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今回は アイ,ロボット(アレックス・プロヤス監督 2004年公開)をレビューします。 この映画、個人的にかなりお気に入り。 劇場で観て久し振りに当たりだと思った作品。(勿論、蜘蛛男2も大当たりでしたけど) 最近改めてDVDで見たんだけど、二回見ても楽しめる。 いや、二回目だと新たな発見があると言った方が正しいかも。 一回目では気付かなかった謎、伏線。サニーの尋問シーンは特に興味深い。 こういう映画は最近なかなか無いんじゃないかなぁと思ったり。 ロボットアクションというと、どうしてもターミネーターと比較されがちですが、 この映画ではまた違ったアプローチのロボットアクションを見せてくれます。 超合金製のくせに、跳ぶ、跳ぶ、飛ぶ!しかも、わらわら。 ウィル・スミスやサニーもそれに怯まず、殴る!蹴る!投げる! かなり痛快なアクションを見せてくれます。 メインとなるNS-5のデザインも見れば見るほど面白い。 取ってつけたようなインターフェイスはロボコップのマーフィーを髣髴させます。 半透明なのもオサレです。 聞けば、デザインはパトリック・タトポロスだそうじゃありませんか。 あの巨大イグアナもといハリウッド版ゴジラのデザインの人ですよ。 orz 特に印象に残ったシーンを幾つか挙げてみます。 まずはロボット無償交換シーン。 携帯電話の無償交換みたいで、わりと生々しい感じ。 数十年前は一人一つ端末を持つなんて考えられなかったから、 数十年後に一家に一台のロボットがあっても不思議じゃない罠。 どこか哀しげなテーマ曲とラニング博士の言葉をバックに サニーがナノボットを注入されるシーンは何回見ても良い名シーンです。 ここからクライマックスの盛り上がりを見せてくれますね。 そして、旧式のNS-4がNS-5に破壊されるシーン。 身体を引きちぎられたNS-4が「run...」と訴えかけたり、 「Human in danger.Human in danger.」と叫びながら、 ウィル・スミスをNS-5から守ったりする様子はロボット好きには堪りません。 (私は「ドラえもん のび太の海底鬼岩城」のバキーちゃんの特攻で泣いたクチですので。) 全体的に見ると古臭い演出もあるが、軽妙な言い回しやユーモアには好印象。 CGは一部を除いて、ハイクオリティーな映像が楽しめます。 あとカメラアングルには工夫が見られますね。 難を言うなら、ロボットの叛乱が小規模だったことでしょうか。 もう少し大規模にやっちゃっても構わなかったと思います。 基本的なストーリーは アニマトリックスの「セカンド・ルネッサンス」とか 浦沢直樹の「プルートウ」とかに通じるものがあるので、 そういった作品が好きな人にオススメ。 「Ghost in the Machine」という台詞に反応する人たちも多いと思います。 残念ながら、主人公は公安9課ではなく、殺人課ですけどね。 そういうのを全く知らない人もターミネーターの前日談として楽しめます。 普段SFに興味が無い人も、ラストシーンの余韻に浸ってみては? 追記: サニーの動きは全身緑色のタイツのおっさんの演じたものだそうです。 尋問シーンの撮影時にはウィル・スミスと緑色のタイツのおっさんの密室での一騎打ち。。。 「チンクル・チンクル・クルリンパ!」とか言い出しそうで怖いです。
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