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「携帯ゲーム機戦争は終わった」 昨日のニンテンドーDSカンファレスでそう確信した業界人も多い。 確かにPSPはと言えば、新色セラミックホワイトは話題にも上らず ウイイレだけが細々と売れているに過ぎない。 だが、北米市場ではどうだろう。 ニンテンドーDSもPSPも余り売れていない。 いや、どちらかと言えばPSPの方が売れているようだ。 実際に今年の八月にアメリカに行く機会があったのだが、 DSもPSPも売り場面積は総じて小さく、携帯ゲーム機としてはGBAがまだまだ主流だった。 この流れで任天堂はGBミクロを投入する。 これではますますDSの普及が難しくなってしまうのではないか。 何故このような状況に陥ったのか。大きく分けて三つの背景がある。 まず、アメリカ人は据置(特にXbox)至上主義である。 これはアメリカで実際に感じたのだが、アメリカ人の国産機Xboxに対する思い入れはかなり強い。 日本人のように多忙ではないので、彼らは息抜きにゲームをするのではなく じっくりと腰を据えてゲームをする。携帯ゲーム自体がマイノリティではないのだろうか。 次に、アメリカ人はとにかくグラフィックを重視する。 グラフィックをとことん追及したPSPの前には、やはりDSはチープに見えてしまう。 その点では「世界のソニー」の面目躍如といったところか。 そして最も重要なことはアメリカでは未だゲーム離れが起こっていない、ということだ。 ゲーム離れへのアンチテーゼであるDSにさほど魅力を感じないのも当然かと思う。 今回詳細が発表された「ニンテンドーWi-Fiコネクション」は全世界で同時展開されるが、 硬直状態にある北米市場にニンテンドーDSが先手を打ったと言えるだろう。 家と家の間隔が広いアメリカではニンテンドーDSの強みである通信機能が 存分に発揮できなかったが、このシステムによって新たな展開が期待できる。 もっともアメリカは日本ほどブロードバンドが普及していないという問題点もあるのだが。 こういったDSの試みに対し、PSPはどのような手を打ってくるのだろうか。 北米市場は日本市場に比べれば、遥かに大きな潜在需要を秘めている。
この北米市場を制した携帯ゲーム機こそ、真の勝者と言えるだろう。 |
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2005年10月06日
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