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ひぐらしの鳴きぬる時はをみなへし咲きたる野辺を行きつつ見べし
●原文
日晩之乃 奈吉奴流登吉波 乎美奈敝之 佐伎多流野邊乎 遊吉追都見倍之
●読み方
ひぐらしの なきぬるときは おみなえし さきたるのべを ゆきつつみべし
●詠人
大目(だいさくわん)秦忌寸八千島(はだのいみきやちしま)又は(はたのいみきやちしま)
生没年不詳。大目(「だいさかん」と読む)は役職名
746(天平18)年、越中国守として赴任して間もない大伴家持の館で宴が催され、大伴池主・土師道良らと共にこれに参席、歌を詠む。この時大目(だいさかん。国司の四等官)とある。同じ頃、自邸に家持を招いて宴を開き、歌を作る。747(天平19)年4.20、正税帳使として入京する家持を送別する宴を自邸に催す。
●大意
ひぐらしが鳴く時期には、女郎花(おみなえし)が咲いている野をめぐりながら眺めるのが良いものだ
●補足
女郎花:秋の七草の一つ
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