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先月のこと。
うっかり三田で働いていた時期もあるのにイタリア大使館があるのを存じ上げなかったのです。そうか、イタリア大使館は三田にあるのか。そんなことを知ったのは、食べあるキングの仲間、ナポリピッツァ担当のjaffaさんから。
駐日イタリア大使館主催の「第3回イタリア料理週間」。という催しが大使館やイタリア文化会館(こちらは皇居のお堀のほとり)などで行われていました。
その最後を飾るイベント「イタリアと日本とピッツァ」にお誘いをいただいたんです。カレーですよのこのボクが。これが実に素晴らしい宴でありました。
友人にして尊敬する食べあるキングの仲間、ナポリピッツァ担当のjaffaさんが声をかけてくださりこの幸せが実現したのです。
ジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使と「Dissapore.com」、「Garage.Pizza」の代表者Antonio Fucito(アントニオ・フチート)氏が集まり、日伊の料理の交流でもある「第3回イタリア料理週間」の最終イベントとして開催されたのが、
「イタリアと日本とピッツァ」
でした。 でね、このテーマ。
幸いにも友人に日本最高のピッツァマフィア、jaffaさんがいるわけで、ボクの認識では当たり前にピザはアメリカ文化。正しい源流がイタリア、ナポリのナポリピッツァにあるというのは当たり前のこととして受け取っていました。しかし日本人の多くはまだまだピッツァもピザも同じ名前の「ピザ」と呼び、ナポリピッツァとアメリカンスタイルのピザを混同する人も多いです。ボク自身ローマやミラノスタイルのピッツァなどが入ってくると途端に頭を抱えてしまう程度なんですけど、それにしてもある程度は見知ったことがあるんだよね。
しかし、やはりジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使ご本人のスピーチで「ピザではなくピッツァであることをもっと日本のみなさんに覚えてもらいたい」とおっしゃるわけです。こりゃあなかなか根深いものがあるようだねえ。
さてこのパーティ、実にシンプルで、実に潔いもので印象的でありました。色々とすごいなあと思わされたんです。
まず、ナポリピッツァとくればかまどがなければ始まらないでしょ。ナーンとタンドリーチキンにタンドールが不可欠なのと同じことです。
イタリア大使館と言えどもピッツァの窯は持っていらっしゃらないだろうねえ、そう思っていたら、それをね、電気とはいえ、いや電気なのに素晴らしい焼き上がりを追求したツジキカイの窯を持ち込んでいたんですよね。スゲーなおい。ピッツァなんだから当たり前とはいえ窯を持ち込んでのサービス。
そしてすごいのは焼き手もそう。
ピッツァ職人はガンベロロッソ(ざっくりいうとイタリアのミシュランガイドのようなもの)に3年連続で掲載されたダ・ペッペナポリスタカのGiuseppe Errichielloさん、サルバトーレクオモの大西誠さん、名古屋、ソロピッツァとチェザリの牧島昭成さん、そしてナポリからこのために来日したというAntonio Tammaroさんなど錚々たるピッツァ職人が窯の前に立っています。こりゃあとんでもないことですよ。
いずれも自店を構えて腕を振るう選り抜きのシェフたち。そんな人たちが本来ならライバル店である同じく日本を代表する他店のトップシェフと並んで、お互いにポジションを決めてピッツァを焼いたり生地を用意したりしているわけです。まったくとんでもないことであるよなあ。
実は日本のトップピッツァイオーロ(ピッツァ職人)たちは仲がいいんです。jaffaさんの誘いで出かけるパーティーなどでそれをよく知っているので、これは実はボクとしてはなるほどの光景。でも、それでもやっぱりとんでもない。
焼かれるピッツァはマリナーラ。そしてマルゲリータも。
シンプルで、これこそナポリピッツァの真骨頂というものです。粉の風味とふわりとした仕上がりを楽しみ、トマトソースの酸味と奥行きを楽しむシンプルかつ奥深いセレクトのオンリーメニュー。
飾らない、しかしそれだけに嘘も手抜きも不可能なシンプル極めるもの。まさにこの場所にふさわしいナポリピッツァと言えましょう。マルゲリータもモッツアレラチーズとトマトを存分に楽しむシンプルで素晴らしいもの。
延々職人たちは焼き続け、お客たちはピッツァを楽しみ、果てしなくワインがあいてゆく。夢のような時間です。
なんだかいいなあ、と思ったのは開始のスピーチと挨拶くらいであとはみなさん歓談し、交流し、新しい出会いを手に入れたり、懐かしい顔を見つけたりしていらっしゃる様子。とても自由でいい雰囲気と空気のパーティーなんですよ。
みなさんがとてもリラックスしてらっしゃるのが、なかなか大使館という場所ではないであろう空気で、おおらかでいいなあ、と心から感じます。
大使も気軽にいろいろん人に声をかけていてびっくりします。ボクも知らぬ間にお話しをしていた相手が大使夫人であったことに後で気付いたりして。気さくにおしゃべりをしてくれて光栄でしたよ。
なんともアットホームで心温まるひととき。これがイタリアの愛、なのだろうかねえ。素敵だねえ。
*
(ガンベロロッソ(Gambero Rosso)は、イタリアの食関係の出版社で、そのガイドブックはイタリアでも高い権威を持った名前で「リストランティ・ディタリア(Ristoranti d'Italia)」は全イタリア人からの信頼を得ている。いわばイタリアのミシュランガイドだ。)
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