お気楽主婦のはっぴいでぃ

ある過去の行方、チョコレートドーナツ、ブルージャスミン、良かったです。中でもある過去の行方が秀逸。

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素晴らしい作品でした。
 
イケメン好きな私が若い美しい俳優も出ていないのに絶賛です(笑)
 
今年の日本の映画大賞でかなりの賞をとるのではないでしょうか?
仲代さんの主演男優賞、徳永えりさんの新人賞?(笑)
 
この日は「マイ・ブラザー」も観賞したのですが、断然こちらの作品に軍配であとから観たマイ・ブラザーを見ながら少し退屈気味になってしまったくらいでした(汗)
 
イメージ 1
 
 
19歳の孫娘・春と、北海道の漁村・増毛で暮らす74歳の忠男。かつて漁師だった忠男は、妻と春の母である一人娘にも先立たれ、兄弟たちとも疎遠になっていた。しかし、春が勤めていた小学校が廃校になり、春は都会へ出たいと言う。そこで、忠男は兄弟たちの家に居候するために、春とともに兄弟たちの家を訪ねて行くことにする。最初に訪れた長兄・重男は、忠男の申し出を拒んだ。実は、重男は老人ホームへの入居が決まっていた…。
小林政広監督が、自ら原作・脚本まで手掛けた意欲作。高齢化社会となる日本がこれから体験するであろう多くの問題を、静かに描き出している。主役の忠男を演じる仲代達矢は、小林監督の脚本を読み「(これまでの150本の出演作の内)この脚本の出来栄えは5本の指に入る」と惚れこみ、出演を決めたという。孫の人生を思いやりながらも、誰かに世話をされないと生きていけない老人の葛藤を、凄まじい迫力で演じている。孫娘・春を演じた徳永えりも、ベテラン名優たちに一歩も引けをとらず、独特の存在感を感じさせていた。忠男の兄弟を演じている大滝秀治、田中裕子、淡島千景、柄本明らが見せた個性たっぷりの演技も見逃せない。〜gooより
 
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北海道の荒海と寂れた漁村が映りそこに佇む一軒の小さな家から足を引きずった老人(忠男・仲代達矢)が凄い勢いで出てきます。
足が悪いのに必死歩きその姿から怒りの炎が見えそうなくらい怒ってるのがわかりますよね。
そうこうしてるとすぐ後ろから赤いジャンバーをきた女の子(春・徳永えり)が老人を追いかけるように走って出てくるの写真でわかりますよね。
老人は全くその女の子言う事を聞く耳を持たない様子で足を引きずりながらもどんどん歩いていってしまいます。ここまで、セリフはほとんどありませんが一気に私は二人の演技だけで、映画の中に引き込まれてしまいました。
いや〜セリフなしでこれって凄いですよね〜
 
春の母が5年前に自殺。
春は、おじいちゃん(忠男)と漁村でと二人で暮らしていたのですが、春が働く小学校が廃校になってしまい仕事を失い二人は生活できなくなってしまいおじいちゃんを預ける先を探す旅に出ました。
 
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最初に訪れたのがすぐ上のお兄さん(大滝秀治)の家です。
おじいちゃんは、は自分を置いて欲しいとお願いするのにめっちゃ偉そうで・・・(笑)
最終的には断られちゃうのですが・・・そこにも実は厳しい現実があります。
喧嘩しながらも兄弟がゆえのなんっていうか愛がどこかに見え隠れし、兄弟が故に遠慮がなかったり、思わず名俳優の素晴らしいやりとりに笑い、涙しました。
 
そういう様子を見て、春は「もうおじいちゃんいいよ。帰ろう」って言うのですが・・・
 
おじいちゃんは・・
 
「いやいいんだよ。お前は東京に行って暮らしなさい。おじいちゃんはこんな足だし一人で暮らすのは難しいから誰か兄弟のせわになるよ」
 
「でもダレも見てくれないじゃない」
「うん?じゃあおじいちゃんはどうしたらいいんだよ。死ぬしかないのかな〜」
 
ちょっと記憶が定かではないのですがこういう会話があったと思います。
いや〜会場中、鼻のすする音響き、私なんて「ヒック」っていいそうになっちゃいました(汗)
あっ!お酒飲みながっらってわけではありません。

そこには、老いの悲しみがしみじみと表されとっても悲しいです。
ただその厳しさの中にも小さな思いやりがちょこちょこあるのが救いでした。
弟の内縁の妻(田中裕子)におにぎりを持たせてくれたり、姉(淡島千景)は春を雇ってくれると言ってくれたり、弟は高級なホテルをとってくれたりみんな自分の生活で精一杯で忠男を引き取ることはできないけど本当は優しくしたいんですよね。
 
兄弟演じるのはまた凄い俳優陣でして一つ一つの場面もなかなか見応えがありました。
 
おじいちゃんが兄弟と色々やりとりしているのを見ていた春が
「別れたお父さんに会いたくなった」って言うんですよ〜
断られながらも肉親の温かさを見ておじいちゃんが羨ましくなったというのです。
 
北海道の牧場で暮らす父親(香川照之)に会い春は今まで心に閉まっていた思いを父親にぶつけました。
母との離婚そしてその後の母の自殺の事。
これでやっと胸にずっと閉じ込めてきた辛さから春は開放されたのではないでしょうか?

そうそうこの親子の会話の時おじいちゃんは牧場の馬を眺めていたら伸子(戸田菜穂)が言い寄ってきて、一緒に住まないかというんですよね〜
ただこの展開は速すぎてちょっと無理があったように思えちゃいましたが・・・
監督が言いたかったことは血のつながりがすべてじゃないってっ事なのかな?
 
 
イメージ 4

牧場から帰る時おそば屋さんによります。
いや〜ここは誰もが涙する場面です。
昔春のお母さんとこの店にきたと思い出を話すのです。
お母さんもそばをすすりながら涙したと話すと春も同じように涙するんですよね。
お父さんとお母さんが愛しあって春が生まれてきたというような内容だったと思います。
 
この作品ほんと台詞が少なくて俳優の表情演技をとっても大切にしてたように思いました。
そして親子、家族、そして老い、死という問題、を考えさせられた作品だったと思いました。
 
そうそういろんな場面で窓を開けようとすると何時も寒いからっていうんだけど〜
風通しを一日1回はしないとって言うんですが・・・
それって閉ざした心を開けましょうっていうことなのかな〜って思ったのですが・・・どうでしょうね。
 
邦画の良さが沢山詰まった作品だと思いますしおじいちゃんと孫娘の究極のロードムービーだと思います。
ぜひおすすめ♪

http://movie.goo.ne.jp/img/clear.gif

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ほんと読ませていただいた感じすごく良さそうなお話ですね〜
いや〜きっと泣いてしまうやろうなぁ〜と思いながら読ませていただきました。
きっとひかりさんの記事読んでなかったらスルーしてたやろうなぁ。
劇場行けないかもしれないけど是非観たいです♪

2010/6/5(土) 午後 11:49 SHIGE

家族の崩壊と再生ですか。
淡島千景さんも出てるしちょっと小津的ですね。
『東京物語』にも通じる家族の絆と壁みたいに感じました。
是非観たいですね♪

2010/6/6(日) 午後 9:24 marr

shgeさん>そうなんです。泣けますよ〜
なんともいえない日本の家族の様子が実にうまく描けてると思いました。
それに最近早いカメラワークが多いですがゆっくり長回しがよかったりして(笑)これはDVDでも十分ですのでぜひ!

2010/6/7(月) 午前 7:08 ひかり

marrさん>昨夜はお疲れ様でした(笑)ナダルが優勝でしたね。
眠いです・・・今大会ほんと強かったですね。
じゃあありませんでした(笑)
そうなんです。これ東京物語っぽいんですよ。淡島さんお年召されましたが存在感ばっちりで素晴らしかったです。
あまり淡島さんの演技とか見たことがなかったかもしれません。
DVDでも十分だと思いますが機会がありましたらぜひ。

2010/6/7(月) 午前 7:12 ひかり

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これはかなり話題になっていますよね。
予告を見てもすごくよさそうなのと内容が濃そうなのが伝わってきました。

2010/6/7(月) 午前 8:52 かず

かずさん>え〜これ話題になってるんですか?
そう内容濃いですね。ぜひご覧ください。

2010/6/8(火) 午後 7:39 ひかり

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これは近場で上映しているので観たいと思っています。
でももう朝1回しかなくて起きられるかどうか・・・。

2010/6/12(土) 午後 0:09 あこまる

あこまるちゃん>朝なら大丈夫!!!これ私は結構好きですよ〜

2010/6/14(月) 午後 2:13 ひかり

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徳永えりちゃんは、「フラガール」で既に活躍しちゃってますので、新人賞は無理ですね(笑)。主演女優賞、いっちゃいますか?ガニマタ女優賞は?(爆)。
とにかく、仲代達矢さん相手に、ストレート勝負の彼女を、褒めてあげたいですね。
そういえば、この兄弟、みんな窓を開けるな、寒いからって言ってましたね(笑)。
お蕎麦のシーンは秀逸でした。
名作です。

2010/6/28(月) 午後 11:23 出木杉のびた

のびたさん>え〜そうなんですか?私この子全く知らなかったんです。ふらガールは観てるのに〜(汗)
じゃあ新人賞は無理なんですね。そそワザとがにまたにしてたようですね(笑)素晴しい作品でしたよね〜

2010/6/29(火) 午後 9:11 ひかり

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いや〜、これいいですよね。
どんなメッセージが込められてるんだろう、って勘繰りたくなっちゃうと言うか。
仲代達矢の存在感はもう、凄かったですね。 TB、させてくださいませ。^^

2011/5/14(土) 午後 10:59 サムソン

サムソンさん>ですよね〜これ素直によかったです。
仲代さんの存在感凄かった!
正直怖かったです。

2011/5/15(日) 午後 2:44 ひかり

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