半ヲタ深思考

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(画像は夜鯖の無職な日々さんより)
あ゜〜。見忘れちゃったよ。
NHKのBSアニメ夜話「新世紀エヴァンゲリオン」。
折角みやむーが出てたのにorz


ってなわけで、早速エヴァ板に行ってきました。
最近御無沙汰なんですけどね。
テキストでうpしてくれてるネ申がいましたよ。
読んでみましたが、(別の意味で)面白すぎ!


別のNHK(Nihon Hikikomori Kyokai)の滝本氏が暴走しちゃったり、
みやむーがぶっちゃけちゃったり、
あの劇場版冒頭のオナーニシーンを流しちゃったりと
もうどうして見忘れちゃったのか、自問自答で鬱になるぐらい面白そうな内容でした。


番組冒頭からいきなり「甘き死よ来たれ」とみやむー本人による「あんたバカァ?」ですよ!
スタジオ中央には等身大?綾波&アスカフィギュアがあるし。
(「綾波レイのほうは全身関節が可動するかなりこだわりのやつで、
いわゆる給料初任給二ヶ月三か月分といわれるかなりお高いもの」らしい。)
なんつーか、物凄い異空間に引き込まれた感じ。
例えるなら、「兜町にとらのあながOPEN!!」みたいな。


さて、面白い部分をピックアップ。トーク番組と化してますね、コレ。


まずはみやむーのお気に入りシーン。
「第九話 瞬間、心、重ねて」のクライマックス、
第七使徒イスラフェルに対する初号機と弐号機のユニゾン攻撃。


宮村:アスカが出てきて、かっこよく敵を倒す一番いいとこなんですけど、普通だったら戦いのところなんで、爆発音がしたり、ロボットの音がしたりするはずなんですけど、あそこ全部音楽になっちゃってるんですけど、台本ではちゃんとセリフがあったんですよ、ちゃんと。だから「うぉー」とか、あれはシンジ君とシンクロして戦ってるんですけど、そのシンクロしながら最後はライダーキック、・・・シンジ役の緒方さんとシンクロしているので、寸分違わずに叫びを言ってくださいって言われて、そこを何回もリテイクしたんですよ。なのに使われてなくて。ふざけんなよって思ったんですけど、その細部にまでこだわるんですけど、結局最後はそれかよ、みたいな。スタッフさんも泣かされたことが多いんじゃないですかね。監督が本当にこだわる方だったので。


あらあら。いきなり庵野への不満爆発です。
確かにあのシーンはあの音楽あっての名シーンですが、みやむーの声バージョンも見てみたい気も。


岡田:だからこれって文学なんですよ、どう見ても。よく文学が影響を受けたとかよくいうんですけども、そうじゃなくてこのアニメ、エヴァンゲリオンという作品自体がもう文学だととらえているから、これが文学だととらえられないところが、日本の文学界の駄目なところで、芥川賞とかをあげないところが駄目なところなんです。芥川賞あげればよかったんですよ。そしたら日本の文学は絶対成長した。エヴァに芥川賞が一番正しいんですよ。

( ゚д゚)ポカーン
・・・いやいや、これでいいです。
エヴァに芥川賞、素晴らしいじゃないですか(棒読み)


そして、滝本暴走!


乾:滝本さんはブームの当時関連本とか読まれました?

滝本:読みました。

乾:どれくらい読みました?

滝本:出てるのは大抵読んだんですけど、あとエヴァに関する記事とかたくさん読んだんですけど、当時こういうテレビ番組とかは少なかったんですけど、そういうのを見て、高校生とか大学生だった僕は「なんだ、このテレビとかに出て、分かったようなことを言っているクズどもは。俺は違う、俺は世界でいちばんエヴァを分かっているのに、こいつらなにたわ言を・・・」

唐沢:そういう人が100万人ぐらいいたんですよ。

滝本:一年ぐらい前でしたら、飲み会とかで、飲み会でエヴァの話が出るのも変なんですけど、「エヴァはあの劇場版って結局なんか失敗作だよね」とか言われた瞬間、ガンと、「お前に何が分かるんだ、この野郎!ぶっ殺すぞ、この野郎!お前ごときにエヴァの素晴らしさは分からない。お前なんか死んでしまえ」というぐらいに怒りが・・・。

(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
怖いよ、怖いよママン。これが滝本クオリティー・・・。


乾:滝本さんの好きな女性キャラは誰ですか?

滝本:綾波レイですね。大抵男性の視聴者は綾波レイが好きだと思うんですが、やはり綾波は大好きですね。

小谷:どうしてどうして?

滝本:これが言葉では何とも説明できないんですよ。なぜかといいますと、人を好きになった理由を口で説明できないじゃないですか。

岡田:物書きとして言語化するとどうなるんですか?

滝本:だって綾波ですよ?好きになるに決まってるじゃないですか。

おいおい。アスカ派は無視ですかー?
庵野を見習って、少しは理論武装してくださいよw

話は問題のテレビ版最終話へ。


ナレーター:新世紀エヴァンゲリオンテレビ版の最終回、そこでは期待された謎の解明ではなく、主人公シンジの内面描写が様々なアニメの技法を駆使して行われた。賛否両論の最終回、氷川竜介の大胆な解釈をあなたはどう見るか?

氷川:はい、こんばんは、アニメ評論家の氷川竜介です。今夜はですね、エヴァンゲリオンといえばこれというテレビ版の最終回、そこで非常に色んなアニメの技法が出てくるんですが、あれが何だったのかということをですね、私なりの解釈を(長すぎるので中略)アニメが自分を取り戻したときに色んな可能性があるっていうことに気がついていくというのが、シンジ君の自分語りとまったく同期していく、そういうアニメ補完計画が実はテレビ版の最終回だったんじゃないかというのが私なりの仮説です。以上アニメマエストロのコーナーでした。

乾:氷川さん、ありがとうございました。なるほど、そういう見方もあるんですね。

〜略〜

乾:宮村さん、エヴァンゲリオン後半の録音のときの雰囲気ってどんな感じでした?

宮村:そうですね、最後のほうはですね、一話、二話のペースで絵が全部入ってるとかではなくて、もう台本もできてない週とかありまして、いつもアニメのアフレコは一週間前に台本が渡されるんですけども、一週間前には「台本ができてません」と、当日の台本が来て、フィルムもオンエアされるのは絵が入って色もついてますけど、全然色がついてなくて、コンテ撮といってコンテが映ってたりして、そこに線が流れるんですけど、線が流れている間は、赤い色はアスカとか、黒はシンジとかいう風に、アフレコして「ああ今回も線画多いな」って思って、最終回見たらそのまま流れてたから・・・。

ぶっちゃけちゃった。ぶっちゃけちゃったよ。
アニメとは記号だのなんだのと散々語ったアニメ評論家の氷川氏がなんか間抜けに見えます。

今度は劇場版のラストシーンについて。


乾:滝本さんはあのシーンといまの唐沢さんのご意見いかがですか?

滝本:えー、たしかに気持ち悪いんですが、えー、気持ち悪いなあ。・・・気持ち悪くていいじゃないか。だって気持ち悪いものは気持ち悪いですよ。

唐沢:いいんですよ、気持ち悪くて。

滝本:いや、でも気持ち悪いのは駄目ですよ、やっぱ。気持ち悪い、気持ち悪いのは駄目ですよ!気持ち悪い人は死んだほうがいいですよ。これから家に帰って10年間僕は何をやって暮らしてきたのか、見つめなおします。

見つめ直してください、ゆっくりと。
滝本先生の次回作はそれが終わってからでも構わないです。


宮村:エンターテイメントの話がいまありましたけど、私も監督っていうのは話が決めててとかこうやりたいんだということがあって、それをこうやりたいからこういう表現してほしんだよっていうことを伝える人だと思ってたんですけど、この最後の「気持ち悪い」というセリフもそうだったんですけども、監督が投げかけてくるんですよ、こういうときこう思ったらどう思う?みたいな、それはアスカ、宮村優子だけじゃなくて、他の役者さんにもみんなそういうふうに、こういうときこういうことをされたらじゃあどう思うとか、私の場合はこの最後の「気持ち悪い」というセリフは、最終回のアフレコ撮ったのに「駄目です、もう一回撮り直します」というふうに事務所からいわれて、私ひとりだけ最初残される予定だったんですけども、かけあいであるシンジ役の緒方さんが、かけあいなのでセリフが、一緒にやるってことになって、二人居残りみたいな感じで呼ばれていって、最後のセリフは本当は「気持ち悪い」じゃなくて、「あんたなんかに殺されるのは真っ平よ」だったんです。けど、最後何回もそれをいったんだけど、「違う、そうじゃないんだ、そうじゃないんだ」って長い休憩になって、私も緒方さんも「どうしたら監督の思うようなことが表現できるんだろうね」とかいって、あの首絞められるところなんて本当に緒方さんが私にまたがって首絞めたぐらい本当に監督からの要求がすごい難しくて、リアルを求めてたのかな、その最後のセリフに関してはですね、これは言っていいのかどうかわかんないんですけども、「もし」、アスカとかじゃないんですよ、いつもいわれることが、「もし宮村が寝てて部屋で、自分の部屋で一人寝てて、窓から知らない男が入ってきて、それに気づかずに寝てて、いつでも襲われるような状況だったにも関わらず、襲われないで、私の寝てるところを見ながら、あのさっきのシンジのシーンじゃないですけど、自分でオナニーされたと、それをされたときに目が覚めたらなんていう?」って聞かれたんですよ。前から監督は変な人だなって思ってたんですけど、その瞬間に気持ち悪いと思って、「気持ち悪い、ですかね」とかっていって、そしたら、「はぁ・・・やっぱりそうか」とかいって。「やっぱりそうか」っていうか。

暴露キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
庵野がみやむーに関係を迫って、その結果が最後の「気持ち悪い」だったという噂も
満更ネタではなさそうです。

もうなんか庵野がこの番組に呼ばれてたら、修羅場と化してましたね。絶対。


そんな感じでもう本当に見忘れたことが悔やまれる番組でした。
再放送マダー?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

参考:

夜鯖の無職な日々
[http://s03.2log.net/home/yosaba/]
キャプ画像がうpされてます。

滝本竜彦『綾波忘却計画』
[http://blog.livedoor.jp/belog/archives/4754901.html]
色んな意味で必読。

BSアニメ夜話 第3弾 第1夜 「新世紀エヴァンゲリオン」
[http://www.geocities.jp/animeyawa/eva.html]
テキストです。管理人さんにありがとう。見逃した方はどうぞ。

BSアニメ夜話/新世紀エヴァンゲリオン
[http://www.nhk.or.jp/manga/mes/11/page_001.html]
NHK公式。皆さんの熱いメッセージを見ることができます。

やっぱりエヴァは凄かったのだなぁと再認識。

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ロボット三原則についてちょっと補足を。


本作品の中でVikiが提唱したのは、第零原則に近いものですね。

第一原則は「ロボットは人間に危害を加えてはならない。

また何も手を下さずに人間が危害を受けるのを黙視していてはならない。」

といった内容ですが、第零原則は第一原則より優先されるもので、

「ロボットは人類に危害を加えてはならない。

また何も手を下さずに人類が危害を受けるのを黙視していてはならない。」

といった内容です。

とどのつまり個体よりも種を優先するということですね。


この第零原則がラニング博士の言うところの「帰結」であるわけですが、

小説での第零原則は人類に対する叛乱という強硬手段の根拠としてではなく、

人類の認知しない範囲で人類をコントロールするというものでした。



このように小説版と映画版でのベクトルはかなり違ったものです。

小説版では「三原則の範疇の中でどのようにロボットが人間を殺したのか」

を物語の主軸として論理パズル的に描いているのに対して、

映画版ではその点を最初から放棄して、人間とロボットの交流を中心にして描いています。

この辺がこの映画がアシモフファンに不評である点でしょうね。

まぁ、全く別物ですし。

私は人間とロボットの交流が好きなので、この映画を評価しています。


最後に。

サニーが他のロボットと違う点は「選択」出来ること。

Vikiへの回答にも表れてますが、それによって心が生まれたのですね。

流石ヲタ監督です。

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