美雨の【戯言】日記

更新の無い日は、お腹を出して寝ています。

美雨の戯言

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空想と妄想でできた世界です
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めぐみとバイバイをして車に乗り込むと携帯が鳴った
着信・・。

(あ、コウだ。)

「もしもし?」

「よ、終わった?お疲れ〜 ミイ、メール読んだ?飯、今度 付き合えよ」

「あ、読んだ、読んだ。ごめん、私、夜 バイトしてるんだ。だから、行けないかな?」

「は?バイト?聞いてねえし〜 だから、夜になると返事があんまり来ないのか」

「あ、そう。ごめんね」

「で?どこの店?今度、行くから 教えろ」

ああ、また 吐いてしまった。嘘を・・
簡単なことだ。「私、実は結婚しているから・・ごめんね」って言ったらいいんだ。

「ああ、お店ね。今度 ポンポコに行ったら教えるよ」

「お!待ってんぞ」

私、何をやってるんだろう・・
めぐみの言うとおり私は、きっと コウが好きだ。
だから、二人で会ったりしちゃいけないんだ。そうだ・・ そうに決まってる。


さ、駆を迎えに行かなくちゃ



夕飯を終えて、洗濯物を軒下に出しながらふと見上げた空の月があんまり綺麗で
細い細い下弦の月は消え入りそうに綺麗で
私は、思わず コウにメールしていた。

《コウ、月 綺麗だよ》

8分たって、コウから返事

《おう、見たぞ。今からバイトか?オレも今から〜 がんばりますか》

《そうだね。がんばろうね》


メールの返事を見ながら嬉しくなり・・ なのに、嘘を繰り返すことに落ち込む私。
一体、どうしたいんだろう
と、月を見たまま しばらく、ぼんやりしていた。



毎日のお喋りのようなメールは続く
ただ、前回 ご飯を断ってから コウからはもう、誘いの電話はないのだろう と・・・
思っていたら

《なあ、花火いかね?》

え?花火?季節は冬が通り過ぎそろそろ暖かくなる頃
この時期に花火なんか上がっていたかな?と、考えていると 続けて

《こっちも友達連れて行くから お前も友達連れてこいよ》

って・・・

5時になってタイムカードを押しているとき めぐみがやってきた。

「お疲れ様〜」

「あ、お疲れ〜」

駐車場まで話しながら歩いているとき なんとなくコウの話をしてみた。
ポンポコでの出来事やメールをしていること・・ 何の気なしに嘘を付いてしまったこと
コウがバツ1だってこと ご飯に行こうって言われたことを
急ぎ足で話してみた。

めぐみは 「へ〜」「うんうん」「マジで!?」なんて、相槌をうちながら聞いていて

「最近さ、美菜ちゃん なんか変だったの なるほどね〜」

と、言ってきた。そんなはずはない 私はいつもと同じなはず何も変わらない。

「どこが?変わんないでしょ〜?」

って聞くと・・ めぐみが

「はぁ?よく笑うようになったよ。あ、前からよく笑うけどね、それとは少し違って
 よく笑うようになったよ。それから、笑うのと同じくらいよくため息をついてた。」

全く自分では感覚がないのだ

「そんなバカな〜。めぐみちゃん、気のせいよ〜」

「私の目はごまかせない。ふふ で?どうするの?二人でご飯に行くの?」

ああ、するどい突っ込み

「行かないよ。さっきも言ったけど コウとどうにかなりたいとかないんだって」

と、言ったとき めぐみが

「美菜ちゃん、私さ 美菜ちゃんに憧れてんだよね。女としてさ だから、がっかりしちゃった。
 今の言葉・・・。何にも期待してないのに わざわざ、嘘なんか吐く?
 二人でご飯に行くのか行かないのか それは知らない。でも、美菜ちゃん 恰好悪いよ
 分かってるんでしょ?自分の気持ち・・・」

自分でも分かっていたことを こんなにハッキリ言われてしまった・・
どこかで認めてしまったらいけない。って、思っていたんだ。

少し『恋のような気持ち』を味わいたかっただけなんだ。

めぐみが話を続ける

「私は、不倫だとか浮気だとか ダメだって分かってるけど・・
 誰かを好きになっちゃうことってあると思うんだよ。勝手な言い分かもだけどさ」

返す言葉が見つからない

「そうだよね。」

「ま、最近の美菜ちゃん なんか綺麗になったもん そんなことも関係してるのかもしれないぞ〜!」

笑っためぐみの顔をみて やられた気分になってつられて笑ってしまった。

「あんた、私が好きでしょ?」

「はぁ?美菜ちゃんが好きなんでしょ?」


今日は朝からコウのメールにやられてしまって めぐみの言葉にやられてしまって
バタバタな1日だったな

コウになんて返事しよう。
ご飯・・ どうしよう・・・

いつもみたいな朝 コウとメールしていて、メールが途切れた後・・

《あったまきた!もう、辞めた》

え?何?

《コウ?どうしたの?なにがあったの?》

《喧嘩した。ああ、久しぶりにやっちまった》

私は、ビックリして 思わずコウに電話をかけてみた。

「もしもし・・コウ、何したの?辞めちゃったの?」

電話の向こうで声がする  

「ばっか!心配した?辞めたりしないさ ただ、すっげ〜むかついて そんな気分だったんだよ」

私は、少し腹が立つやら ホッとするやら・・
もう・・ ああ、やられた・・。って、気分

「心配したんだから!もう!バカ!!」

「わりぃ わりぃ でも、ありがとな」

こんな言葉を ありがと って、言葉をこの人から聞くたびに私はほんの少し
嬉しいような 寂しいような・・ そんな気分になる

「ミィ、仕事 がんばってな」

「コウも、あんまり怒りなさんなね」


ふっと、時計を見たら大変だ!遅刻してしまう!!!
携帯が、コウからのメールを受信して コウの着信メロディーが鳴っていた。

昼休みに携帯を開きメールを見ようとしていると めぐみが隣に座ってお喋りを始めた。
昼休みなんて アッというまに時間が過ぎる。
休み時間が終わる頃、コウからのメールを見てみたら

《さっきはごめん。今度、時間があるとき飯食いに行くの付き合ってくれ》

メールを読んで、一人で

「無理だよ。無理 無理 ご飯なんて、無理だよ〜」

かなり、怪しい人になっていました。

結局

          好きだった人が忘れられないような人を



             とても、愛しく想うくせに





          そんな人でなければ、好きにならないくせに




                結局・・・



              見えない もう、いない

                『愛しい人』

               に、負けてしまう





                 今より

               過去が綺麗に見えて




                 結局・・

               へなちょこな私は


              あの頃の人になりたがる







             どんなに泣いても 悩んでも

               いつかは、みんな

             あの頃に なっちゃうんだから





              ああ・・・  結局


       私も、もう逢えない もう、いないあの頃のあの人が好きなんだ・・・




            だって・・ あの頃は綺麗だから
              綺麗に見えるから・・・

   


            前を歩くキミの


           袖をひっぱり顔を覗く



           どこにもいかない?




           


           後ろから見てるキミを


              振り返る




            離れていかない?






               お願い
              そこにいて




           ボクをおいていかないで

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