半ヲタ深思考

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「さよなら絶望先生」連載開始記念!!
連続企画!!魅力溢れる「かってに改蔵」

第壱回は「心地良いマンネリ化」と題して、
「かってに改蔵」がどのように始まり、どういった方向性を確立したかを語ってしまいました。
第弐回は改蔵のセンスの良さについて真面目に語ります。
かなり信者臭がしますが、見逃してください。


魅力溢れる「かってに改蔵」 / 漂うオサレな雰囲気



これは完全に主観ですが、改蔵はセンスの良いマンガだと思います。
登場人物のファッションもそうですが、
構成や言葉遣いにもオサレな雰囲気を感じるわけです。

その独特の言い回しは改蔵節とでも言えば良いのでしょうか。
かつて改蔵を「言葉遊びのマンガ」だと評した人がいましたが、まさにその通り。
かつて「ひょんなことのひょんって何?」というネタもありましたが、
こういった言葉の面白さに気付かせてくれるのも改蔵の魅力なのです。


パロネタもセンスの良い使い方をしています。
ネタの列記というと、普通はアニメとゲームに偏りがちですが、
改蔵では映画、ドラマ、芸能界、スポーツ、懐かし漫画、
さらには故事成語と守備範囲が実に広い。
改蔵が所謂ヲタマンガに分類されることは少ないのは、こういう理由もあるからでしょうね。
加えて、「このネタをここに使うか!?」というような使い方をしてくれるので、
使い古されたパロネタでも新鮮な気持ちでギガワロスですよ。


しかし、ネタは枯渇していくもの。
心地良いマンネリ化も次第にただのマンネ(ry

そこで登場するのが作品を彩る自虐ネタ。
単行本の巻末での反省会やWEBサンデーのバックステージで自虐に次ぐ自虐。
さらには作品中に久米田先生が登場して、自虐します。

そんなこともあって、段々と作品全体がサイコな雰囲気に。
最初は普通の少女だった羽美も、いつの間にか「友達がいない」が枕詞になり、
仕舞いにはカッターナイフをひたすら振り回すサイコなヒロインになってしまいました。
特に20巻以降はまともな精神ではちょっとキツいかもしれません。

なので、人に勧める時は10巻ぐらいからがいいでしょう。
少しずつ進むストーリーに想いを馳せるのもまた一興かと。

もうちょっと続きます。


参考:

かってに改蔵 〜とらうま町〜(ガンダーラさん)
[http://www.h6.dion.ne.jp/~fukkou/kai01.htm]
改蔵の元ネタまとめ。こんなにたくさんの元ネタがあったとは。。。

「久米田康治VS赤松健」まとめ(ヤマカムさん)
[http://www1.odn.ne.jp/cjt24200/yamada/text/m/index2.html]
これを見れば二人の戦いが一目瞭然。彼らはこれから同じ雑誌でどう戦ってくれるのでしょうか。
(註:本気で戦っているわけではありませんので)
「ネタのかたち、電波のかたち」に爆笑。

まんが家BACKSTAGE(WEBサンデー)
[http://www.websunday.net/backstage/kumeta.html]
久米田先生のバックステージ。特に末期は秀逸。
「まんが道とは死ぬ事とみつけたり」は名言です。
マガジンに亡命?するので消されるかもしれません。お早めにどうぞ。

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