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昨日に引き続き、Part3として『聴導犬』との出会いを書こうと思っていましたが、今日はお休みをして
補助犬のことをよく知らない方が誤解する問題について考えてみたいと思います。

補助犬の紹介をしたり、募金活動をしていると
「こんな大変な仕事をして、寿命をすり減らしてかわいそうね」
「ご主人様のためにあんなに頑張って、好きなこともできないでかわいそう」
「普通の家で飼われて自由に遊びたいわよね〜」
そんな声をかけられることが多々あります。

まず補助犬をしていることでストレスがたまったりして寿命が短くなるということはありません。
補助犬たちはきちんとした食事の管理と定期的な健康診断を受けて飼育されているので、管理の
悪い飼い主さんの犬よりよほど健康なのです。
そして使用者と行動をともにし、固い絆で結ばれているユーザーと補助犬。
愛する人のために生きる補助犬と、かけがえのない補助犬がそばにいてくれる幸せを日々かみ締める
ユーザーの相互関係は、逆に寿命を延ばしているとも言われています。

補助犬が仕事を覚えるまでは、役割上しっかりとした「訓練」が必要です。
「訓練」といっても軍隊のようにスパルタ訓練を犬たちに強いているわけではありません。
まず補助犬の候補となる犬は、人が大好きで補助犬としてこなす作業が楽しめるか?
というのが重要な要素になります。
その適正があれば、犬たちは訓練士の指示を遊びの延長上に覚えていくことができます。
上手くできたら思い切りほめてあげることで、犬は楽しく作業を覚えて、ほめてくれる人を信頼する。
こうして補助犬たちはほめてもらえることを楽しみに、隣にいるユーザーのご主人が喜んでくれるのを楽しみに、役割を果たしているのです。
もちろん大事なことを教えるときなど、厳しく接しなければいけない時もあります。
確かに補助犬であるがゆえ、普通の家庭犬とは比べ物にならないしかり方をしなければならないことも
あります。
そのときは辛い心を鬼にして叱り、そのあとはしっかりとフォローをしてあげます。
そうしてさらにお互いの絆を深め、かけがえのない存在となっていくのです。

こうした過程の中で、候補犬の肉体的・精神的負担になるような様子があれば、キャリアチェンジ犬
として、一般家庭へと引き取られます。

外で立派に仕事をこなす補助犬たちも家に帰れば大事な家族の一員!
お風呂に入れてもらったり、大好きな遊びをしてもらったり、思いっきり甘える事だってあります。
決してず〜っと真面目にご主人様に尽くしているわけではありません。
なんたって心ある生き物“犬”なんですから。

補助犬として人生を送ること…様々な考え方があると思います。
いろいろ書きましたが私は補助犬ではないですし、補助犬も言葉をしゃべるわけではないので、
本当かうそか100%言い切ることはできません。
でも皆さんの考えを助ける一つのヒントになれば幸いです。

補助犬への誤解や偏見を、ぜひNPOを立ち上げたら少しでも解消できるような広報活動を
たくさんできればと思っています。

この記事に

閉じる コメント(15)

訪問ありがとうございました。記事を読ませてもらいました。私はマイナスイメージばかりを持っていましたが、そんなことばかりではないと考え直す良い機会になりました。きちんとケアしてあげることで、犬の側も介助してもらう側も気持ちよく生活できるのかもしれませんね。補助犬について考える良いきっかけとなりました。ありがとうございました。NPO活動が実現できることを願っています。

2006/6/1(木) 午後 11:01 [ meg ] 返信する

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はじめまして、スマイルといいます。 補助犬ユーザーが同じことを書いても「自己中」としか捉えられそうな課題を、実にうまく適切な文章にまとめていただき感謝です。 NPOの立ち上げを応援します。 私たちの為にも頑張ってくださいね。

2006/6/8(木) 午後 7:50 スマイル 返信する

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私は、介助犬ユーザーですが、周りにもそういう誤解をされていてる方が多く、残念に思っていたところです。転載させて頂きますね

2006/6/14(水) 午後 4:52 kiyojii 返信する

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初めましてこんにちは。ワンコとの生活を考えています。私のブログに転載させていただきます

2006/6/14(水) 午後 4:58 ps42dogs 返信する

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初めまして。転載させてください。

2006/6/14(水) 午後 9:33 イム 返信する

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はじめまして!きよじいさんとこのカンナちゃんのファンです。転載させていただきま〜す。

2006/6/15(木) 午前 9:54 KOKO 返信する

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今日は、初めまして。ワンちゃんの性質を良く理解した記事内容だと思います。NPO設立がんばられて下さい。私も発起人となり、動物のためのNPO設立を経験しました。これからも、ご縁がありましたら幸いです。

2006/6/16(金) 午後 0:11 ジョン 返信する

初めまして!きよじいさんのところからとんで来ました。私も転載させてくださいね!

2006/6/17(土) 午後 2:14 [ - ] 返信する

初めまして!きよじいのとこからわたしもやってまいりました。パピーウォーカーをやっております。(すでに六頭目) わつぃも転載させてください。! カンタパパ

2006/6/22(木) 午前 0:33 カンタ0601 返信する

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初めまして。アーくんさんところからたどって来ました。転載させてください

2006/7/27(木) 午後 11:14 めりーちゃん 返信する

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始めまして。訪問+コメントありがとうございました。私は盲導犬も補助犬も普通の犬も大好きです。

2007/2/17(土) 午後 10:49 ネコママ 返信する

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はじめまして。 鹿児島で盲導犬使用者を応援するボランティア団体として活動しています。 お互いに頑張りましょう♪ 削除

2007/5/18(金) 午後 4:12 [ ひゅう ] 返信する

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はじめまして。介助犬の寿命で検索したら、こちらにたどり着きました。
先日のTVタックルでビートたけしさんが、「介助犬は寿命が短い。人間のためにがんばってくれてるんだから、少しは恩返ししてもいいんじゃないか」と発言されていて、そのことを自分のブログに書きました。こちらの記事を読んで違うのだと言うことを知りました。
訂正と言うか、補助として紹介させていただきたいので、リンクさせてください。よろしくお願いします。

2010/1/20(水) 午後 5:23 [ hicya ] 返信する

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このような文章を書ける方ならば解っていただけると思いますが、街で見かける介助犬はストレスを感じている表情をしている事が多いですよね。
あれは介助犬の仕事によるストレスだと思っていましたが、私の思い違いでしょうか?
外出したときだけストレスを感じていて、家では楽しそうにしているものなのですか? 削除

2010/11/8(月) 午後 11:40 [ 犬丸 ] 返信する

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わ体が動かないって大変ですよ。健常者の足の骨にヒビが入っただけで松葉杖無しではあるけないし、トイレでかがめないでしょ?
靴だって一人じゃ履けないし。
さっき介助犬の紹介をTVで見ました。冷蔵庫の開け閉め。人間は手でやるけど犬は重い冷蔵庫の扉を口で紐を引っ張って開けて、鼻で閉めてました。
そんな事して身体に負担がないのか心配です。
犬の身体に負担のないお手伝いならいいけど、どうなのかしら。
犬をオーダーメイドで訓練するって言ってたけど、犬の身体に負担になる事は無理に訓練させないで欲しいな。
そのあたり、どうなんでしょうか。 削除

2012/5/30(水) 午後 8:33 [ 犬だいすき! ] 返信する

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