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覇王樹 9月号「紅玉集特選五篇」より
※紅玉集は準同人の作品集です。毎月一人六首が一作品として掲載されます。
●ねんごろに拭きたる梅を瓶に寝せ共に漬け込む午後の静寂 岩本ちずる
●一本道行けど行けども終わりなき舞台装置のごときスラム街 高橋美香子
●干されたる白きTシャツ手をつなぎ解けては踊るはつ夏の風 国友邦子
●何事も平穏無事に終わる日は日記の余白に星印かく 平松直枝
●幾万の木の葉揺るがす六月もあと二日にて終わる黄昏 亀山とく子
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