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みなさま、おはようございます!
さあ、今日のジョセフ・アディソンの言葉はちょっと長いですが、行ってみましょう!
"I do not believe that sheer suffering teaches. If suffering alone taught, all the world would be wise, since everyone suffers. To suffering must be added mourning, understanding, patience, love, openenss and willingness to remain vulnerable." (Joseph Addison)
「私は、純粋な苦しみが、それだけで人を教えるとは思わない。もしそうなら、世の中すべての人が賢人
であるはずだ、というのも、世の中すべての人が苦しみを経験するものだから。苦しみがその人の成長に
つながるためには、その苦しみに、悲嘆、理解、忍耐、愛、オープンであること、そして、そんな苦しみ
にもかかわらず、なお傷つきやすい感受性を維持しようという気持ちが加わらねばならない。」 (まこりん訳)
うーん、奥の深いことばですね。
「Suffering」(=苦しみ)については確かにすべての人が何らかの形で経験するものだと思い
ますが、苦労を通してすてきに輝く人になる場合と、心がかたくなになって意地悪な人になる場合がある
のは、周囲の人を見ていてもわかります。
今回のジョセフ・アディソンの言葉の中で、私の目を引いたのは「Willingness to
remain vulnerable」の箇所です。
ふつう、「Vulnerable」という言葉は、「傷つきやすい」とか「影響を受けやすい」とか、
心の弱さを示唆するような含みがあって、アメリカではややネガティブな意味合いが強いように思うの
ですが、英国人のジョセフ・アディソンは、あえてそんなみずみずしい心を持ち続けることが大切という
ふうに書いています。
アメリカは「なんでもすべてコントロール下におくこと」が美徳とされるような国だと思いますが、
そんな文化の中にあって、ジョセフ・アディソンのこの言葉はひときわ新鮮に映りました。
*ジョセフ・アディソン(1672〜1719)=英国の政治家、文筆家。
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