お気楽主婦のはっぴいでぃ

ある過去の行方、チョコレートドーナツ、ブルージャスミン、良かったです。中でもある過去の行方が秀逸。

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みなさんこんにちは
 
 みなさんに読んで欲しい童話を書いたんですが、素人ですので、
発表の場があり
ません。
 
 ブログ仲間の応援を頂き、このブログを発表の場として選ばせていただきました。
 
 多くのみなさんに読んでいただきたいので、どうか転載をよろしくお願いいたします。
 
 本文下の傑作ボタンの隣の転載ボタンを押すと、みなさんのブログに取り込まれ、
                                          お持ち帰り(保存)することができます。
 
 「おおぞらだいすき」がタイトルですので、大空が好きな方には特に読んで欲しいです。
 
図々しいお願いですが、 
転載は無理でも気に入っていただけたら傑作ボタンを頂けたら嬉しいです。                                                                                 作者:イチロー          
 
題名のイラストは、Tsugumiさんに書いて頂きました。
                                       Tsugumiさん、素敵なイラストをありがとうございます。


おおぞらだいすき
イメージ 1
                            
 
 
 今日の大空は輝く青空です。
 
 輝く青空はどこまで続いているか知ってますか。
               私は知っています。
 輝く青空の上はどうなっているか知ってますか。
               私は知っています。
 
  なぜって、大空を飛び回るのが大好きだから、
 特に今日のように青空がいっぱいの時は、思いっき
り息を吸い込んで、吐き出すことができます。
 安心して空を飛ぶことができます。
 
 こんな日は、いつも以上にワクワクしてきます。
 今日の青空の向こうはどうなっているのだろう。
 今日の青空の上はどうなっているのだろう。
 
 食事をしてお腹がいっぱいになったし、そろそろ飛
び立つ時間がきたようです。
 今日は、どんな風に出会い。どんな雲に出会うんだ
ろうか。風も雲も優しいといいな。
 だって、歳を取ってしまい空を飛ぶのは今日が最後
なのだもの。
 
 私は、体が重いので飛び立つまでが大変です。一生
懸命に走って、スピードを付けなければなりません。
 
 飛び立つ時間がきました。
 重い体に鞭を打って、走ります。スピードが足りな
いので、もっと走ります。ゼイゼイと息が切れてきた
けど走ります。そろそろ、飛び立てるスピードになっ
たようです。
 
 心の中で「エイヤー」とかけ声かけて、舞い上がりました。
 飛んでしまえば大空は私のものです。
 
 グングンと高度を上げます。みるみる地上の人も車
も小さくなります。
 
 青空の上の終わりに向かって高度を上げます。
 青空はもう青空ではありません。
 青から藍色へと変化し、そして黒くなっていきます。
そう、青空の上には真っ黒な宇宙という空間が無限
に広がっているのです。
 
 私は青空の終わりの宇宙には行けません。宇宙には
私が呼吸できる空気がないからです。
 
 そう言えば、私の名前を言うのを忘れていました。
私の名前はジャンボ。
正式にはB747っていいます。
初めて空を飛んだのは、今から40年以上前のことで
す。
 みんなは私のことを年寄りって言うけど、若いもの
に飛ぶ速さだって距離だって少ししか負けていません。
 そろそろ、高度を上げるのは終わりになったようで
す。
 今日が最後の大空ですから、もう少し高いところ
に行ってみたかったけど、わがままは言いません。
 最後まで堂々と飛ぼうと思います。
 
 みんなは私のことを大飯くらいだと言います。確か
に若いものより、いっぱい食べないと飛ぶことができ
ません。
 
 高い高い山を越えました。山の向こうは真っ白な雲
の海がどこまでも続きます。
 いつ見ても美しい景色です。
 でもこの美しい景色を見るのもこれが最後です。
 
 そろそろ、高度を下げなければなりません。
 そうです。最後のフライトが終わろうとしています。
さっきまで、ずっとずっと下にあった雲の海が、
                 どんどん近づいてきます。
雲の海の底に沈没してしまうような錯覚に襲われます。
よく考えれば、二度と雲の海の上に出られないのだか
ら沈没と同じかも知れません。もっともっと空を飛んで
いたかったです。
 
 みんなは私のことをボロくて危険だと言います。確
かに年をいっぱい重ねましたが、整備士の人たちが、
私をいつでも凛々しい姿に保ってくれました。
 
 最後の着陸の瞬間が迫ってきました。着陸は、何十
回、何百回、何千回、何万回繰り返しても緊張します。
離陸は何回でもやり直すことができます。でも、一度
飛び立ってしまったら、いつかは着陸しなければなり
ません。着陸をやめることはできないのです。
 緊張していても堂々と最後の着陸をしていようと思
います。
 今日の風はとっても優しく、正面から吹いてくれて
います。この風に抱きかかえられるようにフワッと着
陸することができました。
 
 何十回、何百回、何千回、何万回の着陸を繰り返し
たことでしょう。たった一回の失敗をすることもなく、
最後の着陸ができました。
 
 何十回、何百回、何千回、何万回のフライトで、多
くの出会いと喜びと悲しみを運びました。楽しいこと
哀しいことを全て受け止めてくれたのが大空でした。
  「おおぞらだいすき。」
 
 私は、ジュラルミンという鉄でできているので、
ジュラルミンの鉄くずに生まれ変わるらしいです。鉄
くずに生まれ変わるのは、痛いのかなあ。
 ちょっと不安だけど私は平気です。だって、何十回、
何百回、何千回、何万回のフライトで、多くの出会い
と喜びと悲しみを運び、みんなの心の中に生き続ける
はずだから、、、、、、
                         おわり
 
 それから何年の月日が流れたことでしょう。
 
そして、、、、、、、、
「私の名前は、まだありません。正式にはB7×7っ
ていいます。」最新鋭の飛行機です。
                 今日が初フライトです。

 

転載元転載元: 人生を楽しくする方法

閉じる コメント(10)

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ひかりさん 転載をありがとうございます。

40年もお世話になったジャンボジェットが日本の航空会社から消えようとしているので、今までの感謝を込めて書きたくなったんです。

もし、読んで気に入っていただけた方がいましたら、転載元に戻り、再転載をよろしくお願いいたします。

なんだか、いろいろな方に読んでいただき嬉しいです。

2010/10/14(木) 午前 7:23 いちろう

アバター

ひかりさん転載ありがとうございます。
私もうれしいです。
ポチ!

2010/10/14(木) 午前 7:25 Tsugumi

イチローさん>いえいえ〜こちらこそ〜
え〜そういう意味があったのですね。
JALの友人にもそう言う風に付け加えて読んでもらいますね。
機関士の方に読んでもらえるといいのですが・・・

2010/10/14(木) 午前 10:16 ひかり

tsugumiさん>いいえ〜たまたま記事を読んでいたらジャンボの事だったので・・・
友人もボーイングの飛行機の担当なので親しみが持てたんですよ。
つぐみさんの絵もとっても素敵で本に出来たらいいですね〜
JALの広報紙とかにのせれたらいいですね。

2010/10/14(木) 午前 10:18 ひかり

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なるほど。飛行機の気持ちってほんとうにこんな感じなのかも、と思わせてくれる作品でした。
創作出来る人って凄いですねぇ。
気持ちがほこっとなりました。

2010/10/14(木) 午前 11:42 あこまる

あこちゃん>そうですよね〜私も読んだ時そう思っちゃいました。
とっても愛があふれる作品ですよね。

2010/10/17(日) 午後 4:13 ひかり

わたしも何度もお世話になりました。そうなんだよなあ。飛行機事故って1回あるとすごいニュースになるけど、大多数の飛行機は1度も事故を起こさずに何十年も飛んでるんだよね。長い間お疲れさまでした。

2010/10/17(日) 午後 5:46 無印良馬

へへへ、わすれてらー。

2010/10/19(火) 午後 10:08 無印良馬

無印さん>見つけました〜
そうですよね〜無事故はニュースにならないですよね。
そうならない為にキャプテンや、整備士さんみんなの力で飛んでいるんですがついつい忘れちゃいますよね。

2010/10/21(木) 午後 9:16 ひかり

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無印さん>忘れてないもん。

2010/10/21(木) 午後 9:17 ひかり

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