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一昔前、派遣技術者は、渡り職人でした。仕事は正社員よりはるかにできる方たちは多かったです。現代でも、杜氏とか宮大工とか、組織に拘束されない技術集団はいますし、尊敬もされています。
江戸時代には農民と武士と僧侶などを除く大多数の庶民は、一応組織(お店とか親方とか)に属してはいても、技術か能力をもっていて、有能であればそこそこの生活はできました。
いま、大企業から中小企業まで派遣労働者なしでは機能しません。政治家がかんがえているよりも、変化は大きいです。設計とかIT企業などの知的創造の分野でも派遣技術者なしでは、業務は廻りません。一方、この世界では、正社員と派遣とが厳に区別されて存在しています。
この現実では、派遣技術者は単に賃金の安い労働者としてしか存在していません。派遣技術者は単なるマンパワーでしかないし、そこには創造する喜びを共有することはありません。
ものづくりの現場でも、同じ状況です。いまは、70歳ぐらいの年代の仕事しかしらない、「仕事が命」の世代がいますから、企業は有能な技能者を格安で使用できます。
しかし、この状況は後数年しかもたないと感じています。正社員もものづくりの現場を知りませんし、その余裕もないです。そして、一番の問題は正社員(若い世代)が派遣労働者に対して共同作業者としての敬意を持っていないことです。
トヨタが期間工のかたたちを正規従業員に転換させています。また、リタイアする世代を社内で先生とし、若手への技能伝承に力をいれています。ですが、これはトヨタだからできることで、日本国全体からみれば、少なくても製造業の世界では、技術は未来にむけて進めていけるのか、疑問です。
英国みたいに、金融業でいきていく国になるのか、それは出来ないように思います。英国のように世界規模でのnet workを日本国はもっていません。このままですと、日本国の未来はあるのかと思います。
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本当に、今の日本は憂いうる事が多いです。ある一握りの人間が地位と金をにぎり、その下で働く多くの者を思いやることを考える。それが上に立つ者の必要条件である。それさえ判らない二世経営者、日本の政治家が多いからと思われます。
2008/6/13(金) 午後 5:18 [ sora21 ]
人の信頼関係が崩壊してしまったので
立て直すのが難しいでしょうね
国が手本示さなくてはいけないのに、悪い手本になっています。
2008/6/15(日) 午後 8:26