ではあるが。
 
男の顔に髭があり、女にないのも性の差異。男の顔の髭はセックスシンボルの意味がある。性の差異化は重要で、オスは自分にない物をメスに求め、メスも同様である。女性で低く太い声質が悩みというのはよく聞くが、その点において私は女らしくないとの本能的自覚があるのだろう。仕草とか、やさしさとか、気づかいとか、他の面で女性らしさを出せばいいわけだが。
 
女は女らしい方がいいに決まっているが、男が男らしくなくなるにつれ、女が強くならざるを得なくなった。森林に別れを告げ草原に進出した我らの先祖は、そこでも狩猟生活で生きるしかなかった。4本足で走る獣に2本足の人間が立ち向かい、果敢に襲ってくる動物と戦う狩りは女子どもの仕事ではない。大型動物捕獲には協力もいるし、そこで共同生活が始まった。
 
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原始社会といえど、社会の維持には男女の分業性と協力がいる。それも永続的にだから、家庭の必要性が生まれた。家庭を維持するためには夫婦の絆が強固でなければならない。夫婦の絶えざる結合の証し、sexはコミュニケーションとして用いられるようになった。単身赴任は原理原則に反しており、そんな複雑な社会体系が不倫天国といわれる世を作った。
 
家庭の悲劇は夫婦の分業や和合のない状態、その他、何らかの原理に反している。現代社会は男と女の原理原則が失われている時代のようだ。人と人が束なる必要性が失せていく、そんな時代の予兆なのかも知れない。家庭が欺瞞であると気づくほどに個人が尊重され、重視されている時代でもある。唐突に「家庭とは何か?」、聞かれてどう答えるだろうか。
 
書きながら考える。家庭とは何か?家庭とは目的にあらず、家族を生む手段である。子孫を残すための手段、新たな社会を継続するために子どもを育成する手段、結束する必要性がある時に最も実行可能なのが家族である。だから、さほど結束する必要のないときに、家族という個人の集合を無理強いして結束させない事。結束は主体的に行われるべきである。
 
気取って家庭ゴッコをすると無理が生じ、家族でいることが負担になる。こういう事はないだろうか。何かが足りないと思い、その何かがあれば幸せになれると、外に向かって何かをし始めた瞬間から、人は幸せではいられなくなる。外的条件を求めるのは確かに高揚感を生み出すが、一方でこういう結末を生む。子どものブランド作りに躍起になる親がいる。
 
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ところがそれが終焉した途端、高揚感は終る。子どもに外的条件を求めてみても、外的条件を土台にした幸せはもろく、空虚を孕んでいることに気づいていない。パスカルはその著『パンセ』でこう言っている。「何かに熱中して考えずにすますか、目新しい・快い情念の中にいつも溺れているか、賭け事をしたり、(中略)気を紛らわすことにつきるのだ。」
 
親の気晴らしや、高揚感の犠牲になる子どもの何と多きかな。子どもに執着するのは親の義務でも権利でもない。親の子どもへの義務は支えること、親の子どもへの権利は…、自分には見出せない。権利などはない、あるのは義務のみと考える。やがて男の子に髭が生える頃に、親という肩書きは無用になるが、母親にとっては髭が生えても子は子のようだ。
 
ところで女性は髭が好きなのか?見せ方ひとつでワイルドにもだらしなくも見える「無精ひげ」だが、男はおしゃれのつもりでやっていても、女性はカッコイイと思っているのか、どうなのか?そこである女性誌が読者の女性482人に、「男性の無精ひげ」について好きか嫌いかアンケートを試みた。好き…17.2%(83人)、嫌い…82.8%(399人)という結果。
 
嫌いの多くは清潔感がないというもの。それが講じて汚いとなる。似合う人が少ないというのもある。よっぽどワイルドにかっこよく見える人以外は、ひげで良い印象を与えるのは難しい。「無精ひげ」が似合う男のアンケートで最も多かったのはイチロー、次いで俳優の竹野内豊、阿部寛、オダギリジョー。髭好きな女性は「キュン」となるが、嫌いな女性は卑下するようだ。
 
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カッコイイ、悪いとは別に髭の効用はあるのか?ある男はいう。「ヒゲの効用は計り知れないほどあってね。俺の場合、ヒゲ生やして良かったと思ってる。まず、初対面のインパクトがあるから、他人から覚えてもらえ易くなること。俺は本名がすご〜く平凡だし、顔や性格も決してハデじゃないから、どっちかと言うと印象の薄いタイプだと思うのね。
 
それが、ヒゲがあることで初対面の人にも「あのヒゲの人」みたいに覚え易くなるみたいで、仕事上でもメリットにこそなれ、デメリットになったことはない。ただし、ヒゲの手入れは細心の注意を払うし、決して不潔な感じにしないこと。それと、ヒゲを生やしてから断然モテるようになった。多分、ヒゲを生やしたという行為による自分自身に根拠の無い自信かも。」
 
もう一人は、「ひげを伸ばした効用は、前頭部の毛の薄さが以前より目立たなくなったこと。人の視線があごひげに集中するのでそう感じるだけかもしれませんが…」。髭は、服装以上に強いメッセージを発するのだろう。聖徳太子、夏目漱石、チャップリン、マルクス、ヒトラー、ダリ、スターリンなどは確かに髭があるからか、すぐにイメージが浮かぶ。
 
髭が権威の象徴であったのは中世ヨーロッパや、戦国武将、明治の元老などで明らかだが、中東イスラム地域の人々は、髭は生やして当然という考え方で、ビジネスで中東方面に向かった日本のサラリーマンが、「髭を生やしていないのは男とは認めない」との理由で交渉をキャンセルされたと言う話もある。また当地域で髭は熱射からの顔面火傷を防ぐ意味もある。
 
「平氏にあらずんば人にあらず」の言葉は有名だが、「髭なくして男にあらず」も凄い物言いだ。
 
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