|
先日。大変な熱量のイベントに参加、登壇をしてきました。
行われたのは沼袋。「禅定院」という真言宗豊山派の寺院です。
カレーですよ。
禅定院は境内の緑が美しい静かなお寺で、敷地の中に幼稚園が併設されています。
その幼稚園の講堂にもなっているホールでの開催。一度に100人ほどの収容ができるその場所で3回転!シェフたちは大変だるなあ。
この催し、その名も
「カルパシ魯珈合同周年祭」
は、ご存知の2017〜18年の東京のカレーシーンを席巻した新風、千歳船橋のカルパシと大久保の魯珈が両店共に2周年を迎えるタイミングで合同イベントとして開催されました。
そしてこの開催場所は去年、ネゴンボ33の山田シェフとカルパシ黒澤シェフのコラボレーションイベント、「ネゴパシ」も行われた会場です。ご住職に理解があるのですねえ、きっと。
どうも近年お寺カレーが行われることが多くなってきている気がしています。近年のルーツは池上の本妙院のマサラワーラーの食べさせ放題か。なんて思ったらうっかり、ボクも共同主催の池上「本妙院」のイベント、ぐるジリのラストイベントのミールス会だよ、と本妙院の住職、友人のノリさんから指摘が。
あっ!自分の名前も冠したイベントがルーツだったとは(笑)うっかり忘れてました(笑)
さて、今回。
カレー業界でいまや破竹の勢いのブログ「カレー細胞」の松さん、自分名義レトルトカレー5万食売り切りでおなじみの美人カレー研究家の一条もんこさん、そして食べログカレーレビュワートップのカレーおじさん\(^o^)/こと李維さん。そしてなぜかボクのところまで声がかかって、ステージでのフリートークセッションに登壇しましたよ。
シェフお二人にお話を伺うのを中心に、ということでおしゃべりしましたが誰もが喋りたがりで(笑)もう盛り上がってなかなか大変。ボクはちょうど香港と深センから戻ったばかりのタイミングだったので今回のお題の「中華カレー」について、今回の旅の話を交えておしゃべりしました。
供されたお料理は
「インディアンチャイニーズプレート」
カルパシ、魯珈、それぞれの工夫を凝らした中華系カレーと、同じく中華副菜を一盛りづつ乗せたプレートです。大変に気骨感じる尖ったものでしたよ。
魯?の齋藤シェフは「黒胡麻坦々珈喱」
強さのあるどっしりした辛味と花椒塩弾ける、重たいボディブローのように効いてくるカレーです。こりゃあ美味い。ちょっと考えちゃったのがごはんにかけず豆腐を入れて混ぜて食べちゃうと美味しいんじゃない、みたいなこと。
ちょっと麻婆豆腐的なニュアンスもありました。素晴らしい中国料理感です。
副菜は「搾菜ウプマ」。このザーサイを使ったウプマがまたなんだかえらい美味しくてね、そうそう、思い出すのが中華まんの餡。あの中に入っててもおかしくないという感じです。大変面白い。大変美味しい。いやすごいね。
カルパシ、黒澤シェフの「牛バラ中華珈喱」
とてもまろやかな味で、タマネギと肉の旨味と食感、八角の香りも嬉しいとろりとした中華カレーです。肉骨茶インスパイアという話しを黒澤シェフから聞いて、ああなるほどと大いに納得。そういう感じなのか、なるほどねえ。中国風といってもマレーシア経由の華僑料理というひねりのセンスはさすがです。
副菜の「木耳アチャール」はかなり面白くてかなりいいものでした。キクラゲときたか、とニヤニヤしてしまいます。こういうセンスは黒澤シェフの真骨頂。絶賛の声も大きかったですね。酸っぱさの塩梅がちょうどよくてちょっと止まらなくなる味でした。
こういうカレーを受けてのステージでのおしゃべり。香港と深センのカレー事情や香港、ネイザンロードの重慶大厦のインド人事情などをしゃべってみました。ここのところ印度百景からも随分経ってしまっていますが、まあなんとか皆さんの邪魔をせずにおしゃべりができたのではなかろうか、と思っています。ステージ、好きだなあ、楽しいなあ。
それでね、カレーの味以上に記憶に残ったのは、2人のシェフのやりとりだったのです。
まず二人のなんというか、グルーヴのようなもの。
朝、準備の時点で齋藤シェフが仕込んできたストレートで作り込まれた世界観感じる強い味わい。それをその日の朝受けて、黒澤シェフは塩のエッヂも立てず決め味も乗せずという両手ぶらり戦法で仕込みを済ませて持ってきたカレーに、齋藤シェフのカレーの味を確かめてからエッヂを与え、膨らませ、完成に持っていったという話し。
もうなんというか、こりゃあやはり天賦の才能なのか、それとも人知れない努力なのか。両方なのかな。圧倒されました。二人とも本当に素晴らしいカレーシェフだと深く感じ入る瞬間でした。
それと、3回転のプログラムだったんですが、2回目と3回目の間に黒澤シェフの料理にトラブルが出て3回目のプログラムにいらっしゃった皆さんに牛バラ中華?喱が提供できなかったのです。
そんな時に、きちんとお客さん全員に一人づつお詫びを入れて気持ちを伝える黒澤シェフの真摯な態度、横で見ていて心の中で大きく何度も頷きました。きちんと気持ちを伝える。理由を伝える。その上でお詫びをする。
お客の皆さんも残念ではあるようですが皆さんその心からの謝罪に納得をされた様子で、自店を構えるレストラン店主の矜持、立派で心あるやり方を見せてもらえたのは本当に嬉しかったですね。軽い言い方で人気店、なんて言えません。きちんと人としての根っこがあって、その上で上質な食を提供しているからこその人気店なのです。そういうものが見えてくる時間でした。
その時の厨房の空気を齋藤シェフが一掃して、先に進める力を見せてくれたのも本当に心に残りました。
齋藤シェフの気持ちの強さと前向きさが場の気分を一瞬で切り替えます。チーム全員が一斉に同じ方向に顔を向けるのがわかりました。これこそ現場力、対応力。そういう力量も高いお二人で立派な方だと尊敬をしました。
色々な意味で価値のある、大変に良いイベントであったと思います。
お二人のお店に幸多からんことを。
お二人、そしてお手伝いの助っ人の皆様、たくさんのお気遣いをありがとうございました。
#kalpasi魯珈周年 #カレーツーリズム #カレーダンニャバード #カレーですよ #禅定院 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> カレー全般、および食に関するお仕事をお受けいたしております。
テレビ、ラジオ出演、講演、雑誌、書籍等の執筆、コンサル、商品開発等実績あり。
実はガジェットやYouTube、オンラインライブなどのお仕事もやっています。
ご連絡、お問い合わせ、お仕事のご用命等はお気軽にどうぞ。
iizka3@gmail.com(@を小文字にて)
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
活動内容等の各種Linkはこちら http://about.me/hapi3
Instagramはこちら。 https://www.instagram.com/hapi3/ tumblr 日々の事がまとまってます。http://hapi3.tumblr.com
Youtubeチャンネル。カレー中心。 http://www.youtube.com/user/iizka3
もうひとつのブログ 「いつもんログ」http://hapi3s.blogspot.jp/
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2018年11月19日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


