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ムンドゥ寺院の境内に大きなガジュマルの木があります。 ジョクジャカルタで一番大きなガジュマルだそうです。 大きいでしょう。 ガジュマルの木の中に入って外を見てみました。 ガジュマルの木から降りてくる枝というか根っこというのか、これは半端なものではありません。 もう少し近づいてみました。 境内には、パパイヤの木もありましたよ。 これでバリ島の記事はおしまいです。 全部で55話になってしまいました。 長々とお付き合いいただいてありがとうございました。 ブログの記事と写真を使って、アルバムを作っています。
今年は100ページほどのアルバムになりそうです。 |
結婚31年目の旅行
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パウォン寺院からさらに1.5km程離れたところに、ムンドゥ寺院があります。この寺院も、8世紀後半から9世紀前半に建立された仏教寺院で、とても大きな寺院です。 正面からの寺院です。 ムンドゥ寺院の外壁には観世音菩薩などのレリーフが刻まれ、基壇部分にはたくさんの仏教説話のレリーフがあります。 ズームアップしてみました。 寺院内部には高さ3mほどのお釈迦様の石像が安置されています。でも、この仏様、両足をちょっと広げた形で、あそこがちょっと見えそうでした。日本では、こんな大胆な仏様はないですよね。暑いところなので、こんなお姿になるのでしょうか。 右手には文殊菩薩が控えています。 左手の観世音菩薩です。 この寺院の天井もすごいですね。どうして1300年もの間、崩れずにあるのでしょうか。すごい技術ですね。 |
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ボロブドゥ−ル寺院から東に1.5km程行った所にパウォン寺院があります。 ちょっとした村の中にある寺院のようですが、これもボロブドォール寺院群の一つです。 高さ12mほどの小さな寺院ですが、中に入ってみました。やはり、この石の構造すごいですね。どうして崩れないのか不思議です。 外壁面に彫られたレリーフは彫りが深く見事なものです。吉祥の樹木と天人のレリーフだそうです。どうも日本の羽衣伝説の話とよく似ていました。昔々、インドから伝わった話が、中国を通じて日本に伝わり、もう一方で、インドシナからインドネシアに伝わっているって、素敵なlことですね。 |
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ボロブドゥールは、その形状から世界最大級のストゥーパ(仏塔)と言われています。ストゥーパとは、釈迦の遺骨や遺物などをおさめた建造物で、ボロブドゥールは、さらに内部にも多数のストゥーパを有する特異な構造を呈しています。 ストゥーパとは、日本の卒塔婆(そとば・そとうば)と同じ語源の言葉のようで、日本では、木の板の供養塔ですが、やはり、インドから伝わってきた仏教だって気がしますね。 ストゥーパがある最上界の無色界(欲望も物質的条件も超越し、ただ精神作用にのみ住む世界)にはお釈迦様がおられます。 ストゥーパは全部で72あるようで、頂上にはひときわ大きいストゥーパがあります。それぞれのストゥーパには仏像が安置されているのですが、一番上のストゥーパには仏様はいません。これは、大乗仏教の真髄である「空」の思想を強調していると言われています。やはり、仏教の真髄は「無」なのですね。 ストゥーパに近づいてみました。一辺23cm大の石のブロックを目透かし格子状に積み上げて、中の仏像を拝することができるようになっていいます。漆喰などの接着剤の類は一切用いられていないそうです。 ストゥーパの中の仏様をそっと覗いてみました。なんだか、ニヤッとされたようです。 このストゥーパの中の仏様の腕に触ると願い事がかなうようです。 子どもたちがおそるおそる手を入れていました。 もちろん私も仏様の腕に、いっぱいのお願いをしてきましたよ。
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ボロブドゥール遺跡は、5層の方形壇の縁は壁になっていて、各層に幅2mの露天の回廊がめぐらされ、方形壇の四面中央には階段が設けられており、円形壇まで登れるようになっています。この5層の方形壇は、大きく分けて、人間のいる欲界、その上は神と人間が触れあう世界である色界、さらに、その上部が神のいる無色界の3つに区分されています。 そして、それぞれの回廊にはレリーフ像があり、欲界=欲望にあふれ、罪悪に満ちた世界から、色界=禅定に達した世界へと移っていくものとされ、悟りをめざす菩薩の修行 を表現しているといわれています。この回廊を回ることにより、自ずと悟りを開くことができるというわけです。 ということで、ボロブドゥール寺院は、何のために造られたのかということは、今だ謎のことが多いのですが、日本のようなお寺というような性格ではなく、悟りを開く場として造られたのではないでしょうか。 俗界は、「淫欲と食欲の2つの欲望にとらわれた有情の住む処」です。 様々な人間の欲がレリーフ像に表現されています。 おしゃべりという欲のレリーフです。やはり、おしゃべりには女性が出てきます。 お酒という欲のレリーフです。 色欲というレリーフです。 この俗界のレリーフが刺激的だったのでしょうか。発見された時には、石によって隠されていたようです。現在、多くは調査が終わって再び隠されていますが、その一部の石が取り除かれて公開されています。その取り除いた石の置き場です。 色界は、「欲界の2つの欲望は超越したが、物質的条件(色)にとらわれた有情が住む世界」の表現です。全てのレリーフの説明を聞いていると、どれだけ時間があっても足りません。なにせ、全てで1460面あるというのですから。色界にでは、お釈迦様の誕生前後のレリーフのみを説明してもらいました。 お釈迦様の母親、摩邪夫人の夢見のレリーフです。摩邪夫人は天国から降りてきた白象が自分の膝に入る夢を見たそうです。 摩邪夫人は、王にそのことを報告します。 摩邪夫人の懐妊を知った人々がお祝いに駆けつけます。 摩邪夫人は出産のために田舎に帰ります。 摩邪夫人はお釈迦様を出産した後、亡くなってしまいます。王とお釈迦様です。 こんな風に、お釈迦様をめぐる様々な物語がレリーフで語られています。
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