お気楽主婦のはっぴいでぃ

ある過去の行方、チョコレートドーナツ、ブルージャスミン、良かったです。中でもある過去の行方が秀逸。

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2010年・デンマーク・スウェーデン
 
デンマークで暮らす少年エリアスは学校でいじめられる日々が続き、医師としてアフリカの難民キャンプに赴任している父アントンの存在だけが心の頼りだった。そんなある日、転校生クリスチャンがエリアスをいじめから守ったことで、2人は親交を深めていく。一方、アフリカにいるアントンは自身の離婚問題や、ひん死の患者たちの存在に苦悩していたが、そんな彼の前に子どもや妊婦までも手にかける悪党が現れ……。「アフター・ウェディング」のスサンネ・ビア監督が、暴力や憎しみに満ちた世界の中でも希望を見出していく人々の姿を描いたドラマ。第83回米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した。〜映画comより
 
イメージ 1
 
(この映像映画中盤で出てくるんですがと〜〜〜っても美しいです)
 
今年1番決定!!!
 
一言素晴しかったです。
 
脚本も素晴らしい!映像もと〜〜〜っても美しいし音楽も良かったです!
完璧だと・・・
 もう一度みたいと思います。
 
好きな俳優さんもイケメンさんも出ていないんですがほんと良かった〜〜〜
 
上映館は少ないですが、これは騙されたと思ってぜひ皆さん観に行かれて欲しい作品ですね。
日比谷シャンテ、新宿武蔵野館、シネマアライズでしておりますので良かったら行かれて下さいませ。
 
どなたがご覧になられても感動したり、考えさせられたりするのではないでしょうか。
 
作品のテーマは【赦しと復讐】
子どもたちのいじめや家族の溝の事、父親を殴った男への復讐心を抱く子どもたち、
そして離れたアフリカの難民キャンプでは部族間抗争と、場所、規模こそ違うけれどそれぞれの憎しみの連鎖、そして赦しというテーマが描かれてます。
 
 
ある日エリアスは転校生のクリスチャンにいじめの仲間から助けてもらいます。
ただその助け方がちょっと過激。
クリスチャンとっても賢くいい子のように見えるのですが
クリスチャンはクリスチャンでお母さんを癌で亡くしたばかりで、お父さんの仕事の関係で転校が多いようで父親との問題など心に闇を抱えているんですね。
 
『いじめられたらちゃんと仕返しをしないとまたいじめられるから』って・・・ナイフまで出して相手の男の子に過剰な仕返しをします。
エリアスはちょっとその過激さに少し戸惑いながらも、今までずっといじめられてきたし友達がいなかったのでとっても嬉しかったんですね。
そしてこの時クリスチャンからもらったナイフは「友情のあかし」だったのではないでしょうか?
エリアスはクリスチャンの本質を分かっていたのかもしれませんね。
 
ある日アントンと子供達とクリスチャンとで港にいた時、つまらないことでデンマーク人の男性にいちゃもんをつけられてお父さんが殴られてしまいます。
子供達はどうして仕返ししないのか。警察にいったほうがいいとお父さんに言いますが
平和主義者の父親は「警察にも言わないしああいう事をする人間は馬鹿なんだ」って子供達に説明するんですね。
そしてそれは怖いからでも何でもなく、された事に仕返しをするからこそ戦争が起こるのであって、許さなければならないっていうようなことを子供達に説明をするんですね。
 この時クリスチャンにはこの話を理解する事ができすこの復讐劇は思わぬ大きな事件へと発展してしまいます。
 
所変わってエリアスのお父さんはお医者様でアフリカ難民キャンプで部族抗争で傷ついた人たちを助けています。
そこでも力の強いものたちが弱い妊婦や子供たちなどを意味もなく傷つけてます。
ある日その悪のボスがけがをしてきたのですが、キャンプの看護師含めみんなが助けることはないと言うのですがエリアスのお父さんはその悪いボスを傷の手当てをして助けてあげます。
その時みんなが「どうして助けるのか?」と問うのですが
「目の前でけがをしてる人がいるから助ける。ただそれだけだ」みたいな事を言ってたのですが
ある日そのボスがキャンプで暴言を吐いた時に「出ていけ」とつい怒鳴ってしまうのです。
そして丸腰のそのボスをその周りにいた人々がいじめるのですが何もしないでみていました。
子供達の前では復讐はいけないと教えたのにとそういう自分と葛藤するんですね。
 
エリアスの両親もまた離婚問題で悩んでもいます。
二人とも愛し合ってるのですがアントンの過ちで二人は悩んでいるんですね。
これも奥さんが許せるか許せないか・・・
 
クリスチャンのお父さんも奥様をがんで亡くしてしまい寂しい思いも、そして自分にうち解けない息子ににもどうしていいのか悩んでもがいています。
これは成長期に良くある親子の葛藤でもあると思うのですがこれは子供の資質、ナイーブさがネックとなのでしょう。
そんな行き違いからクリスチャンとエリアスはとんでもない事件を起こしてしまうのですが
このあたりももう脚本の上手さに感嘆です。ハラハラドキドキもしてしまいます。
 
一人一人を丁寧に描がき、それぞれの苦しみが痛いほどヒシヒシとつたわり何度も涙してしまいました。
 
 「復讐はすべき」と信じてたけど、
クリスチャンは自分の罪を許されて初めて「許す事」をしりました。
人は愛を与えられると愛で答える事が出来るんですよね。
 
テーマの復讐と赦し・・・赦す事は本当に難しい事です。
理想通りにいかないですよね。それでも赦す事が出来るのならそれは希望に繋がるんですよね。
 
ほんと素晴らしいラストにに監督にただただ感心するばかり・・・
こんな難しいテーマの答えを実に上手く表現していたのではないでしょうか。
 
そして素晴らしい映像も忘れてはなりませんね。
ほんとこれは観て頂かないとなんって説明したらいいのでしょう。
光の使い方も素晴らしかったです。
アフリカの映像も素晴しい〜
そそ忘れてならないのがアフリカの場面で流れる子供達の無邪気な姿です。
部族抗争でどんなに辛くても子供達の無邪気さはどこの国に行っても変わりません。
 
「未来を生きる君たちへ」・・・復讐程愚かな物はない。大人が正しい背中を見せ生きて行かなければならない・・・
大人は今自分たちが今何をしなければならないのか、そして子供達を未来のために少しでも守れるなら・・・と考えさせられた作品でした。
 
これは学校で子供達に見せたい作品でもありますね。
小学生では理解できないかもしれませんが少なくても高校生なら分かるのではないでしょうか。
 
う=ん スサンネ・ピア監督凄いとは思っていましたが・・・
とっても素敵な作品にとっても感動満足した作品でした。
 
 
あ〜もうこれはぜひぜひご覧頂けたらと思います♪
 
 
 
 
 
 

 

閉じる コメント(36)

・こんなん撮ってみました・・・。トラバさせて頂きますね・・・。

2011/8/19(金) 午後 0:23 imanam

なみちゃん>お〜お邪魔させていただきました。
子供達のために・・・頑張らないとです!

2011/8/19(金) 午後 3:41 ひかり

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お〜〜大絶賛ですね!
これは見応えのある映画でしたね〜
大人の気持ちと子どもの気持ち、赦すか赦せないかなど、考えさせられる事がたくさんありました。
そそ、脚本が上手いですよね。それぞれの気持ちをきちんと表現しながら、違う地で起こっていることを自然につなげて見事でした。
さすが外国語映画賞受賞作ですよね。
TBさせてくださいね♪

2011/8/19(金) 午後 9:40 choro

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はじめまして。(^O^)
昨日、映画館で鑑賞してきました。
私も、今年のベスト1かもですよ〜。
深くて繊細な映像、心のひだにグググっと突き刺さってくるようでした。
ものすごく本質的な問題ですよね。
観終わった後も、いろいろ考えさせられました。
私もたくさんの人に観てほしいな〜と思います。

2011/8/22(月) 午後 8:01 [ わかめ ]

choroさん>は〜い!
これはとってもバランスがとれたすばらしい作品でしたよね〜
大好きなタイプの作品です。
映像も綺麗でしたし…さすがオスカー外国語映画賞でした。
TBありがとうございます。

2011/8/22(月) 午後 9:30 ひかり

わかめさん>初めまして。
お〜ベスト1ですか?ですよね〜それぐらい私もお気に入りです。
そう観終わってからもかんがえさせられる作品でしたね。
これは子供達に観て欲しい作品だと私は思いました。

2011/8/22(月) 午後 9:33 ひかり

おお〜今年ナンバー1ですか!でも、それも分かるなあ。ほんとに「自分ならどうするか」をひしひしと考えさせてくれる作品で、がっつり心に響きました。復讐と赦し。頭では分かっていてもこれほど難しいことは無いですね。日常を描きながら、戦争についてやその中の人々の感情にとても考えさせられました。レビューほんとたまってるんですけど、これもその一つ^^;書いたらまた来ます!

2011/8/23(火) 午前 0:00 + kuroneko +

くろねこちゃん>はい!これは決まりました。
内容もさることながら一人一人がよく描かれていて感情移入が凄くできちゃったんですよ。
そそ日常と戦争が同じ目線で描かれてたり…ほんと巧いですよね。
好きな作品です。記事楽しみにしてますね。

2011/9/1(木) 午後 4:06 ひかり

うんうん。これは本当にすばらしかった。
あ、音楽のこと書き忘れたけど、あのコロコロと鈴が転がるような・・
うーん表現が思い浮かばないんだけど、あれが美しく、途中はさびしく、そして最後には本当に心地よく心の中を転がってくれました。
みんなに観てほしい作品でしたね。TBさせてくださいね。

2011/9/2(金) 午後 1:27 pu-ko

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ようやく見てきました。
うんうん・・確かにこれは完璧!
アフリカの戦地と学校での子供。
かけ離れてるようですが、根は一緒でした。
人<は愛を与えられると愛で答える事が出来る
まさにそうですね。
TBさせてくださいね。

2011/9/8(木) 午後 5:50 car*ou*he*ak

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非常に素晴らしい作品でした。
素晴らしい内容と映像・・・監督の力にビックリです!
心に響く、良作でした。
トラバお願いします。

2011/9/8(木) 午後 10:52 mini_dragon

pu-koさん>ですよね〜私これ好きです。
あっ!確かにころころ鈴が転がるような…でした。
そうですね。まさに心の中で転がってくれました。
みんなにみて欲しいですよね〜

2011/9/9(金) 午後 10:20 ひかり

カルさん>ご覧になられました〜
そうなんですね〜場所や人は違っていても根は一緒でしたね。
映像や音楽も素敵〜

2011/9/9(金) 午後 10:26 ひかり

ミニドラゴンさん>ですよね〜
もうほんと素晴らしくて・・・すべて良かったですよね〜
そそ心にも響きました。

2011/9/9(金) 午後 10:27 ひかり

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遅ればせながら観てまいりました。
深い深い作品でした。
復讐と赦し・・・人が生きていくうえでの永遠のテーマですね。
この邦題のついた意味が判るような気がしました。
TBお願いします☆

2011/9/22(木) 午後 10:30 やっくるママ

やっくるママ>ですよね〜ほんと巧い作りになって・・・
難しいテーマをほんと巧く表現してました。
そうこの邦題良かったですよね。
TBありがとうございます。

2011/9/23(金) 午後 6:31 ひかり

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人間は結局どうしようもない生き物なんだけど、どうしようもないなりにいい方向へ向かう努力を惜しんではいけないという映画だったように思います。復讐がいけなくて、泣き寝入りがいいことかと言われたとき、「それはいけない」ときっぱりと言えないところがあります。だって、世の中、泣き寝入りしている人がいっぱいいますもの。それを「赦す」という言葉で置き換えていいものかなあって考えさせられました。TBさせてください。

2012/6/28(木) 午後 9:31 [ einhorn2233 ]

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今頃ですがやっと見ました。

>クリスチャンは自分の罪を許されて初めて「許す事」をしりました。
人は愛を与えられると愛で答える事が出来るんですよね。

すばらしコメントですね!
私は感想にあまりクリスチャンのことは書かなかったのですが、どちらかというと、クリスチャンのような考え方がよくわかるタイプなので、違和感覚えなかったんですよね。わりと攻撃的な思考回路ナ物で。。。(-_-;)

いい作品でしたよね。スザンネ・ビア監督は本当にいつも素晴らしい物語を撮ります。そして、観る者に問いかけて考えさせるけれど、鑑賞者を追い詰めず、救いを与えてくれる。
TBこちらからもお願いします。

2012/6/29(金) 午前 10:32 オネム

einhorn2233 さん>しうなんですよ〜それなりに努力していい方向に行くように子供達に教えなければならないんですよね。
その気持ちわかります。
簡単には泣き寝入りしてる事になっとくできない事もありますよね。
難しい〜TBありがとうございます。

2012/7/1(日) 午後 5:31 ひかり

onemuさん>わたしもクリスチャンはクリスチャンの思いがあったことなんとなくわかりました。素直じゃないから・・・損しちゃうタイプですよね。わたしも攻撃的な部分もありますよ〜(笑)
ほんとそうなんですよ〜観賞者を追い詰めてない!
すべて正しいことばかりでまとめてないところが素晴らしいと思いました。TBありがとうございます。

2012/7/1(日) 午後 5:34 ひかり

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